イケヤフォーミュラさんからシャシーが到着した。もちろん運送業者が届けてくれたわけではなくて、
いつものように積載車に積んでイケヤフォーミュラの池谷さんとTさんで神奈川のスタジオというか
工場まで持ってきてくださった。いつもご苦労様です。そしてありがとうございます。

1号車とほとんど変わらないように見えるシャシーだが、キャビン、フロントまわりは保安基準に適合
させるために修正されたボディ形状に合せて色々な部分が細かく修正されている。そして、この後も
微修正は入る。



そして先日貼りこんで硬化、脱型されたキャビン。モノコックではなく、ボリュームが少ないので、
これだけ見ると華奢な感じがするが、これ自体は応力負荷をほぼ受けないので、自己破壊さえしな
ければいいのでこれで問題無い。
負荷は基本的に高剛性の鋼管製フレームで受ける構造。

良く考えられて丁寧に作られた(そしてとても高価な)カーボンモノコックには重量剛性比では
及ばないが、補強したい場合や形状を変えたい場合の自由度が高く、補修するにも容易。ドライに
考えれば合理的といえる。


キャビンを脱型したメインの成形型。リヤカウルとフロントカウルはまだ置いたまま。




キャビンの脱型日程に合せてシャシーを搬入してもらい、これから定盤の上で位置出し、キャビンを
セットし、ドアや前後カウルの建付けを行う。シャシーとキャビンがセットできれば大分形になる。



写真は全て、この作業をお願いしている NY Connect の内藤さん撮影。





やっとここまで来た。だがまだ先は長い…。