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ASPARK OWL オークションに出品される [ASPARK OWL prototype etc]

Aspark_Owl_auction_20240417_01_1280x500.jpg

アスパークアウルの初期生産車がオークションに出品されたようです。

First Aspark Owl Hits The Auction Block: Own One Of The World’s Fastest EVs
CARSCOOPS Aplil 16 2024
https://www.carscoops.com/2024/04/first-aspark-owl-hits-the-auction-block-but-its-pretty-light-on-the-details/


Aspark_Owl_auction_20240417_02.jpg

こうすること(オークションや転売で利益を得る、いわゆる投機)を最初から考えて購入した方なのかも
しれませんが、経緯や心情はともかく、期待するような価格で落札されるのか、あるいは買い手がつかなくて
流札、つまり流れてしまうのか…気になるところです。ですが、こういうものは結果が必ずしも公表される
わけではありませんので、出品されたという今回の情報のみで終わるかもしれません。

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黒いボディはカーボン目が出ているのかな…と思ったのですが、写真を拡大してみてもそれは確認できず、
ただのマットブラックのように見えます。
これはまったくの個人的な意見ですが、黒いボディカラーというのがあまり好きではないですし、光沢のない
マット仕上げというのもあまりいいと思えなくて、さらにホイールは苦手なゴールド...w インテリアの黒と
イエローの組み合わせも含めて、私とはまるっきり好みが違う方がオーダーしたんだろうな…と思わされます。

Aspark_Owl_auction_20240417_05.jpg
と思ったら…、スタジオで撮影したと思しき写真ではホイールは明るいシルバーになっていますので、
これはどちらかがつくのか、もしかしたら両方ついてきて気分ではき替えて楽しめるとか…でしょうか。
きっとものすごく高価な入札設定価格でしょうから、それくらいおまけがついててもいいかとは思いますw

Aspark_Owl_auction_20240417_06.jpg

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<画像8>
このつるんとしたリヤビュー。プロトタイプから市販版になる時にリヤウイングが固定式から格納式に変更
され、リヤウインドー風にあしらったエアアウトレットも無くされてこういうことになってなっているわけ
ですが、やっぱりこのデザインはリヤウイングがあったほうが良かったな…。と個人的には思います。

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リヤコンビライトの上下の光る部分の間のパネルはプロトタイプではボディと同色だったのですが、
この市販版ではその部分はボディカラーによらず全て黒で、プロトタイプのイメージと結構異なっています。
特徴的な形を超薄型にして仕込んだスッキリとした良さがあったのに、それがゴッソリそがれてしまって…、
市販版になって変更された箇所の中で気に入らない点のひとつです。
そうなのですが、それがこのボディカラーだとリヤコンビライトの間のパネルがボディと同色に見えて、
他の色よりも少しだけプロトタイプのオリジナルデザインに近く見えて、いくらかはマシかなと思えます。

Aspark_Owl_auction_20240417_14.jpg
リヤウイングのステーは縦型の翼断面。リヤウイングは展開した時(上に上がった時)、そこからさらに
角度が変わるような機構が組み込まれていることがわかります。

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このシートを見ると、おしりよりも足のほうがかなり高くなるドライビングポジションであることが
うかがえます。F1やWECなど最近のレーシングカーのようですが、それらは主に空力のためにそうなって
いるのですが、この車の場合、そこに積みたいもの(バッテリーとかコントローラー等の機器)があって
そのスペースを稼ぐためのものではないかと思われます。ちなみにそれらが少なくて済むプロトタイプの
場合はフロアはフラットで、足も普通の高さでした。

Aspark_Owl_auction_20240417_16.jpg

Aspark_Owl_auction_20240417_17.jpg

Aspark_Owl_auction_20240417_18.jpg
ここがラッゲージスペースということなのでしょうか。それほど広くはなさそうですがカバンとか書類とか、
2人で一泊旅行くらいの荷物なら何とかなりそうですね。












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ウクライナがロシアを追い出して勝利して、全ての領土をとり戻し、
ロシアにきっちり賠償させて、平和を取り戻せるまで応援したいです。

We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.


パレスチナのハマスとイスラエルの争いでは明確にイスラエルを支持します。
ハマスは非常に悪質なテロ組織です。

テロに対する対応は、テロなどやったら壮絶な反撃を受けてとんでもないことになる、
そんなひどい目にあうのは割に合わなすぎるからやらない方が良い…
と徹底的に思わせないといけない。そういう対応をすべきと思います。





価格はともかく、本当に欲しいと思ってくれる方のところにいってくれるといいな…。




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ASPARK OWL 絶え間ない開発 [ASPARK OWL prototype etc]

aspark owl production model_red_road test_01.jpg

FacebookとLinkedinにMAT社がASPARK OWLに関する投稿をしていました。

Linkedin
https://www.linkedin.com/posts/manifattura-automobili-torino_mat-fastercar-mechanicalengineering-activity-7160587996847587328-6iNB?utm_source=share&utm_medium=member_desktop

As the years go by, we grow better, faster, stronger. Cutting-edge technology, raging electric power and distinctive Italian style.
年が経つにつれて、私たちはより良く、より速く、より強く成長します。 最先端のテクノロジー、怒涛のパワー、そして独特のイタリアンスタイル。

aspark owl production model_red_road test_02.jpg

ということで、今もテスト走行を繰り返しているようです。
リリース後もこうして絶え間ない開発が行われ、日々改善、熟成が進められるのでしょう。

ボディ全面プロテクトで覆っているといるのはこの個体も後に商品にするということかな。
白い薄手のプロテクトで覆われたボディが、なんだかちょっとセクシーにも見える。



こちらはプロトタイプ(フランクフルトショー 2017年)
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プロトタイプのインテリア














元日に能登半島を襲った大地震と津波の大災害、謹んでお見舞い申し上げます。
なるべく多くの被災者が救われ、一日も早く復興が出来ますように。


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手元を離れて数年たつが、やっぱりずっと気になる...。



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アスパーク・アウルのエンブレム [ASPARK OWL prototype etc]

ASPARK OWL emblem_01.jpg

アスパーク・アウルの市販版を製造するイタリアのMAT社がFacebook、Linkedin等のSNSに
エンブレムなどディティール写真を何枚か投稿していた。(その写真は最後のほうにあります)

アスパーク・アウルのエンブレム、これを見るとショーカーのほうのプロトタイプ用に1セット
(フロントとリヤ1個ずつで1セット)だけ作った時のことを思い出す。

ASH INSTITUTE Co.,Ltd
Works ASPARK OWL prototype
https://ash-institute.cats.st/works_aspark_owl.htm Emblem, License plate

発進加速の世界k宇久挑戦車とショーカー、2台のプロトタイプ開発中、設計も最終盤となって、
さてエンブレムのデザインしてデータ作るか…となった時にわかったのだが、その時点まで
アスパーク社はCIマークとかロゴマークが明確になっていなくて、書類や各種媒体で色々なものを
実にテキトウに、いわば雰囲気や気分で特に明確な意思もなく使っていた。
えぇぇ…、そりゃないだろうよ…車作ろうっていうのに…。 と正直思った。

ただまぁ考えようによっては、エンブレムにしにくいものでガッチリ決められていなかっただけ
良かったといえば良かったのかもしれない。
そうそう、そういうことにしよう…。

ちなみにこういうものを2セットだけ作ったりすると、そのお値段は普通の感覚からすると
考えられないほどお高いものになります。構成にもよりますが、凝ったものだとそこそこの中古車が
買えるくらいの金額になったりします。


構成はこんな感じになっています。
ASPARK OWL emblem_02.jpg

ASPARK OWL emblem_03.jpg
台座、Aをかたどったロゴマーク、外枠、アクリル、それらは全てNC切削と手仕上げで、
台座のへこんだ面には黒に近いダークグレーの塗装、ロゴマークと外枠はメッキ、アクリルは
2000~3000番程度以上のサンディングの上、コンパウンドを使った研磨が施されています。

これがA案で台座の色が黒に近いダークグレー。採用案となりました。
ASPARK OWL emblem_04.jpg

こちらはB案、台座の色がシルバー(この画像ではライトグレーにしか見えませんが…)。
ASPARK OWL emblem_05.jpg

A案、B案を取り付けた状態を示すCG。
ASPARK OWL emblem_06.jpg

B案のシルバーもボディカラーの明るいシルバー(この時点でボディカラーは決定していた)になじんで
悪くは無いのだが、少々アピアランスとして弱い感じ。
ASPARK OWL emblem_07.jpg

出来上がったA案のエンブレム。
ASPARK OWL emblem_08.jpg

ASPARK OWL emblem_09.jpg

ASPARK OWL emblem_10.jpg

裏面の2点のポチポチはロゴマークの位置決め用のダボ。
ASPARK OWL emblem_11.jpg

ASPARK OWL emblem_12.jpg

ASPARK OWL emblem_13.jpg

取り付け状態。ボディ面に合わせてフィットするようにできているが、本当ならエンブレムの形に
ボディ側を一段落として(へこみを作って)そこに置きたいところだが、最初から決まっていたこと
ではないので、それは残念ながらできなかった。
ASPARK OWL emblem_14.jpg

ASPARK OWL emblem_15.jpg

ASPARK OWL emblem_16.jpg

ASPARK OWL emblem_17.jpg

ASPARK OWL emblem_18.jpg

ASPARK OWL emblem_19.jpg

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リヤはウイングステーの間、中央に。
ASPARK OWL emblem_21.jpg

ASPARK OWL emblem_22.jpg

ASPARK OWL emblem_23.jpg

ASPARK OWL emblem_24.jpg

ASPARK OWL emblem_25.jpg

ASPARK OWL emblem_26.jpg


そしてこれがイタリアのMAT社が清掃する市販版のエンブレム。弊社からアスパーク社経由でMAT社に
3Dデータを送って作ったもので、多分同じ形状と構成。
ASPARK OWL emblem_27_MAT社作成.jpg

ASPARK OWL emblem_28_MAT社作成.jpg
ちゃんとエンブレムの形にへこみを作ってそこにはめ込んでいる。
プロトタイプもこうしたかったな...。















元日に能登半島を襲った大地震と津波の大災害、謹んでお見舞い申し上げます。
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単品で作るとものすごく高価だけど、ちゃんとしたエンブレムあったほうがいい...。




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ASPARK OWL 市販バージョン日本初上陸 [ASPARK OWL prototype etc]

ASPARK OWL production model 日本初上陸_01.jpg

ASPARK OWL(アスパーク アウル)の市販バージョンがようやく日本に上陸したようです。
2021年の秋に、来年1月に日本に2台入ってくるので車検取得の件で協力をお願いするかもしれない
と言われていて、なかなか連絡来ないなと思いつつ2年以上たってしまいました。

下記のサイトなどでこの件が紹介されていますのでご覧いただきたいのですが、どこもみなさん
同じ写真を使っていて、書いてることも同じようなもので、あまり詳しいことには触れていません。
あいかわらずというかなんというか…、これまで同様詳しいことは技術的なことを含めてほとんど
わからないのがちょっと残念なところです。
 

EVハイパーカー『アウル』が遂に故郷の日本へ帰還   2023.11.9プレスリリース
https://www.aspark.co.jp/news/ev%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%80%8E%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%80%8F%E3%81%8C%E9%81%82%E3%81%AB%E6%95%85%E9%83%B7%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%B8%E5%B8%B0%E9%82%84/

世界最高の加速度と最高速度を実現したEVハイパーカー『アウル』が遂に日本へ上陸  2023年11月13日 10時57分
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000056316.html

世界最高の加速度と最高速度を実現したEVハイパーカー『アウル』が遂に日本へ上陸
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000007.000056316&g=prt

アスパーク、世界記録樹立のEVアウルを故郷に帰還させる  2023年11月13日
https://www.nextmobility.jp/car_sales/aspark-returns-world-record-setting-ev-owl-to-its-hometown20231113/

ASPARK OWL production model 日本初上陸_02.jpg

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ASPARK OWL production model 日本初上陸_06m.jpg
この写真が一番わかりやすいと思うのですが、遠目にはダークブルーですが近くで見るとカーボンの
織目が透けて見えます。(クリックして画像を拡大表示、更に画像を右クリックで新しいタブあるいは
新しいウインドーで表示、カーソルに+マークが表示されるようならそのまま再度クリック、で原寸で
ご覧いただけます)
これはカーボン地をまずきれいに仕上げて(それだけでも結構大変)、そこにカラークリアを何回も
重ね吹きした塗装で、文字通り透明感のあるとても深みのある美しい色になります。ダークブルーに
見えますが吹き付けたカラークリア―はかなり彩度の高いものなのかもしれません。そうでないと
カーボンのような黒系のベースではなかなか色が見えてこないからです。いずれにしてもこれはこの
塗装だけでもかなり手間がかかっていると思われます。
そしてその修復はかなり難易度が高いというか…、カーボンつぎはぎにしてパテ盛って部分吹き塗装
というわけにはいかないでしょうから、事実上パネル丸ごと交換しかないのかなと思います。
これが今回日本へ納入されるカーボンルックの特別仕様ということなのかなと思うのですが、
その価格350万ユーロ(日本円換算約5億7千万円!)からすると、もしも修復が必要になった場合の
費用も桁違いになりそう…ではあります。
ちなみにノーマル版は290万ユーロ(日本円換算約4億7千500万円)とのことです。
ふぅぅ…、ため息しか出ません。


上記プレスリリースによれば、
「株式会社アスパーク 大阪本社 大阪のショールームに設置され、日本の公道を走行します。」
とのことですので、何かしらお披露目のイベントが開催されるのかもしれません。
期待して待ちたいです。
プロトタイプ2台とこの市販バージョンが揃ったところを私も見たいと思っています。

  アスパーク・アウル 大阪ショールーム
  大阪府大阪市北区中崎西 3-3-43 北大阪中崎第2ビル1F




以下はプロトタイプ、2017年のものです。
Aspark Owl prototype 2017_01.jpg

Aspark Owl prototype 2017_02.jpg

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Aspark Owl prototype 2017_12.jpg

Aspark Owl prototype 2017_13.jpg

Aspark Owl prototype 2017_14.jpg

Aspark Owl prototype 2017_15.jpg

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そして、パレスチナのハマスとイスラエルの争いでは明確にイスラエルを支持します。
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ようやく来た、市販版OWL。本当にようやく…。




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ASPARK OWL 市販版:最近のMATの投稿から [ASPARK OWL prototype etc]

ASPARK OWL in MAT_01.jpg

最近のMAT(Manifattura Automobili Torino:ASPARK OWL 市販版の開発、製造を
担うイタリアの会社)の投稿から写真を拝借しています。


ASPARK OWL in MAT_02.jpg
ASPARK OWL in MAT_03.jpg

ASPARK OWL in MAT_04.jpg

ミシュランのこのサイドウォールのロゴと斜めになったチェッカーフラッグみたいな
グラフィック、好きだなぁ。たしか、黒い部分がより黒く見えるように細かく深い凹凸
加工が施されているんだったと思うが、その効果が良く表れている。
この車の刺さるようにシャープなノーズと上下に薄いフェンダーによく似合っていて、
このタイヤを選んでくれたことを嬉しく思う。
ASPARK OWL in MAT_05.jpg

ASPARK OWL in MAT_06.jpg

ASPARK OWL in MAT_07.jpg

ASPARK OWL in MAT_08.jpg

この派手な赤はベースコートにアルミ系か何かの細かい粒子がは含まれていて、その
上の中間コートにクリアに赤を少し混ぜたいわゆるカラークリアが重ね吹きされている
ものかと思うが、こうするとただの赤よりもぐっと深みが出るしあたる光線の色や角度
によってリフレクションが変化してゴールド系やピンク系が表れ派手で豪華な感じがする。
ただ、タッチアップとかはかなり難しくなる…というか事実上無理、かな。

ASPARK OWL in MAT_09.jpg

ASPARK OWL in MAT_10.jpg

個人的にはこの写真のようにピンク系が出て赤からピンク系のグラデーションが見えた
時が一番好み。美しい。
ASPARK OWL in MAT_11.jpg

こういうキャンディレッドというかメタリック系の赤もいいのだが、もうひとつ個人的
な希望を言うと、もう少しソリッド調の赤も見てみたいな…、とずっと思っている。

ASPARK OWL in MAT_12.jpg











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NATO加盟国であるポーランドにロシア製ミサイルが着弾して2名死亡のニュース、
大変なことになるかもしれない…と思いましたが、誰がどこから打ったのか、
決定的な証拠がまだ無いようなのであまりいいかげんなことは言えません。
ですが、気持ちとしては、これによってNATOがいよいよ本格的に参戦して
一気にロシアを全面撤退に追い込んでくれないものかと思ってしまいます。

ウクライナがロシアを追い出して勝利して、全ての領土をとり戻し、
ロシアにきっちり賠償させて、平和を取り戻せるまで応援したいです。

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控えめにブルー系の粒子が入ったパールホワイトとかも見てみたい…。


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ASPARK OWL ステアリング 市販版とプロトタイプ [ASPARK OWL prototype etc]


01_Aspark_Owl_steering_wheel_production_&_proto.jpg

ASPARK OWLの市販版の開発と製造を行うイタリアのMAT社(Manifattura Automobili Torino)が
ステアリングホイールのクローズアップ写真を投稿しているのを見て思ったこと。
1枚目の写真は左が市販版、右がプロトタイプ(弊社が製作した試作車:ショーモデル)


2枚目の写真、市販版のステアリングホイール。
これは全体的に黒っぽいものだが、他にも色々あるらしい。
02_Aspark_Owl_steering_wheel_production.jpg

3枚目、日中の野外で撮ったもの。こちらはブルー系のレザーとグレー系オフホワイト、そしてカーボン
のコンビネーション。
03_Aspark_Owl_steering_wheel_production.jpg
このわりと無造作に配置されたように思える丸いスイッチ…。
中央のエンブレム(これは恐らく弊社がフロントフード用に作ったデータを流用している)といい、
その下のアルミっぽいオーナメントも、どうもこうあまり繊細さが感じられず洗練された感じがしない…。

ステアリングホイールを含めてインテリア全体が市販版で色々デザインの変更がされていて、個人的には
やや残念に思うところ。



ここからは弊社で製作したプロトタイプ。
製作過程の最終盤、工場内で撮ったもの。モニター類の表示を確認しているところ。
(前にも書いたと思うが、このプロトタイプもシートはちょっと…正直あまり気に入っていない)
Aspark_Owl_steering_wheel_proto_01.jpg

Aspark_Owl_steering_wheel_proto_02.jpg

これがインテリア各部の仕上げの指示書。ステアリングスイッチの仕上げが本当は金属調のシルバー
塗装のはずだったのだが、現場の勘違いでオフホワイトになってしまっている。
Aspark_Owl_steering_wheel_proto_03.jpg
修正したかったが最終プレゼンが迫っていたのでこのままで臨むことに。さいわいなことにそれほど
大きな違和感も無いように思えたので。
そしてプレゼンの結果、特に指摘も無く(こういったプレゼン慣れしていないクライアントにありがち
なのだが、ほぼ出来上がった車を前にすると良くも悪くも気分が高揚して細かい部分などどうでもよく
なってしまうことはしばしばある。この時も多分そう)、どうするか少し迷ったが、結局修正はせず、
最後までこのままでいくことにした。つまりこれがフランクフルトショーに持ち込まれる最終仕様と
いうことになった。


ちなみにインテリアに多用したオフホワイトのレザーはイタリアからの輸入品で、このメーカーの
カラーサンプル 634 Gesso(直訳は石膏だがチョークの白という意味だと担当イタリア人は言っていた)
このカラーサンプルだけ見るとくすんで見えるが、実際に車のインテリアに使った場合、かなり明るい
白で、これ以上明るいと白すぎてちょっと痛々しく見えかねない。これでほぼ狙い通りと言える。
Aspark_Owl_steering_wheel_proto_04.jpg


出来ることなら市販版の最後まで関わりたいものだが、なかなかそううまくいかない。






Aspark_Owl+Ash008_Ukraine_color+text_13.jpg

本日の投稿も最後のウクライナカラーの画像はウクライナ応援用です。
前回と同じ事を書きますが、
勝手に人の国に攻め込んで殺戮、略奪等、悪事の限りを尽くしておいて、
ここは俺たちのものだ!とか言うロシア。こんなことを許して良いわけがない。
このニュースに慣れてきて世界の関心が薄れていくことをロシアが願っているとのことですが、
何を自分達にだけ都合のいいことを考えているのかと…。この残虐行為を1日も早くやめさせて、
きっちり賠償させるまで、ロシアには厳しい目を注ぎ続けなければならないと思います。
どうかウクライナがロシアに勝利してに平和が訪れますように。
あまり長引かずに戦争が終結しますように。

ウクライナを全力で応援!
私達はみんなあなた方の味方です。
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最後まで関わって、納得のいく会心の仕事をしたい…。




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ASPARK OWL のドアの呼び方 [ASPARK OWL prototype etc]

ASPARK OWL production model_door open_01.jpg

ASPARK OWL のドアはいわゆるガルウイングタイプの変形で斜め前方にはね上げるタイプ。最近の
レーシングカーなどでは主流の開け方です。ガルウイングと分けるためにInsect(昆虫) wing door
などといわれることもありましたし、他にもいくつか言い方はあったかと思います。

これを製造元のMAT(Manifattura Automobili Trino)では Falcon(ハヤブサ族) wing door って
言ってるんですね。まぁ Insect(昆虫) wing door とかよりイメージ的にはいいかもしれないですね。
OWL(フクロウ)もハヤブサと同じ猛禽類だし。


  https://www.linkedin.com/posts/manifattura-automobili-torino_fastercar-mechanicalengineering-engineering-activity-6888108560174108672-bKp8

  Manifattura Automobili Torino 2022 01 15
  Rear view of the amazing Aspark Owl. Advanced technological solutions such as
  falcon-wing doors and active aerodynamics in the form of a moveable rear wing have
  been developed with the aim of guaranteeing the highest levels of innovation and
  technical performance.

  <翻訳>
  素晴らしいアスパークフクロウの背面図。ファルコンウィングドアやアクティブエアロ
  ダイナミクス  などの高度な技術ソリューションは、最高レベルの革新と技術的性能を
  保証することを目的として開発されています。



ASPARK OWL production model
(写真の人物はMAT(Manifattura Automobili Trino)社長:Paolo Garella 氏)
ASPARK OWL production model_door open_02 with Paolo Garella.jpg

ASPARK OWL production model_door open_03.jpg

ASPARK OWL production model_door open_04.jpg





でも、車の名前にフクロウってなんだかなぁ…、とは思います。今でこそ、何度も書いたり読んだり
して少しは慣れましたが、それでもやっぱり思います。

ASPARK OWL prototype
ASPARK OWL prototype_door open_05.jpg

ASPARK OWL prototype_door open_06.jpg

この名前を私は開発の終盤になって聞き、え?マジ?と思いながら、車名のロゴデザインを超大急ぎで
したのですが(ショーに展示する時のライセンスプレートがわりのネームプレートをアクリル裏面シルク
印刷で作り、その他プレスキットなどに使うため)、この車名を聞いた関係者はみんな同じように思って
いたと思いますし、車がフランクフルトショーで発表されたのち、イギリスの著名ジャーナリストが
「何で車の名前にフクロウなんてつけるんだ…」とはっきり言ってました。良くも悪くも歯に衣着せぬ
物言いで人気の方なのですが、これは多くの人の素直な気持ちを代弁したものだったと思います。

ドアの呼び方がそうだからというわけでもないですが、OWLよりはややありきたりな感じはしても
Falcon とか、イタリア風に Falco や Falcone とかのほうが良かったんじゃないか…、
そんなふうには思います。

まぁ、名付け親(アスパーク社代表のYさん)は人の言うことなんか聞く人ではないからw、
誰かがそんなことを上申したとしても無駄だったろうとは思います。それは容易に想像できます。
そういう人だからこそ、まわりがみんな色々な言葉を使って、“そんな無謀なことは出来っこない。
やめといたほうがいい。”(意訳)と言うなかで、信念を曲げず、理想をかかげてこのプロジェクトを
推し進め、大枚かけて市販版リリースにまでこぎつけたわけですから、
そのことに比べたら名前の好みなどまぁ、小さい、実にちいさいことです…。

ASPARK OWL prototype
ASPARK OWL prototype_door open_07.jpg

ASPARK OWL prototype_door open_08.jpg

ASPARK OWL prototype_door open_09.jpg







形が良ければ名前はまぁ、二の次でも…。




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ASPARK OWL 市販版のペダル高さ [ASPARK OWL prototype etc]

Aspark_Owl_production_model_01.jpg

ASPARK OWL 市販版の開発と生産を請け負っているイタリアのManifattura Automobili Torino
が最近SNSで投稿した下の写真を見て、ああ、やっぱりペダルがかなり高い位置にレイアウト
されてるんだな…と思いました。シートの座面の形状からそうじゃないかな…とは想像して
いたのですが、最近のレーシングカー(お尻の位置よりもペダルのほうが高い)に近い感じ
なのかもしれないです。

Aspark_Owl_production_model_02.jpg

このやたら低い車高のボディにいろいろ詰め込まなきゃいけない(航続距離のためにバッテリー
たくさん積みたいし、コントローラー類も色々必要、それらの冷却も考えなければならない…)ので、
さぞや苦労したであろうことがしのばれます。

Aspark_Owl_production_model_03.jpg

Aspark_Owl_production_model_04.jpg

ちなみに、最近のレーシングカーのペダル位置がどういうことになっているかというと…、
下の写真のようなことになっています。

mclaren_MP4-17_cutmodel+Kimi.jpg

この写真自体は2002年頃のものと思われますので、もう20年近く前のものですが(ドライバーが
キミ・ライコネンであることと形とカラーリングから、マシンはマクラーレンMP4-17、を再現した
展示用のモックアップ:カットモデルと思われます)、空力のためにF1でハイノーズが当たり前に
なってからというもの、ルマン用のLMPカーなども同じ空力効果を狙ってこれに近いレイアウト
をこぞって採用し、それが主流になり、今でも(ここまで極端でないにしても)お尻よりもかかと
の位置が高いのが普通になっています。

ASPARK OWL の市販版では恐らく空力のためではなくて、こうやってペダルやひざから下の脚を
持ち上げて、その下に作り出したスペースにバッテリーやら何やらを積みたかったのでしょう。
実際のレイアウトデータを見ていないので私の想像ですが。


インテリアは弊社のデザインしたプロトタイプからかなり変わってしまっていて、私としてはちょっと
残念な気持ちもありますが、とにかくこれをちゃんと作り上げてリリースしたという事実が何より
素晴らしいと思います。

ASPARK OWL 市販版のインテリア
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ASPARK OWL prototype のインテリア
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昨年秋に聞いた話では今月、1月頃には市販版が日本に入港するとのことだったのですが、今また
新型コロナの感染者数が爆発的に増えてきて、こういった物流もどうなるのか予測がつきません。





出来ることなら早く日本で見てみたい、市販版…。




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ASPARK OWLのドアヒンジ [ASPARK OWL prototype etc]

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設計している最中、クライアントから「大き過ぎるんじゃないか…」と心配されたこのドアヒンジ。

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確かに単品で見れば一般的なものよりもかなり大きいですが、この種の開閉方法のドアヒンジとしては
それほど違和感は無い、出来上がってみればきっとそう思われるはずですから、どうか心配しないで
ください。 そう説明したのだが、その時は中々納得してくれてはいないようだった。

ASPARK_OWL_door_hinge_04.jpg

そして…、出来上がってみればこんな感じで、特に大き過ぎるようにも見えないし、おさまりも悪くない。
クライアントも「そうでしたね。あの時は気になっちゃって…。」とのこと。

ASPARK_OWL_door_hinge_05.jpg

こういうのは何度か経験しないと、図面やデータだけでは大丈夫そうなのかどうか、ピンとこないことも
多いですから、こんなふうに心配されることがしばしばあります。

ASPARK_OWL_door_hinge_06.jpg

信頼されているかどうかで成り行きというか対処も変わってしまうこともあって…、
信頼関係が出来ていない場合には、結果としてお互いに不本意なこと、つまり機能と見た目の調和が
とれていない、あまり完成度の高くない、残念なものになってしまうこともあり得ますので、
そうならないようにしたいものです。

ASPARK_OWL_door_hinge_07.jpg

写真は最後の1枚だけプロトタイプで、他は全て市販版です。









他にやりようが無い…なんていうこともあるんで、信頼関係大事…。




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ああすれば良かった、こうすれば良かった [ASPARK OWL prototype etc]

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どんなものでも完成したすぐ後、数日から数ヶ月、長いものだと1~2年くらいの間は、
もっとああすれば良かった、こうすれば良かった、本当にこれで良かったかな…、
そんなことをしばしば考えてしまいます。

ASPARK_OWL_prototype_interior_02.jpg

いや、でも、納期を考えるとあれ以上やりようがなかった、要件は満たしているしまとめることは
できたんだから、あの条件でよくやったほうだろう…、などと自分で自分を擁護するような言葉が
頭の中で飛び交ったりします。

ASPARK_OWL_prototype_interior_03.jpg

これは会心の仕事が出来た、という気持ちになれないからからだと思うのですが、
会心の仕事なんてなかなか出来るものではないですから、結果、しょっちゅうこんなことを
思うことになります。

ASPARK_OWL_prototype_interior_04.jpg

ただ、そういうものでも数年後とかに見ると、ああ、これはこれで良かったかな…。
そう思えるものも結構あります。自分でやっておいて、おめでたいと言えばおめでたいのですがw
頑張って頑張って、その時なりのベストを尽くしたものはそう思えることが多いように思います。
作り終えたすぐ後は、まだ作り手目線なままで中々客観的な評価が出来ないのかもしれません。

ASPARK_OWL_prototype_interior_05.jpg

それに、ああすれば良かった、こうすれば良かったと思う気持ちは、次のものを作る時の、
もっと良いものを作ろう!というモチベーションにもなるので、悪いばかりではないだろう
という気もします。



写真は全てASPARK OWL prototype のインテリアで、これは「本当にこれで良かったかな…」
と思うことが少なかった例のひとつです。ものすごいスピードで作った割にはかなりきれいに
まとまって、3Dデータと最新の製法の威力、ありがたさを痛感しました。
中でも自分で特に気に入っているのはドアトリム。シンプルな構成で清潔感とスピード感が表現
出来たように思えて良かったです。センターコンソールのスイッチパネルも結構気に入っています。

ちょっと気に入っていないのはそのドアトリムにある2本のグレーのライン。ここは個人的には
一般部と同色のオフホワイトのほうが良かっただろうなと思っています。そういう提案もしていた
のですがお客様が選ばれたのはこのグレーのラインとの組み合わせでした。

そして、このインテリアで最も気に入っていないのはシート。これは10種類以上を提案した中で
お客様のご希望を反映して作ったものなのですが、自分としてはもっとオーソドックスな構成で
コンペティブな形状の、グレーの配色等も無いものが良かったです。そういうものを2種類ほど
提案していたのですが、残念ながら選ばれませんでした。

全て自分の好みにするには、もっと圧倒的に信頼してもらうか、開発費を全て自分でまかなうしか
ないということかと思います。当たり前ですけど。



もっとこうすれば良かった…こういうのはいつまでたってもそうなのかもしれない…。




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