昨日に引き続き面出し作業。上の写真はシャシーにキャビンとリヤカウルがセットされた状態。


設計上のバックランプの位置では、補強のために追加したパネルのふちを切り欠くようなことになり
そうなので車両中心寄りに50mmほど移動することにした。移動しても特に問題無い。



フロントフェンダー。手前は固定部でフロントカウル開閉時にも動かない部分。
奥のフロントフェンダー本体はフロントカウルに締結され、開閉時に一緒に動く。サービスホールや
ブレーキ冷却用ダクトの通る穴、フェンダーブリッジのマウント部のへこみや、エンブレム用と3方向締め
ファスナー用のへこみなどが確認できる。



フロントカウル本体。手前側のフランジ状の平面部分に見えるのはフロントフェンダー締結用のボルトが
通る穴。フェンダーブリッジのマウント部のへこみのまわりはパテで調整、修正中。



キャビンとともにシャシーにセットされた状態のリヤカウル。リヤウイングのステーも取り付けられていて
その周囲のクリアランスも調整済み。



フロントクォーターから。ドアヒンジのマウント部がキャビンのAピラー部に一体化されている。
ドアのストライカーが取り付けられるやや面倒な造作の部分もきれいに仕上がっている。
前側の楕円の穴は室内にフレッシュエアを入れるためのもの。蛇腹ホースを介してダッシュボード上面の
グリル(吹き出し口)につながる。



サイドから。キャビン側から移設された給油口の穴もきれいに整えられている。




このあと、フロントカウル、フロントフェンダー、ドアなど全て組付けた状態でもう一度全体のチリ合せを
行い、各パネルの面がきれいに連続してつながるように面出し作業を行っていく。この一連の作業が
問題無く進めば今月末には塗装前の状態での引渡しとなる予定。



写真は全て、この作業をお願いしている NY Connect の内藤さん撮影。





あともう少し、だが、まだ予断は許されない…。