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Web会議に杏も参加 [Web、CG、スケッチ、デジタルモデリング、仕事]

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今日はあるクライアントとWeb会議を行った。
会議が始まる少し前から寒がりの杏(あん:シャム系の雑種猫)がオレサマの懐に入ってきて
いたのでそのまま杏も参加。

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会議中、懐の中から鋭い意見や指示をオレサマに飛ばす杏。
うちのクリエイティブディレクターは仕事が出来て自身にもまわりにも厳しい。

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会議の内容は超少数生産車(これまでに数台生産販売されたのみ、大変高価)の、
ある特殊な機構設計の依頼。
機構自体はそう難しいものではないが、製作方法、信頼性、コスト、最終的な見映え、
そして何よりクライアントが気に入ってくれるかどうか…、それらを満たすための
方法を何通りも検討しなければならなくて、実際の設計作業に入る前の準備やら
事前検討にかなり時間がかかりそう。

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そうはいってもあまり時間をかけるわけにもいかないので、
ここはうちが誇るクリエイティブディレクター達、
杏、凜、寧々(みんな猫)などの力も借りなければならない。


バリバリ仕事して、そしてまた杏や凜や小次郎と寝る。
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ウクライナの発電所などを狙ったロシアの攻撃で停電を余儀なくされ、
冬の寒さが軍にも市民にも厳しいと思います。まだまだ各国からの支援が
必要です。
ウクライナがロシアを追い出して勝利して、全ての領土をとり戻し、
ロシアにきっちり賠償させて、平和を取り戻せるまで応援したいです。

We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.







猫が懐にいると動きにくいけど暖かくていい。幸せな気持ちになる…。



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透視画像第2弾以降のひとつ、大型クーペ決定アングル [Web、CG、スケッチ、デジタルモデリング、仕事]

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10月に2度ほど取り上げていた準備中の透視画像の第2弾以降のひとつ、
比較的大型のスポーツクーペの決定アングル。最も使い勝手のいいと思われる
やや俯瞰気味のフロントクォータービュー。
これからレンダリング、合成して、いわゆるおすすめ状態のフォトショップファイル
を作り、それを構成するPNGファイル、サンプル用JPGファイルにロゴを入れたもの
を作って…ようやく準備完了となる。
通常の仕事の合間ですすめるのでなかなか一気に進まないが、全体的にまとまるまで
あともう少しというところ。

最初の時にも書いたが、この車の基本構成は縦置きV6エンジン、FR、ハイブリッド、
2+2シーターで、主要寸法は 全長:4,760mm、全幅:1,996mm、全高:1,268mm、
ホイールベース:2,760mm このディメンジョンは既存の車で言うと、LEXUS LCや
Ferrari Roma などが近く、ジャガー F-type クーペ や日産フェアレディZなどより少し
長くて大きい。
どれもたくさん売れるものではないと思うが、この手のクーペは印象的で魅力的。
それぞれのブランドのイメージリーダーとして、なくさずに存在し続けてほしいと思う。



ボディをほとんど透過させてみたシャシーとインテリアのステアリング、シートなど。
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シャシーだけにしたもの。
Ash017_20221002_3_chassis+logo+Ukraine.jpg

全部まとめて合成。あくまで簡易合成。
Ash017_20221002_over-up+logo+Ukraine.jpg


これが基本バージョンとなるが、このあとEVバージョンが控えている。ハイブリッド
EVとの違いを明確にするためにBEVなどとも言われる、普通の電気自動車である。
こちらはフロア下一面にバッテリーを大量に搭載したもので、一連の透視画像の
第1弾の4ドアセダン用のものとしてはほぼ出来ていて、まずはそれを仕上げて
ハイブリッドタイプと同時に発表し、その後このクーペ用に修正を加えてまとめる
つもり。

なるべく色々なものに使えるように、なるべく簡単に出来るように…と考えているの
だが、自由度が高いという事と簡単にできるという事は相反することも多くて、それを
どうバランスさせるのがいいか、悩むところでもある。









三毛猫猫_Stand wiyh Ukraine_セイタカアワダチソウ+Ash013_360x640.jpg
ウクライナ軍、ヘルソンを奪還!やった!
この流れ、この勢いを維持して行けますように。
ウクライナからロシア軍を追い出して勝利して、全ての領土をとり戻し、
ロシアにきっちり賠償させて、平和を取り戻せるまで応援したいです。

We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.







自由度と簡単操作、こういうバランスもやはりセンスなんだろうな…。



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大型クーペ 別アングル、リヤクォーター [Web、CG、スケッチ、デジタルモデリング、仕事]

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前回の大型スポーツクーペの別アングル。俯瞰気味のリヤクォータービュー。

ボディをほとんど透過させてみたシャシーとインテリアのステアリング、シートなど。
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前後のシートの背面などがちゃんと表現されていないのは、リヤからのアングルは実際には
使われないと思うので省略しているから。要望があるようであれば形状を相応に作り込んで
再レンダリング、再合成しようと思う。

シャシーだけにしたもの。
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全部まとめて合成。昨日のフロント側同様あくまで簡易合成。
Ash017_20221002_rear_over-up+logo+Ukraine.jpg


アピールしたいパーツによって最適なアングルは違ってきて当然なので、こういったリヤからの
アングルを含め色々な対応が出来るようにしておくのが望ましいが、色々なことを比較検討する
ためには同一のアングルがいいという面もあるので、とりあえずは最も使い勝手の良さそうな
やや俯瞰気味のフロントクォータービュー優先で作業は進めていくつもり。他のアングルは
要望があった時にそれに合わせて対応という事で。

ものによっては真横、真正面、真上などのほうがわかりやすいということもあって、例えば
 ・左右シンメトリカルであることをアピールしたい → 真上や真正面
 ・どれだけ低い位置にあって低重心化に貢献しているか → 真横や真正面、真後ろ
というようなことも普通に考えられる。

そういう事とはまた別にデザインがフロントクォーターよりもリヤクォーターのほうが魅力的…
などという事もあって、そういう場合はフロントクォータービューだけではちょっともったいない
ような気がする…のだが、それはまたほんとうに別の話。




今回アップした画像の下側にある小さなウクライナカラーの画像はこれまで同様に
ウクライナ応援する気持ちを表しています。
このところウクライナの攻勢が目立つようになって、ようやく少し明るい兆しが
見えてきたように思いますが、まだまだ楽観できるようなものではありません。
クリミア半島を含む領土を全て奪還し、ロシアに相応な賠償をさせなければなりません。
ロシアに大義はありません。この戦争の責任は100%ロシアにあります。悪いのはロシアです。
ウクライナは愛する家族を守るため、多大な犠牲を払いながら戦っています。
台湾と中国のことを考えると、日本も決して対岸の火事と思ってはいられません。
世界中の自由な民主主義を守るため、ウクライナを支援し続けていきたいです。
どうかウクライナがロシアに勝利して平和が訪れますように。

We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.







見せなかったらもったいない…、そんな魅力的なリヤビュー、いいな。





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透視画像第2弾以降のひとつ、大型クーペ [Web、CG、スケッチ、デジタルモデリング、仕事]


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全快取り上げた準備中の透視画像の第2弾以降のひとつ、比較的大型のスポーツクーペ。
まだ変更するところもあるかもしれないが基本的にはこのメカニカル/パッケージレイアウト。
縦置きV6エンジン、FR、ハイブリッド、2+2シーターで、寸法は下記の通り。
 全長:4,760mm、全幅:1,996mm、全高:1,268mm、ホイールベース:2,760mm
このディメンジョンは既存の車で言うと、LEXUS LC や Ferrari Roma などが近い。
 LEXUS LC 全長:4,770mm、全幅:1,920mm、全高:1,345mm、ホイールベース:2,870mm
 Ferrari Roma 全長:4,656mm、全幅:1,974mm、全高:1,301mm、ホイールベース:2,670mm

今回の画像は全て作業中のシェーディング状態をスクリーンショットで撮ったものを合成
したもので、レンダリング画像のような質感ではなく、合成も含めてあくまで簡易的なもの。
このアングルも実際には採用しないと思うが、色々なアングルで見て破綻しているように
見えないか(本当に破綻していなくてもそのように見えてはよろしくないので)確認する
意味もあって作ったもので、ほかのアングルでも同様な簡易合成で様子を見ている。


ボディをほとんど透過させてみたシャシーとインテリアのステアリング、シートなど。
Ash017_20221001_2_chassis+interior+logo+Ukraine.jpg


シャシーだけにしたもの。
Ash017_20221001_3_chassis+logo+Ukraine.jpg


全部まとめて合成。あくまで簡易合成。
Ash017_20221001_over-up+logo+Ukraine.jpg


大型クーペは個人的にはとても好きなカテゴリーだが、市場規模はごく限られたものでしかなく、
この一連の透視画像の使用目的からするとあまり必要とされないかもしれない。
それでもこういうものをラインナップに入れておきたいと思うのは、やはり形に花があるから。
パワーユニットがどうあれ、なくなってほしくないカテゴリーだ。






今回アップした画像の下側にある小さなウクライナカラーの画像はこれまで同様に
ウクライナ応援する気持ちを表しています。
このところウクライナの攻勢が目立つようになって、ようやく少し明るい兆しが
見えてきたように思いますが、まだまだ楽観できるようなものではありません。
クリミア半島を含む領土を全て奪還し、ロシアに相応な賠償をさせなければなりません。
ロシアに大義はありません。この戦争の責任は100%ロシアにあります。悪いのはロシアです。
ウクライナは愛する家族を守るため、多大な犠牲を払いながら戦っています。
台湾と中国のことを考えると、日本も決して対岸の火事と思ってはいられません。
世界中の自由な民主主義を守るため、ウクライナを支援し続けていきたいです。
どうかウクライナがロシアに勝利して平和が訪れますように。

We support Ukraine with all our might!
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Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.







美しいクーペ、無くなってほしくない…。




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販売予定で準備中の透視画像第1弾 [Web、CG、スケッチ、デジタルモデリング、仕事]

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販売予定で準備中の透視画像第1弾、そのレンダリング設定がようやく決定…というか
色々やっててもきりがないのでもうこれで一旦良しとして、とりあえずテストレンダリング。
基本アングルは1枚目のこれ、俯瞰気味のフロントクォータービュー。

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2枚目、透視画像としては1枚目の俯瞰気味のフロントクォータービューが
最も使い勝手がいいのだが、念のためアングルを変えてテストレンダリング。

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3枚目、俯瞰気味のリヤクォータービュー。
リヤサスペンションや駆動系、燃料タンク関連、EVの充電ソケット関連など、
車体後半にレイアウトされることが多いパーツにはこんなアングルがいいかもしれない。

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4枚目、クルクル回して見ていて何となく印象的でいいなと思ったアングル。
この車の素性がよく表れていてデザインの意図が伝わりやすいのではないかな…、
というように思える。

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5枚目、これも自分で気に入ったアングル。
透視画像としては多分使わないアングルだがこれも印象的。
まぁフロント側を見る機会が多いのでリヤ側が新鮮に思えるというのはあるかもしれないが。

といっても、もう何年も見ているのだから新鮮というのはちょっとおかしいか。


このスポーティーセダンタイプの他にカテゴリーの異なる4~5種類のボディと、
それぞれにハイブリッドEVとバッテリーEVを準備していて、今現在作業中です。
出来あがり次第順次リリースしていく予定です。







今回アップした画像の下側にある小さなウクライナカラーの画像は
ウクライナ応援する気持ちを表しています。
毎回と同じような事を書きますが…、
常人にはとても理解できない身勝手な理由で人の国に攻め込んで殺戮、略奪等、
悪事の限りを尽くすロシア。こんなことが許されるわけがないです。
この戦争の責任は100%ロシアにあります。悪いのはロシアです。
ウクライナは降りかかる火の粉をはらっているだけです。
ロシアの残虐行為を1日も早くやめさせて、ウクライナから完全撤退させ、
そしてこの戦争の責任をとらせてきっちりと賠償させるまで、
徹底的にロシアを追い詰めなければならないです。
こんな国は一旦国家を解体するくらいのことまでしなければならないかもしれません。
世界に与える害が大き過ぎます。
西側諸国はウクライナに可能な限りの支援をすべきです。
自由な民主主義を守るため、支援し続けなければなりません。

どうかウクライナがロシアに勝利して平和が訪れますように。

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Ми всі на вашому боці.







きりがないことをどこで決着させるか、それもセンス…。



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White day 白い車 [Web、CG、スケッチ、デジタルモデリング、仕事]


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ついさっきまで、今日がホワイトデーだという事を忘れていて、気がついてすぐに妻にお詫びした。
妻は「いいよいいよ、私もコストコのチョコくらいしかやってないし。」とのこと。
いや、それに対するお返しも何も用意してなかった...、申し訳ない。

という事で(何が?)、急遽ホワイトデーにちなんで白い車をアップしてみます。


上の1枚目の画像は2000年頃作成。トヨタ2000GTをもしもリメイクするとしたら…というような
コンセプトで作ったもの。後期型をイメージしています。


2005年頃、NECエレクトロニクス(今はルネサスエレクトロニクスとなっています)様のプロモーション
用に作成。顔つきなどを変えた別バージョンがいくつかありました。
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Ash010 2012年頃作成 コンパクトなFR2シータークーペ。排気量2,000ccクラスの直4エンジンを
フロントミッドに縦置き。マツダ・ロードスターと同程度の全長で幅は少し広い。
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Ash013 2009年頃作成 ミッドシップ2シーター、スーパースポーツ。V型12気筒まで搭載可能な
サイズ。後のIKeya Formula IF-02RDS 等のベースとなったともいえるデザイン。
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Ash014 2011年頃作成 フル4シータースポーティーセダン。各種プロモーション用に使える
オーソドックスで美しいデザインのセダンとして計画。おかげさまで長きにわたって各社様に
愛され、活躍してくれた親孝行なデータとなりました。
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ASPARK OWL prototype 2017年作成 EVスーパースポーツ(今でいうEVハイパースポーツ)
として企画。0~100km/h発進加速2秒以下という世界記録を作り、同年フランクフルトショーで
世界初公開。2020年には生産型の市販が開始されました。
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Ikeya Formula IF-02RDS prototype 2012年から2013年にかけて作成。
同年の東京モーターショーで発表。2017年の東京モーターショーでロードバージョン発表。
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Ash014、Ash013、Ash008 3台のコラボレーション。ウェブサイト用に再レンダリングしたもの。
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本日の投稿も最後のウクライナカラーの画像はウクライナ応援用です。
どうかウクライナがロシアに勝利してに平和が訪れますように。
ロシアのあの平然と嘘つくところや、理解できないほどのとんでもない傲慢さ、
そして思いつく限りの卑怯で残忍なやり方には心から怒りがこみ上げます。

ウクライナを全力で応援!
私達はみんなあなた方の味方です。
We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.







ウクライナに1日も早く平和な日を…。




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好きなもの以外手掛けない、なんてわけには… [Web、CG、スケッチ、デジタルモデリング、仕事]

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好きなもの以外手掛けない。
そんな傲慢な…と思われるかもしれませんが、そういう偉そうなことを言いたいわけではなくて、
好きなもの以外手掛けないほうがいい、好きではないものはその良し悪しの判断が出来ないから。
という意味です。
私にとって、「デザインとは明確な意図をもって形を決めること(形のところにはカラー、レイアウト、
構造など様々なものがあてはまる)」なのですが、それに沿っていないことはやってはいけないだろう、
そう思っているということです。

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そうは言っても実際問題、せっかくのご依頼をお断りすることは中々難しく、何とかかんとか対応
するわけですが、自分でやっててこれはどうも今ひとつ、こんなんでいいのかな…なんて思うことも
あります。
私が苦手な車というのは、SUV、ワンボックスなどで、基本的に車高の高い車です。
そして困ったことにここ年々かSUVのトレンドが続いていて、広告用ビジュアルでSUVをご希望される
ことも多く、私としてはやや苦しい状態でした。
それが最近はBEVへの注目度が上がって、クライアント企業が望む傾向も変わってきて(皆さんテスラ
っぽいものを意識されていることが多いです)、私としてはちょっと安心しているところです。

SUVの中でも私が苦手なのはいわゆるクロスカントリータイプ、例えばランクルとか、パジェロ、
ゲレンデバーゲン、レンジローバー、ジープ…そういうものです。未舗装の悪路や冬の雪国では
とても頼りになっていいのですが、それをもってカッコいいとか憧れるとか、そういう気持ちには
ならないですし、実際に運転しても普通の舗装路を走るには重くて重心が高くて、高速のインター
などのカーブがもう嫌で…運転を楽しむという気にはなれません。

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ただ、ハリアーとかは私にも良さがわかるのでいいです。あれは初代から一貫して先進的で高品質感
があって魅力的だと思います。各世代とも良いです。初代と現行型はかなり好みです。最初にあの企画
をして、見事にスタイリングでそれを表現して見せたのが素晴らしいです。とても能力の高いデザイナー
達なんだろうなと思います。もっと言えば、あのデザインの方向性は日本車が目指す方向のひとつでは
ないかとさえ思っています。

あと他にはBMW X5の初代、アウディ Q7の初代、そして一時期のグランドチェロキーとかも好きですし、
レンジローバー・イヴォークなどもいいなと思います。これらに共通するのはハードなクロスカントリー
タイプではなくて、モダンでスタイリッシュ、セダンに対するクーペのような特別感をクロスカントリー
タイプに対して持っているように思えて、それがいいんだと思います。


で、ここに上げた画像はちょうど10ほど年前、2011年頃に自動車部品メーカーさんからの依頼で、
製品をアピールするための架空のSUV車両を作ってCGで色んな広告媒体に使いたいので、その案を
いくつかまずはスケッチで提案してほしいという事で描いたものです。この手の依頼に対して考慮
するのはリアリティを持ちながら、現行車よりも少しだけ近未来寄りにすることなので、そういう
つもりで描きました。

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type A、type B はあんまりSUVっぽく見えないので却下。正直、私としてもSUVの近未来というのが
どうもあまり明確なイメージにならず、この2案はその良くないところが出てしまっていて、とても
気に入ったものにはなっていなかったので、「ですよね…。」という感じです。
それに対して type C は自分としてはなかなかよくまとめられた気がして、これが本命というつもり
でした。それで、type C に決めていただけるのかなと思ったのですが…、物事はそう簡単には進まず、
「type C はかなりいい線いってるとは思うんですが、何というか、もうちょっとこう…、ええと…。」
みたいな感じでモヤモヤされてて…、詳しく聞いてまとめると、この時の担当者の方は何のことはない、
レンジローバーがお好きというか、それこそがSUVの典型!というイメージをお持ちだったようで、
それっぽくしてほしいらしいという事がわかり、そのご希望に沿って描いたのが type A-2 です。

05_2011_suv_A-2+logo_1200x.jpg

この type A-2 は当時の目で見ても、特にキャビンの形状や全体的なシルエット、ディティールまで、
レンジローバーに寄せたせいもあって、それほど先進性は感じられなくて、ほんとにこれでいいのかな
と思わないでもなかったのですが、お客様は喜んでくださいましたし、これを実車にしてこの先何年も
売る…なんて話ではないので(あくまで広告用ビジュアルですから)、これはこれでいいんでしょう。

私としても type C を描いて、その後で type A-2 を描いてみて、自分としてはやっぱり type C の
ほうが良く見えるし、こういうのならSUVもちょっといいかなと思え(いつものようにおめでたいw)、
SUVに対する苦手意識が少し薄れたような気がしました。





そうはいっても、やっぱりSUVは得意ではないです…。




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Bird's eye view 2021年を俯瞰して [Web、CG、スケッチ、デジタルモデリング、仕事]

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車を見るアングルとして俯瞰気味に見るのが好きだ。形がよくわかっていい。
今年の最後は、そのやや俯瞰気味なアングルの画像をいくつか貼って終わろうと思う。

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低いところから見たアングルは迫力みたいなものを感ることはあっても、何より肝心な全体の
形がよくわからなくて、それがストレスに感じられることがあって、どうもあまり好きではない。

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最初の3枚は、ASPARK OWL production model、いわゆる市販バージョン。
もうじき(2022年早々)日本にも入ってくるらしい。


4枚目、5枚目はIKEYA FORMULA IF-02RDS prototype。いつか現物で見てみたい白とイエローを
並べてみる。このアングルだと“山と谷”がかなり明確で、両者の落差が大きいことがよくわかる。
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6~8枚目は今年何回か取り上げてきた開発中のもの。まだ検討すべきところは色々あるが、
形はかなり好みのものにまとまってきている。
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最後9枚目はウェブサイトのトップページやSNS等のトップ、看板や名刺にまで色々使っているもの。
もうずいぶん長く使っていて、CIとして定着してくれたらいいな…、それくらいに思っている。
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車を見る時に好きな俯瞰気味のアングル。同じように今年2021年を俯瞰気味に見てみると、
仕事の面では残念ながら思わしくない年だったということになる。やはりコロナ禍の影響が
大きかった。来年以降は何とかこれをとり戻していきたい。そのための対策をうっていこうと思う。

そして、1年半くらい前からLinkedinでの交流が増えて随分楽しくなった。それは間違いないのだが、
今のところ仕事には良くも悪くもほとんど影響していない。それでも、ステキな方や魅力的な方と
知り合えたことは純粋にとても嬉しく、これが続いていけばいいなと思う。
その一方、中には理解することが難しい方もいらして…、ストレスをなるべく抱えないようにする
ために、ごく少数ではあるがミュートやブロックもさせてもらった。交流が増えるとどうしても
こういうことも出てくる。これはしょうがない。


それではみなさま、良いお年をお迎えください。





俯瞰気味のアングルはボディ形状が良くわかっていい…。



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仕事納め、ではないが [Web、CG、スケッチ、デジタルモデリング、仕事]

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下の写真は妻が28日の仕事終りの帰り道に撮った富士山。
妻は29日で仕事納め。1年間お疲れさまでした。色々ストレスかかえながらよくやったと思う。

妻は静岡県の神奈川寄りの富士山が当たり前によく見えるところで生まれ育ったのだが、
また富士山の良く見えるところに嫁いでこれて良かったと言ってくれる。
私にしてみれば、こちらこそ、よく来てくれましたという感じだ。

02_夕暮れの富士山.jpg

私のほうは仕事納め…というわけにはいかず、仕事し続けなければならない年末年始になりそう。
ひとつ前の投稿で書いた山形出張は、大雪の中、大きなトラブルも無く無事に行って帰ってこれた。
そのこと自体良かったし、プロジェクト2件に関わることになって、そのうちのひとつは昨年の今頃
やっていたプロジェクトのさらなるリファインに相当するシャシー設計で、その最も大きな特徴は
下の画像の車のような本格的なプッシュロッド式のフロントサスペンション構成。

03_ash013_20110327_10_over-up_1240x794+logo.jpg

フレームはスチール角パイプをメインに使ったものだが、何よりフロントサスペンションアームが
長いことが特徴。とにかく長い。この画像のものよりも更に長く、フォーミュラタイプのレーシング
カー並みかそれ以上のものとなる。カウルを開けてそこだけ眺めていてもうまい酒が飲めるような、
そういう魅力的な構成。私は飲めないので、もし誘われたらファンタでも飲もうと思うw

このプロジェクトのエクステリアデザインには私は関わらないので、この画像の外観とは全く関係の
ないものになるのだが、コンパクトで軽量であることを優先し、何よりもコストを抑えてリーズナブル
な価格設定を目指している車で、こういうのは単純に車好きとして関われることが楽しいし、何とか
ものにしたいと思う。形の好き嫌いはさておき。

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そして、山形出張から帰ってきたら、データ作成だけの仕事なのだが、1件具体的に動き出し、
もう1件、私にとっては望ましい案件が打診され、来年早々には動き出すかもしれないとのこと。
ここに来てようやくコロナ禍から抜け出せそうな雰囲気になってきたのかもしれない。
ただ、こうなってくるとこれまでの経験上、いろいろ重なってしまって大変なことに…なんていう
こともちょっと心配といえば心配だが、やむなく中断したプロジェクトの再開を待つだけよりも
ずっといい。それは間違いない。





山形出張無くなってほしいとか言っててすみませんでした…。




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山形出張が27日に変更 [Web、CG、スケッチ、デジタルモデリング、仕事]

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先日(12月12日)の投稿で書いた山形出張要請の件、

山形出張要請 https://ash-institute.blog.ss-blog.jp/2021-12-12

その日程が色々あって27日になったのだが、天気がえらいことになりそうで…、うぅ。

 ・tenki.jp
  あす25日以降は大寒波 日本海側は大雪長引く 太平洋側も積雪に

 ・Yahoo!ニュース
  気象庁が異例の注意喚起!「12月史上最強」クリスマス寒波

…って、何なんですかね。

この変更の連絡をくださった方(クライアントの弊社担当の設計の方、かつて在籍した会社の先輩)
によると、以前同じようなことになったことがあって、山形新幹線で福島から山形に向かう途中、
大雪で立ち往生、数時間足止め食らって、連絡しようにも中継局が少なめな地域なのか
携帯もつながらず、ほとほと困ったと。
今時、仮にも新幹線という名の交通手段が通っているところでそういうことが起こる…、
いやどすなぁ、不安が心配で頭が頭痛になって腹痛でおなかが痛くなりそうだす…。

02_雪景色の中を走る山形新幹線.jpg

先日にあるところからシュトーレンが届いたのだが、それは毎年のことで妻が楽しみにしている
ものなので、その日帰宅した妻に「今日はいいお知らせがあるよ。」と言ったところ、
間髪入れずに「山形出張無くなった?!」と目をキラキラさせるので、
いやそうではなくてですね…と説明するのが申し訳なかったです。
妻によると私はわかりやすい性格とのことで、気持ちが表情や態度によーく出るのだそうですがw
それで、この山形出張が決まってからしばしば「はぁ…」と言っていたそうでw 妻はそれを
気にしていてくれて、こういう想像をしたということらしいです。


03_2012年1月24日のクアトロポルテ.jpg
この写真は2012年1月24日、神奈川では珍しく大雪となった日のクアトロポルテ。
これではあんまりなので後日カーポート作りました。
今回の大寒波もこれくらいにはなるのかな…。


それにしても、「12月史上最強」の大寒波、やっぱ日本に行くのやめますわ!
とか言わないんですかね。 はぁぁ…。







大寒波が来なくなるか、何だったら出張無くならないかと…。




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