ASPARK OWLの市販バージョンを開発/製造しているイタリアのMAT(Manifattura Automobili Torino)
がMisano World Circuitで撮影した走行中の写真を見て、この車はやっぱり固定ウイングがあったほうが
良かったかなと思いました。





市販バージョンはこんな感じでボディのリヤエンド上面が立ち上がり、リヤウイングとなります。


これがオリジナルデザインの3DCG


リヤウイング信望者というわけではないですし、普通は、デザインとして成立するのなら要素は少ないほうが
良いと思っている私ですが、この車に関してはリヤウイングはあったほうが良かったなと思います。
開発中もどちらにしようか結構迷ったのですが、比較的シンプルなボディ形状に、後方視界のことも考えて
(後にそれは全然意味の無いことになってしまうのですが)ステーが長い大型のリヤウイングをつけた状態で
まとめたデザインです。大型のウイングだけれど、それがあまり主張し過ぎないように、大胆だけれどなじみの
良い形状にと考え、自分としてはうまくまとまったかなと思えたデザインでした。

そういう、ウイングが有る状態で完成したデザインから一部の要素を無くされてしまったら、それはやっぱり
自分としては物足りなく思えてしまうわけです。
格納式にするなら最初からそのつもりでデザインしないと、ということですね。当たり前ですけど。


以降は2017年フランクフルトショーで初公開された時の写真。1枚目と2枚目は特にボディの低さと薄さが
強調されていて好きです。










プロトタイプと変わってしまった細かな点がいくつかあって、それは私としては残念なのですが、
それでも来年の早い時期にようやく日本にもこの車が入ってくるとのことですので、それはとても楽しみに
しています。








この車が日本に入ってくるのが楽しみ。ウイングとか細かいことはともかく…w