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Hennessey Venom F5(1600hp、最高速483km/h 世界最速に挑む) [車、カーデザイン、ミニカー]

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昨年発表された最高速の世界記録を狙うヘネシー社の新モデル、ヴェノムF5。
ブガッティ・シロン、ケーニグセグなどと真っ向勝負という事になるようですが、少なくともパッと見、
それもフロントビューに限ってはこれらの中で一番まともというか自分の好みに近いように思えます。

なぜ最高速をめざすのか ヘネシー社、ブガッティ/ケーニグセグとどう戦う?  2018.07.01
https://www.autocar.jp/news/2018/07/01/293197/

【SEMA 2017】ヘネシーが新型ハイパーカー F5 を発表…1600hp、最高速483km/h  2017年11月2日
https://response.jp/article/2017/11/02/302033.html

【SEMA2017】最高速度484km/h、最高出力1600馬力! ヘネシーが新型ハイパーカー「ヴェノム F5」を初公開  2017年11月04日
https://jp.autoblog.com/2017/11/04/301-mph-1-600-hp-hennessey-venom-f5-details-emerge/

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ただ、このリヤビューは…、あくまで個人的にはですが、どうにも洗練されているとは言い難いし、
カッコイイとも思えない。もっと言うと、素人っぽいというか、おもちゃっぽいというか…、
狙いはわからないでもないですが、色々残念…。


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気になりだすと他にもいろいろ気になってきて、たとえばフロントの普通はラジエーターグリルとかが
あるところの奥、ただの塗り面で軽く驚きます。しかも2本の黒い縦桟みたいな出っ張りは別パーツでも
なくて塗り分けっぽく見えます。 この作り方、仕上げは無いんじゃないか…。
この固体自体はモックアップと思われる(ウインドーグラスが真っ黒で中が見えない、ということは
インテリアはまだ作っていないと思われます)ので、全てのディティールまでランニングモデルと同じ
作りこみでなくてもいいと思いますが、そうだとしても、せめてここは網でも張って内部をブラック
アウトするとかしてくれればいいのに、そう思ってしまいます。

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上の2枚の写真を見るとサイドウインドーの周囲との段差も気になります。Aピラーからルーフ側に
かけての段差が結構あって、それもリヤクォーターウインドーとつながるあたりで段差が徐々に変化して
いっています。
リヤクォーターウインドー(?)と接するところでも妙な段差があってスムーズにつながっていない。
何でこういうことになっているのか? もしかしたらデザインモデルではある程度フラッシュサー
フェイスになるように作っていたのだが、そこに昇降するサイドウインドーをレイアウトしようとしたら、
そのままの曲面ではうまくいかないことがわかって、でももう時間がないので強引に何とかそれらしく
見えるように何とかまとめた…、という事なのかもしれませんが、そうだとすれば単純に設計段階での
検討不足だったということだし、それならモックアップのうちはこんなことしないで(その種の設計要件
は次のステップで反映するとして)、きれいに面がつながるようにしておいても良かったのではないかと
思うのですが…。


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インテリアのレンダリングを見ると、これは3D CGにもなっていない、2次元の絵であろうことが
わかります。インテリアは基本的にエクステリアが完成した後でないと作りこめないのですが、
甘く考えられている事が多くて、まともにデザイン、設計しようとすると非常に手間がかかる作業で
あるにもかかわらず、そのための望ましい状況が作れない(時間も人も足りない)事が多々あります。
ありがちなことなのですが、このモデルもそういうことになっているのではないかな…と想像されます。

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目標とする最高速を実現するにはタイヤの問題もあって、それはそんなに簡単なものではないと
思いますが、そういう目標を持ってこういうことをやっているということ自体が大したものだと
思います。また、同社としては今回のこのモデルが完全に一からデザインした最初のモデルになると
思いますので(以前のモデルはロータスの大幅改造版といえるようなものだった)、まだ色々と詰めて
いかなければいけないところがあるであろうことは容易に想像できます。ですので批判的な気持ちでは
なく、応援するような暖かい目で見守っていきたいです。





ランニングプロトになったらもう少し洗練されますように…。






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