キャビンの形を仮決めし、ウインドー類のセラミックプリントを含めた処理をして、画面上で
完成状態の雰囲気をつかめるようになってきた。

ドアのオープニングラインを入れてみて、ヒンジラインも暫定で決めて本当に開閉できるかどうか
検討してみる。画面上に見えている透明アクリルのシールドのようなものは、ヒンジラインを回転
軸としてドアの外形線を回してみたときにできる回転体。これがどこにもあたることが無ければ
ドアは問題なく開くということ。現状では開く角度を90度に設定して検討している。


で、案の定フロントフェンダーの後ろ側上部がガッツリ当たっているわけだw
赤い線が透明の回転体とフロントフェンダーの相関線。グリーンの線はこんな感じに修正しようかな…
という線。前側上方から見ると下の画像のような感じ。

BOSCHのバッテリーがシートのわきに見えているが、バッテリーはどこにレイアウトするのがいいか、
他のものとの兼ね合いもあるのでいくつかの場所を候補として考えていて、これはそのうちの一ヶ所。
パッセンジャー側のシートと燃料タンクにかかるような前後位置で、前後方向の位置としてはとても
望ましいほぼベストな位置。候補地は他に2か所あって、ひとつはこれよりも後ろのサイドラジエーター
とリヤタイヤの間(最終的にはここになるのではないかと思っている)で、もう1ヶ所はキャビンの前、
フロントサスペンションの付け根のあたりのフレームの中。前車軸のすぐ前、左右方向ではセンター
なのでその面ではベストなのだが、IF-02RDS road versionではここにエアコンユニットを置いていて、
この車もそれを踏襲するとここにバッテリーはおけなくなりそう。このクラスのバッテリーになると
大きさも重さも結構あるので、充電や交換のことを考えると初期の段階から位置とアクセス方法について
考えておいたほうがいい。


フロントウインドーの上側の左右端のラインとそれに沿うドアのオープニングラインがちょっと気になる。
面の構成上の成り行きでこうなっているのだが、アングルによってはグニャっと見えてちょっとすっきり
しないので、もう少し調整したほうがいいかもしれない。だいたいウインドーグラスの角はピン角では
いけないので、このままというわけにはいかない。



ドアの開閉についておおまかなめどがついたらいよいよフロントまわり、顔つきの修正にはいるのだが、
まだそれには少しかかりそう。こんなに下側まで開ける必要はないかもしれないし…。

それに、作業中何度も見てると、この顔もこれはこれで悪くないんだよな…と思えてきて、ちょっと困る。
別のものも作ってみていろいろ比較してみればいいだけだが。






色々考えてても、形にしてみないとわからないから…。