面出し作業が続く。


キャビンとリヤカウルをシャシーにセットした状態でドアを組付け、全体の様子を見ながら面調整。
パテのついた部分が比較的小さく点在しているのは全体的な面はかなり出来てきているということ。



リヤカウルのリヤウインドーに相当するパネル取付け用のへこみのところが薄くまだらになっているのは
面出しのために全体に薄く吹いた黒系の塗料。これが残っているところは面出しの研磨が行われていない
ということで、目視による確認を容易にするためのもの。
ただ、目視ではわからないようなごくわずかなゆがみも、手のひらでなでてみると明確にわかる。
面出し作業の途中でモデラーがしばしば手で表面をなでているのはそれを確認するため。出っ張りを
感じたらあて板に貼ったサンドペーパーで少しだけ削り、削っては手のひらでなでて確認。凹みを感じたら
パテを盛って、それが硬化したら削り、削ってはまた手のひらでなでて確認…。その繰り返しで面出し
作業が進んでいく。




ちなみに、リヤウインドーは1号車のときから、将来的にエンジンルームを見えるようにしたくなった
場合にこの部分のみ付け替えるなど、対処が比較的容易に出来るようにと思って、わざわざ別パーツに
したのだが、保安基準など色々あって…結局2号車でも変更無し。
かなり割高にはなるだろうが、オプション設定などで、ここに透明なウインドーにしたものも作ってみたい。



写真は全て、この作業をお願いしている NY Connect の内藤さん撮影。





面出し作業、中盤というところか…。