SSブログ










プロトタイプ開発経過 ブログトップ
前の10件 | -

Ash020 EV Sporty sedan chassis design [プロトタイプ開発経過]

Ash020_20231001_02m+logo_1600x.jpg

やってもやっても終わらない。
いいかげんつかれた…。





Ash020_20231001_01m+logo_1600x.jpg

ちょっと寝よう、シャワー浴びて。

いや、いっぱい寝よう。

凜が待ってる。






















Stand wiyh Ukraine_セイタカアワダチソウ+Ash013_360x640.jpg
ウクライナがロシアを追い出して勝利して、全ての領土をとり戻し、
ロシアにきっちり賠償させて、平和を取り戻せるまで応援したいです。

We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.









疲れすぎるとクォリティ保てなくなる。十分な睡眠が必要…。




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

Ash019 レンダリング イエロー&ライトブルー [プロトタイプ開発経過]

Ash019_Yellow_&_Blue_01.jpg

しばらく続いていた仕事がようやくひと段落した(と思われる)ので、少し間が開いてしまった
このブログを更新。
地道に開発を続けているAsh019のレンダリング、今回はイエローとライトブルーの組み合わせ。

この組み合わせは個人的にはバイク(今時の自転車の呼び方ではなくて、普通にエンジン付きの)
のモリワキカラーを思い起こして懐かしくなったり、7月のひまわり畑の中を走るツールドフランス
などもイメージされるのですが…、今はやはり何と言ってもウクライナカラーのイメージが強いです。

青い空と麦畑…、そんな平和なイメージをソビエト連邦からの独立のシンボルにしたとのこと。
そのことを思うだけでなんだか泣けてくる…。

Ash019_Yellow_&_Blue_02.jpg

Ash019_Yellow_&_Blue_03.jpg

Ash019_Yellow_&_Blue_04.jpg

Ash019_Yellow_&_Blue_05.jpg

Ash019_Yellow_&_Blue_06.jpg

Ash019_Yellow_&_Blue_07.jpg

Ash019_Yellow_&_Blue_08.jpg

Ash019_Yellow_&_Blue_09.jpg

Ash019_Yellow_&_Blue_10.jpg

Ash019_Yellow_&_Blue_11.jpg

Ash019_Yellow_&_Blue_12.jpg

Ash019_Yellow_&_Blue_13.jpg


ウクライナが反転攻勢をかけ始めたと報道されてからしばらくたちますが、
なかなか厳しい状況であることは変わらないようです。
今こうしている間にも侵略者によって理不尽にも奪われる命、日常があることを思うと
いたたまれない気持ちになります。
一日も早くウクライナと世界に平和がおとずれることを願わずにいられません。










Stand wiyh Ukraine_セイタカアワダチソウ+Ash013_360x640.jpg
ウクライナがロシアを追い出して勝利して、全ての領土をとり戻し、
ロシアにきっちり賠償させて、平和を取り戻せるまで応援したいです。

We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.









これらの画像を見てて思ったこと、同じ車を色違いで所有するって、考えてみるとすごい贅沢というか、ハードル高いなと…。




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

Ash019 レンダリング レッド [プロトタイプ開発経過]

01_Rendering_Red_&_white_20230430_04_085_05_270deg-45deg_m+logo_1600x720.jpg

今回はレッド。他の色と違ってトップコートをほんのわずか色付きにした。
普通にRGB 255, 0, 0 で設定してトップコートを無色(白 RGB 255, 255, 255 )に
すると、光のあたり方によってどうも朱赤っぽく見えてしまうことがあって、出来れば
そうならないようにしたい。純粋な赤のまま、それか振れるのであればほんのわずかに
パープル寄り、ピンク寄りの赤がいい。
それでトップコートにごく薄いピンクを加えた。

02_Rendering_Red_&_white_20230430_04_Rev_085_05_270deg-45deg_m+logo_1600x.jpg

トップコートわずかに加えたピンクというのは、量としては本当にごくわずかなのだが
(RGBの数値は特に覚えていない。勿論データを見ればわかるがメンドクサイので省略w)、
リフレクションはアングルにもよるが明確にピンク系に見える。これでいい。
これによって青空が映り込んでいるようにも見えていい。

03_Rendering_Red_&_white_20230430_05_085_05_270deg-45deg_m+logo_1600x.jpg

ボディカラーをレッドにしてもうひとついいなと思える点は、リヤコンビライトの赤と
ボディカラーの赤が馴染んだように見えるというか、そこにグラデーション効果が
生まれていい。他のボディカラーの場合の強い対比もいいが、赤系のグラデーション、
これはこれで魅力的に見える。

04_Rendering_Red_&_white_20230430_06_085_05_270deg-45deg_m+logo_1600x.jpg

05_Rendering_Red_&_white_20230430_07_085_05_270deg-45deg_m+logo_1600x.jpg

06_Rendering_Red_&_white_20230430_08_085_05_270deg-45deg_m+logo_1600x.jpg

07_Rendering_Red_&_Red_20230430_04_085_05_270deg-45deg_m+logo_1600x.jpg

08_Rendering_Red_&_Red_20230430_03_085_05_270deg-45deg_m+logo_1600x.jpg


















Stand wiyh Ukraine_セイタカアワダチソウ+Ash013_360x640.jpg
ウクライナがロシアを追い出して勝利して、全ての領土をとり戻し、
ロシアにきっちり賠償させて、平和を取り戻せるまで応援したいです。

We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.









赤もやっぱりいい。他にかえがたい良さがある…。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

Ash019 レンダリング ライトブルー [プロトタイプ開発経過]

01_Rendering_White_&_Blue_20230502_01_m+logo_1600x720.jpg

前々回の続きで、Ash019という車のレンダリング。
この前はレモンイエロー寄りのイエローでしたが今回はライトブルー系。

02_Rendering_White_&_Blue_20230502_02_m+logo_1600x.jpg

ブルー系というと、海外の車ではフレンチブルーのアルピーヌA110、A310とか、
アメリカのデイトナ・コブラとか思い浮かびますが、個人的には1970年代の国産車の
流行色であったブルーメタリックを思い出します。ケンとメリーのスカイラン・ハード
トップとか、サニー・クーペとか…。あの頃のものほどメタリックの粒子が粗くなく、
彩度もやや控えめで、色相としてはごくオーソドックスなブルーというかコバルトブルー
系で、ターコイズとかのグリーン系が混じったものではなくて、むしろごくわずかに
パープル系に寄ったくらいのブルーが個人的には好みです。

この種の色の話をすると、「本当の青!」「本当の赤!」などとお客様からキレ気味に
とても解釈に困る指示をいただいてしまったという事例を思い出してしまうのですがw
そういう話はまた別の機会に…。

03_Rendering_White_&_Blue_20230502_03_m+logo_1600x.jpg

実車の場合ブルー系は提案してもあまり選ばれることが無いのですが、広告用ビジュアル
の場合、シルバー、白系に次いで有彩色としてはブルー系になることが多いです。
うちあたりの経験上のことですから大したサンプル数とは言えない中での話ですけど。
自動車部品メーカーの性質みたいなものかと思うのですが、無彩色かブルー系が多くて、
他の色は赤系とグリーン系が1回ずつあったくらいです。

04_Rendering_White_&_Blue_20230502_04_m+logo_1600x.jpg

実車では赤、シルバー、イエロー、濃いパープル系、ライトブルー、グリーン系など色々
ありましたので、広告用ビジュアルのほうがカラーリングに関しては明らかに保守的な
傾向にあると思います。自動車部品メーカーとしては国内外の複数の自動車メーカーに
自社製品をアピールするためのビジュアルとして、それ自体にあまり強い個性があっても
しょうがないというか、むしろ個性は無いほうが望ましいということなのでしょう。
ただ、アイキャッチというかファーストインプレッションとしては、彩度の高い色は有効
だと思いますので、そういうのがあってのいいのにな…と個人的には思っています。

05_Rendering_White_&_Blue_20230502_05_m+logo_1600x.jpg

そういう話はともかく、個人的に好きなブルー系でレンダリングしたのがこれらの画像で、
この車には悪くない…というか結構いいなと思えています。(いつものようにオメデタイw)

06_Rendering_White_&_Blue_20230429_06_m+logo_1600x.jpg

07_Rendering_White_&_Blue_20230429_09_m+logo_1600x.jpg


この前のイエローと並べてみます。
08_Rendering_Yellow_&_Blue_20230429_03_m+logo_1600x.jpg

09_Rendering_Yellow_&_Blue_20230429_07_360deg-45deg_m2+logo_1600x.jpg

うーん…、どっちもいいけどどうしてもどちらか選べと言われたら、イエロー…かな。^ー^;

でも、このライトブルーのエクステリアに暖色系のオフホワイトのインテリアを合わせたの、
すごく魅力的なんですよね。それは捨てがたい。
この暖色系(淡いイエロー系)のオフホワイトのことをフェラーリなどではマグノリアという
表記をしていて、そのネーミングセンスがまたいいなと思います。

















Stand wiyh Ukraine_セイタカアワダチソウ+Ash013_360x640.jpg
ウクライナがロシアを追い出して勝利して、全ての領土をとり戻し、
ロシアにきっちり賠償させて、平和を取り戻せるまで応援したいです。

We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.









ちゃんとインテリアのデータも作ったら、その時はマグノリアでレンダリングしよう。…。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

ゴールデンウイークはレンダリング Ash019 [プロトタイプ開発経過]

Rendering_White_&_Yellow_20230429_06_m+logo_1600x640.jpg

ゴールデンウイークに入り、仕事の電話とかメールが無く平和な時間を過ごせている。
平和なこと自体はいいのだが…、
少し前に書いた “修正依頼か、これでOKです!(祝!w)” のどちらかの連絡がやっと
クライアントから来たと思えば、想定外の「今になってアレなんですが…」という、
まさに、なんで今になってそういうこと言いだすんですかぁ…? (;´ω`)  な内容で…、
困りながらその後の指示連絡待ちになっていた件、
ありがちだけど連休前に修正依頼されて連休明けに欲しいなんて言うことになるかもな、
などと思っていたら、その後の連絡が無いまま連休に突入してしまった。
オイオイ、連絡くらいくれてもいいんじゃないか。
大体、3月いっぱいでおおむね終了、伸びても4月早々に決着、のはずだったのに、
どうしてこういうことに…。

Rendering_White_&_Yellow_20230429_09_m+logo_1600x.jpg

ということで、しょうがないので他のやりたいと思っていたことを色々やって過ごそうと
いうことに。まずはこの間の続きになるAsh019という車のレンダリング。

Rendering_White_&_Yellow_20230429_10_m+logo_1600x.jpg

いつも好んで使うのはパール系ホワイトで、黄色味のないパールというかホワイトマイカ
というか、メタリック塗装の粒子をとても細かくしたものを含んだようなイメージで、
ライティングによってごく明るいシルバーのようにも見えるもの。これ以外にイエロー系
(レモンイエロー寄り)、ライトブルー、そしてレッド。とりあえずこれらの好きな色合い
を調色してテストレンダリングを繰り返した。
その中から今回はイエローとホワイトを並べたものをいくつかピックアップ。

Rendering_White_&_Yellow_20230429_11_m+logo_1600x.jpg

Rendering_White_&_Yellow_20230429_12_m+logo_1600x.jpg

イエローがいい感じに好みになって、そのレンダリングを見ていると、
あぁやっぱり黄色もいいなぁ…と、思えてくる。いつものようにちょっとオメデタイw
黄色の車はこれまで所有したことがないが、いつも心のどこかにあって、それはある種の
憧れに近いものみたいな感覚がある。沢山持てるのなら1台は欲しいし、気に入った車を
色違いで持てるのならそうしたいと思うくらい。

Rendering_White_&_Yellow_20230429_13_m+logo_1600x.jpg

アングルもスタイリングの特徴がよく出るように、より印象的に見えるようにと考えて
良さそうなものが見つかると、これであの色とあの色でレンダリングしてみよう…、
ライティングもああしてこうして…などと考えているともうきりがなくなってくるw

Rendering_White_&_Yellow_20230429_14_m+logo_1600x.jpg

時間に追われる通常業務の途中ではとてもやっていられない。こんなことが出来るのも全て
平和な時間があるからで、ゴールデンウイークっていいわぁ…となっているw

Rendering_White_&_Yellow_20230429_16_m+logo_1600x.jpg

さらに明後日3日には妻が最近行ってすごく良かった(妻いわく、ミルク感たっぷりで
超おいしい!ぶっちぎりの優勝!とのこと)というジェラート屋にオレサマを連れてってくれる
そうなので、もう本当にゴールデンウイーク万歳であるw
















Stand wiyh Ukraine_セイタカアワダチソウ+Ash013_360x640.jpg
ウクライナがロシアを追い出して勝利して、全ての領土をとり戻し、
ロシアにきっちり賠償させて、平和を取り戻せるまで応援したいです。

We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.









黄色もやっぱりいいなぁ。黄色い車、魅力的…。




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

Ash019 ヘッドライト周りの微修正 [プロトタイプ開発経過]

01_20230423_16wu_sun225deg-45deg+logo_x3_GIF-animation_640x360.gif

前回に続いて開発中の車:Ash019(コードネーム、仮称)の作業。
今回はヘッドライト周りの微修正。微修正なのだが…、影響範囲は案外広く、作業は結構
大きな面に及ぶもので、その作業量に比して変化が極めて小さい…、そういう作業になった。
まぁそういうことはよくあるといえばよくあるのだが、これを静止画だけ並べて比較しても
もはや難易度の高い間違い探しみたいなことになっていてw 非常にわかりにくい。
それで、変化をわかりやすくするためにアニメーションGIFにしてみた。
これなら微妙な変化もよくわかる、と思う。

02_20230402_17wu_sun225deg-45deg+logo_x3_GIF-animation_640x360.gif

ヘッドライトは最初の状態から少し天地を狭く、横幅を広げた。
ヘッドライトだけいじるとボディ面との整合がとれなくなるので、そうならないように
ボディ側(フロントフェンダー)も修正。前方、上方ににやや膨らんだような形状に。
これでヘッドライトとボディとの関係は整合させられたものの、フェンダーの上面を走る
ピークラインがぼんやりしてしまったのがちょっと気になる。

それで、フェンダー上面の造形を再びいじり、ヘッドライトから後方への分だけでもピーク
ラインがより明確に出るようにした。
このピークラインの扱いはかなりデリケートで…、全体的な印象としてシャープで清潔感が
感じられるような造形を目指しているのだが、程よい強さのピークラインはその印象付けに
大きく貢献する。
ここでピークラインと言っているのは実際のところは面と面が交差して出来る両者の相関線
のことであり、線をいじるというよりは面を調整することによって望ましい線、得たい線を
獲得する、という表現が適切なもの。

03_20230423_19wu_sun045deg-45deg+logo_x3_GIF-animation_640x360.gif

この車のヘッドライトは2か所でその相関線にかかっているので扱いがやや面倒。アウター
レンズが2か所で折れているということなのだが、そんな折れ線のあるようなアウターレンズ
のヘッドライトを色々なアングルで見ても違和感無いように、そして魅力的に見えるように
するのは中々骨が折れる…、そういうことである。
そんな構成にしなければいいのに…と思われるかもしれないが、こうしたくてやっているので
それはもうしょうがないw
全体の造形としての雰囲気優先でピークラインを気持ちよく通してしまうとヘッドライトの
外形線がガタガタして “変な表情” “痛々しい造形” に見えてしまいかねない。
それは絶対に避けたい。
妥協できるレベル、いい意味でこの造形ならではの魅力を感じられるような…、そんな都合の
いい落としどころを探って調整を繰り返した。

04_20230423_18wu_sun045deg-80deg+logo_x3_GIF-animation_640x360.gif


















Stand wiyh Ukraine_セイタカアワダチソウ+Ash013_360x640.jpg
ウクライナがロシアを追い出して勝利して、全ての領土をとり戻し、
ロシアにきっちり賠償させて、平和を取り戻せるまで応援したいです。

We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.









アニメーションにすると微妙な違いもよくわかる…。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

Ash019 シングルワイパー新設計 [プロトタイプ開発経過]

Ash019_single_wiper_01_1600x900+logo.jpg

前回とその前にも書いた “修正依頼か、これでOKです!(祝!w)” のどちらかの連絡が
先週クライアントから来たのだが、想定外の「今になってアレなんですが…」という、
まさに、なんで今になってそういうこと言いだすんですかぁ…? (;´ω`)  な内容で…、
少々困ったちゃんなことになりそうなのだが、では具体的にどういうものを作ればいいのか
ということついては、少し考えさせてほしいとのことで、またその連絡を待つことに。
まぁふんわりした感覚でなんとなく目標っぽいことを言われるよりは、しっかり考えて
具体的で明確な到達点を示してもらうほうが良いので、ここで変に急がせてもしょうがない。
それにしてもいつ終わるんだろう、この仕事…。


そういうことなので、開発中の車:Ash019(コードネーム、仮称)やほかのモデルの作業を
すすめながら連絡を待つことにした。

Ash019_single_wiper_02_1600x900+logo.jpg

本日取り上げるのは前回の終わりの方で触れたワイパー。
この種の車のフロントウインドーは一般的なものと違って前後方向に長く縦横比が1:1に近い。
こういう形だと一般的な2本ワイパーでは上側に拭き残しが大きく出来てしまうので、それを
解決するためにリンク機構を使ったシングルワイパーがしばしば使われる。有名どころでは
ちょっと古いがランボルギーニ・カウンタック(以降の同社フラッグシップの一連も)や、
フェラーリ・ベルリネッタボクサー(他にスペチアーレモデルなど)などがそういうワイパー
を採用している。日本車ではトヨタ・ヴィッツ、三菱・アイなどに採用例があり、それらを
参考に今回新設計した。
余談だが…、メルセデスベンツ・Eクラス(W202)にもかつてシングルワイパーが採用されて
いたが、あれは根元の機構がかなり凝っていて特殊な動きをする別物。わざわざ開発しただけ
あって払拭面積は非常に大きく超優秀な機構。ただ、ちょっとやり過ぎ感あり。



まず平面上で作図して基本的な動作を決める。最初は上面図で検討し、フロントウインドー
に近い角度に傾けてみて様子を見る。視界要件なども考えながらこれを何回か繰り返し。
Ash019_single_wiper_03_locus+logo.jpg

良さそうなものが出来たら3Dモデリングして、ウインドシールド(フロントウインドー)の
曲面に沿わせて動かしてみて、破綻するところが無いように調整。
リンク(ワイパーアーム)の根元にはヒンジがあって、アーム内部にはコイルスプリングが
仕込まれていて、ワイパーアームをガラス側に常に押し付けている。これとブレード側の
板バネによってガラスと接触している部分の曲率が変化してもワイパーゴムはガラス面に
追従することが出来る。


出来たものはこんな感じ。やや前方寄りの上方から。
Ash019_single_wiper_action_composite_1+logo.jpg

同じアングルのアニメーションGIF
Ash019_single_wiper_GIF-animation+logo_1_640x381.gif


少し右斜め前の上方から。
Ash019_single_wiper_action_composite_2+logo.jpg

同アニメーションGIF
Ash019_single_wiper_GIF-animation+logo_2_640x381.gif

これだけ拭ければ十分だろう。
停止時のおさまり具合もいい感じに出来て、これならほぼ視界を妨げることも無さそう。


















Stand wiyh Ukraine_セイタカアワダチソウ+Ash013_360x640.jpg
ウクライナがロシアを追い出して勝利して、全ての領土をとり戻し、
ロシアにきっちり賠償させて、平和を取り戻せるまで応援したいです。

We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.









ダブルリンクを使ったシングルワイパー、この種の車にはとてもいい…。




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

Ash019 細部修正、レンダリングなど [プロトタイプ開発経過]

01_Ash019_1600x900+logo.jpg

前回書いた、修正依頼か、これでOKです!(祝!)のどちらかの連絡がクライアントから
まだ来ないので前からやりたいと思っていた、開発中の車:Ash019(コードネーム、仮称)
の細部の修正とレンダリングを色々やった。

02_Ash019_1600x900+logo.jpg

色々なアングルで、ライティングも色々試して数パターンの良さそうなものが設定できたので、
こんなアングルのものもやっておくか、とリヤコンビライトまわりをクローズアップした画像
を作ろうとしたところ…、格納式リヤウイングを展開した時(上がった状態)の下面中央部が
何とも嫌な感じになっていることが発覚。
ここはなめらかに連続していてほしいところなのだが、センターに折れ目があってその両側が
盛り上がって、極端に言うとお尻のような形になってしまっている。面のつながり方としては
もっとも良くないつながり方。(個人的見解)まだ現物になっていなかったから良いような
ものの、うっかりこのデータのまま現物化していたら一生後悔するところだった。そんな
大げさな…と思われるかもしれないが、それくらい自分としては嫌な形状だということ。
通常の明るさではわかりにくいかもしれないが、明度を落として相対的にコントラストを
強めた画像で見るとこの部分の良くなさがより明確にわかると思う。

03_Ash019_1600x900+logo.jpg

04_Ash019_1600x900+logo.jpg

で、ここをサクっと修正。
ついでにレンダリングメッシュの設定が適切でないところが目についたので、部分的に
レンダリングメッシュの設定を変更して実際の形状に近い見え方になるようにした。
そして再度レンダリング。

05_Ash019_1600x900+logo.jpg

06_Ash019_1600x900+logo.jpg

これならいいだろう。



他にはワイパーに関して少しまじめに取り組んで、ダブルリンク機構を使ったシングル
ワイパーを新規に設計した。
適当な市販車のものを流用して済ますことも出来るのだが、それではどうしても拭ききれ
ないエリアが多く残ってしまうし、見た目の点でもやや残念なものになりかねない。
十分な払拭面積を確保して、停止時に視界を妨げず、その上で見た目にカッコよく思える
ものにしたい。そのためには技術的な裏付けが必要だから、いつかちゃんと検討して設計
しなければ…と思っていたもの。

07_Ash019_1600x900+logo.jpg

更にヘッドライトの形状をより細く(天地に狭く)、長く(横方向に拡大)、フロント
ビューでの角度を緩やかに(外側が上がっている角度を弱めて少しだけ水平気味に)修正。
よりおとなし目で涼しげな眼もとにするためなのだが、そのためにはフロントフェンダー
(フロントカウル)自体の形状も少なからず手を入れることとなり、ヘッドライトの印象
をほんのわずかに変えるためだけなのに随分と大掛かりな修正となった。どこにも迷惑が
かからない今の段階だから出来ることではある。
もしも実際に作り始めてからこんなことをやったら関係者全員キレてもおかしくないw

08_Ash019_1600x900+logo.jpg

このワイパーとヘッドライトに関してはまた別の機会に取り上げようと思う。

















Stand wiyh Ukraine_セイタカアワダチソウ+Ash013_360x640.jpg
ウクライナがロシアを追い出して勝利して、全ての領土をとり戻し、
ロシアにきっちり賠償させて、平和を取り戻せるまで応援したいです。

We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.









リヤウイングの下面なんて、と思われるかもしれないが…。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

格納式リヤウイング 機構解説 [プロトタイプ開発経過]

01_ViewCapture20220530_000540+000555+logo.jpg

リヤウイングに関する投稿が続いていますが、今回は前回投稿した新型格納式リヤウイングの
機構解説です。これで一旦リヤウイングは終わりにしますw


画像2枚目、3枚目、まずは格納状態をやや俯瞰気味に。

ViewCapture20220530_000052+logo.jpg

ViewCapture20220530_000105+logo.jpg

画像4枚目、5枚目、これが展開状態。格納されている時はフラップも出っ張らずにフラッシュ
サーフェイスになっていますが、展開するとこんな感じに少しだけせりあがります。

ViewCapture20220530_000119+logo.jpg

ViewCapture20220530_000130+logo.jpg

画像6枚目、7枚目、展開状態を少し下側から見たところ。
リンクがどんなことになっているのか、何となくわかるかと思います。

ViewCapture20220530_000203+logo.jpg

ViewCapture20220530_000213+logo.jpg

画像8枚目、9枚目、格納状態を真横から見たところ。

ViewCapture20220530_000347+logo.jpg

ViewCapture20220530_000356+logo.jpg

画像10枚目、11枚目、展開状態を真横から見たところ。

ViewCapture20220530_000411+logo.jpg

ViewCapture20220530_000421+logo.jpg
本当は中間の状態もあればよりわかりやすいと思うのですが、スクリーンショットを撮り終わって
そう思ったのでめんどくさくなってそれは撮りませんでしたw



画像12枚目、13枚目、展開状態を少し下側から見たところ、車両全体像。
(この2枚ををオーバーラップして表示方法をちょっといじったのが1枚目の画像です)

ViewCapture20220530_000540+logo.jpg

ViewCapture20220530_000555+logo.jpg


形にしてみて、ほぼ狙い通りのものが出来たと思う。こんな感じでリンクがむき出しだと構造がわかり
やすくて良いのだが、このままだとちょっと“生(なま)”過ぎるので、滑らかな造形の薄手のカバーを
付けるか、ウイング下面の造形自体で機構を覆うようなものにしたほうがいいようにも思えてきた…。
成形型を含めた成形のことを考えるとカバーのほうがいいか…。まぁ、それはそのうち考えよう。









W_IF-02RDS+Micro_cargo_Ukraine_color+text_12.jpg

本日の投稿も最後のウクライナカラーの画像はウクライナ応援用です。
勝手に人の国に攻め込んで殺戮、略奪等、悪事の限りを尽くしておいて、
ここは俺たちのものだ!とか言うロシア。こんなことを許して良いわけがない。
このニュースに慣れてきて世界の関心が薄れていくことをロシアが願っているとのことですが、
何を自分達にだけ都合のいいことを考えているのかと…。この残虐行為を1日も早くやめさせて、
きっちり賠償させるまで、ロシアには厳しい目を注ぎ続けなければならないと思います。
どうかウクライナがロシアに勝利してに平和が訪れますように。
あまり長引かずに戦争が終結しますように。

ウクライナを全力で応援!
私達はみんなあなた方の味方です。
We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.







リヤウイングの他にも色々やっているので、それらをおいおい…。




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

格納式リヤウイング新型 [プロトタイプ開発経過]

01_ViewCapture20220529_235225+235238+logo.jpg

前回、調整機構を入れたリヤウイングについて書いたが(画像1枚目~3枚目)、そのすぐ後で
格納式リヤウイングにもフラップをつけられそうな気がしてきたので、それを形にしてみた。

ViewCapture20220529_235225+logo.jpg

ViewCapture20220529_235238+logo.jpg

次の画像がそれなのだが、以前検討していた展開時に横方向に拡幅するのは今回はやめておいた。

ViewCapture20220529_235323+logo.jpg

ViewCapture20220529_235334+logo.jpg

前回のリヤウイング、リヤクォータービュー

ViewCapture20220529_235614+logo.jpg

ViewCapture20220529_235629+logo.jpg

今回の格納式リヤウイング新型、展開時リヤクォータービュー。

ViewCapture20220529_235714+logo.jpg

ViewCapture20220529_235728+logo.jpg

フラップはダブルリンクの応用で、メインウイングの展開にともなってせりあがるようになっている。
このリンクが出来そうだなと思えたので今回形にしてみようと思った。この案の良いところは、この
動作のために専用のアクチュエーター等を必要としないところ。メインの展開用にリンクステーの
根元にステッピングモーター等を1個仕込むだけでこの機構は成立する。直動式のアクチュエーター
よりも簡単でコンパクトに済む。こういったリンクではフリクションだけが気になるところなのだが、
それは対しては各リンクピボットにはジュラコンかオイレスブッシュを入れる(いわゆるハット型の
カラーを左右から入れて使う)ことを想定し、滑らかに動くよう考慮している。
この案の少しだけ残念なところはフラップの調整機構が無いところだが、それはとりあえず我慢w


今回の格納式リヤウイング新型、格納時リヤクォータービュー。

ViewCapture20220529_235827+logo.jpg

ViewCapture20220529_235839+logo.jpg

今回の格納式リヤウイング新型、格納時、俯瞰気味のリヤクォータービュー。
こんな感じで、ボディパネルの一部を切り取るようにしたそれをそのままリヤウイングとして活用
している。ウイングの外周部にパーティングライン(隙間)が出来てしまうが、それはしょうがない。

ViewCapture20220529_235932+logo.jpg

ViewCapture20220529_235942+logo.jpg

今回の格納式リヤウイング新型、展開時、俯瞰気味のリヤクォータービュー。
展開した時は格納スペースの穴というかくぼみが出来るので、それをそのままにしておくのはあんまり
なので、それをふさぐために下側からカバーがせりあがってふさぐようになっている。

ViewCapture20220530_000000+logo.jpg

ViewCapture20220530_000010+logo.jpg


次回は今回考案したリンクについて解説してみる予定。(まだリヤウイングが続くという…w)


この二つのリヤウイングを比較してみて、ノーマルバージョンはこの格納式がいいかと思う。
固定式のほうも捨てがたいのだが、大きさからもこちらはレーシングバージョンというような扱いか、
オプション扱いがいいかなと思う。







W_Aspark_Owl+Micro_cargo_Ukraine_color+text_11.jpg

本日の投稿も最後のウクライナカラーの画像はウクライナ応援用です。
勝手に人の国に攻め込んで殺戮、略奪等、悪事の限りを尽くしておいて、
ここは俺たちのものだ!とか言うロシア。こんなことを許して良いわけがない
どうかウクライナがロシアに勝利してに平和が訪れますように。
あまり長引かずに戦争が終結しますように。

ウクライナを全力で応援!
私達はみんなあなた方の味方です。
We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.







格納式のリヤウイングでフラップ付き、実現出来そうなめどがついて良かった…。




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車
前の10件 | - プロトタイプ開発経過 ブログトップ