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イケヤフォーミュラさんへ出張 [Ikeya Formula IF-02RDS]

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6月12日(土)に栃木県鹿沼市のイケヤフォーミュラさんに行ってきた。コロナ禍もあって、
なかなか顔を合わせての打ち合わせもできず、お邪魔するのは随分久しぶりのことになる。


これは前日準備した出張セット。
朝見ると、カメラバッグに不織布マスクが刺さっててメモらしいものが…。
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朝早くに出勤した妻が書いてくれたメモ。 妻、気がきいて優しい。 字が幼いw
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で、玄関に行くとドアの取っ手にまたメモ。
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私が忘れ物しないように妻がいろいろ気をつかってくれている。
ここに書かれている手みやげも飲み物(コーヒー:車の中で私が飲む用)も事前に妻が用意してくれている。
妻、よく気がついて優しい。 字が幼いw
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妻がここまで念入りに色々してくれるのは、私に“前科”があるから。しかも何回かw
それはイケヤフォーミュラさんではなくて神奈川県内の製作現場なのだが、そこにカメラをもって
行くのを忘れ、何回か取りに帰った。往復約2時間かけて。カメラが無くても製作作業自体には別に
何も問題は無いのだが、なるべく多くの工程を写真に撮っておきたくてそうしたのだが(じゃあ忘れるな
ということだが…)、妻には信じられない…と言われた。
以来、出張というと前科持ちとして妻からの信用をすっかり無くしてしまったオレサマ…。 



大磯の自宅兼会社を出て、2時間40分くらいで栃木県鹿沼市のイケヤフォーミュラさんに到着。
予定通りお昼の少し前。お昼までの短い時間に少しだけ打ち合わせ。この日は会社としてはお休みの
イケヤフォーミュラさん、出社していたのは池谷さんの他には腕もセンスもいいメカニックのTさん
ひとりだけ。
3人で昼食をいただき、午後からまた打ち合わせ。
打ち合わせの内容としては、プロジェクトの本格始動の前の現状確認とか見通し的なものになるのだが、
あまり忙しくないときにこうして色々な意向や見通しについてお聞きして、意見交換して共通認識を
作っておくのはそれだけでも意味がある。池谷さんと会ってお話しするのはそれだけでも楽しいし。

その打ち合わせを終え、池谷さんが“せっかくだから見てってください。”とのことで、IF-02RDSの
カバーを外して久しぶりにご対面。
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ドアの建付けとかは今も非常にしっかりしていて、これは池谷さんも感心してくれていた。
FRPボディの車にありがちな安っぽい音や感触はここには無い。
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構造的に弱いところにクラックが入っているところもあるのだが(これは私の設計が良くない)、
ボディの表面の変形とか細かな歪みや凸凹などは皆無できれいな状態を保っている。
これを製作してくれたNY Connect 内藤さんの腕の確かさをあらためて感じる。
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このフロントまわり、この低さとシャープさは現物ではやはり圧倒的。他の車ではありえない。
ライセンスプレートの問題はあるが、これはやっぱりこの形で車検を通したということに大きな意味が
あったのだとあらためて思う。
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この車の修正版を本当に作るのか、あるレーシングカーの新型と兄弟車になる可能性はどうなのか、
関連を持たせるのか全く異なる車の開発となるのか、現状で宙に浮いてしまっているが途中まで検討
してきた現代のF1並みロングホイールベースの車のこの先の見通しは…など、まだいろいろ検討して
整理していかなければならない。

細かいことはまだ言えないが、一つ方向性として、今後開発するであろうロードカーに関しては、
このIF-02RDSよりも少し一般的なロードカー寄り、簡単に言うとASPARK OWLとの間にくるような
ものになるかもしれないということ。これは池谷さんの好みの変化というわけではなくて、IF-02RDS
road versionとASPARK OWL prototypeを同時に見た方々の反応で、ASPARK OWLのプロトタイプが
想像以上に人気があって、池谷さんとしては個人的な好みはIF-02RDSのほうだけど、普通の車好きな
人達に売れるのはこっちのほうなのかなと思うんで…とおっしゃっていた。
この2台の車の中間…。
私としてもそれがどんなものにできるのか、自分でも興味があることは間違いないし、大きなやりがいも
感じる。




新型コロナの終息に合わせて新プロジェクト始動、となりますように…。


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