2017年の東京モーターショーで公開された IF-02RDS ロードバージョンの開発経過をまとめた
ページです。こちらもASPARK OWL のページ同様、公開するまでに2年以上かかってしまい、
新鮮味は無くなったかもしれませんが、デザイン過程や各種パーツ設計時のスクリーンショット
画像から、完成後のスタジオで撮影された写真、東京モーターショーでの写真、雑誌やWebなど
各種メディアの記事など色々集め、まとめてご覧いただけるようにしました。

IF-02RDS road version
http://ash-institute.cats.st/works_Ikeya_Formula_IF-02RDS_road_version.htm





2013年の1号車、いわゆるプロトタイプの発表から4年後の2017年、東京モーターショーで発表
されたIF-02RDS ロードバージョン。当初の見込みよりも時間はかかりましたが、モーターショー
開幕直前に念願の車検を取得することが出来、目論見通りライセンスプレートを装着して展示する
ことが出来ました。





コンセプトはプロトタイプと変わらず、保安基準を完全に満たすための開発作業を行いました。
製作作業の最中にブログのほうで記事をアップしてまいりましたが、そこでアップした写真、
設計作業中のPCのスクリーンショット画像等をあらためてまとめていますので、一気にご覧いただく
ことが出来ます。
現在は量産(といっても最大で99台限定ですが)のための開発と、完全オリジナル設計の自然吸気
V型10気筒エンジン、IF-V10E の開発が継続して行われています。





以下、先日のASPARK OWL prototype の記事でも同じことを書きましたが、ここでもう一度。
IF-02RDS road version のページで表示されている各過程ごとの横長画像をクリックすると
(反応が無い場合はもう一度クリックしてください ※ダブルクリックではありません)
その下にサムネール画像がいくつか表示されます。このサムネール群は、少ないところも
ありますが、多いところでは数十枚になります。





サムネール画像のどれかを選んでクリックすると独立したウインドーで拡大表示されます。
この独立ウインドーの右下にX型の矢印マークが出ている場合はオリジナルサイズよりも小さく
表示されている(ブラウザのウインドーサイズ内で全体表示するため)ことを意味しており、
そのマークをクリックすることによってオリジナルサイズで表示されます。
この独立ウインドーはドラッグして位置をずらしたり、複数開くことも出来ます。
独立ウインドー上でクリックするとその独立ウインドーは閉じます。
最初にクリックした横長画像をもう一度クリックするとサムネール画像群は非表示となります。





また、このページに限らずなのですが、弊社のサイトは全般的にスマホでは見づらい構成ですので、
(Google ChromeとFirefoxの検索結果に“ページがモバイル フレンドリーではありません。”と
親切に表示されます)いまどき恐縮なのですがPCでご覧いただくのが望ましいです。





こうして何回か、プロジェクト別に製作過程の項目ごとの横長のビジュアル画像、大きなリンク
バナーのようなのを作っていると、その作業自体が結構楽しめて、自分はこの作業好きなんだなと
あらためて思いました。





実際に車両を作っている最中の、
“これが現物になったらどんなだろう?思ったとおりのものになるといいなぁ、すごくいいなぁ…。
でもうまくいくかなぁ…、何とかうまくいってほしいなぁ、あれだけ検討したんだから大丈夫
だろうとは思うけど、こういうのは出来上がってみない何ともなぁ…。”
そんな期待と不安の両方、そして何より、
“これ本当に間に合うんだろうか?”
という現実的で厳しい状況、ある時は修羅場とも言えるような状況を乗り越え…、ある時は案の定(w)
失敗したりして、関係者にお詫びして、泣きながら徹夜とかしてリカバリーして、ようやくたどり着く
完成状態。その達成感、満足感、幸福感…そういう色々な感情がわきあがる、その経験をもう一度軽く
ほんのり味わえるようなところがいいのかなぁと思う。





車両が完成してもう済んだことなので、どうなるのかわからない不安や焦りの嫌な要素は無く、
楽な気持ちで(ほぼ)いい気分だけ再び味わえるのだから、それは心地よく感じられるはずです。
もちろん、ああすれば良かった、あそこはこうしておけば…というところはいっぱいあります。
当然あります。あんなところにあんなにお金かかってしまって、ほんとにもう余計な…なんていうのも
結構あるし。そういうことばっかり思い出すと暗黒面に片足突っ込んでしまいそうな…、ま、さすがに
そこまでのことはないですけど。
何にしても、やっぱりいいものだなと思います、終わった後のこの作業は。




過程によっては写真が多過ぎてなかなかまとめられないところもありました。Assemble とか、
Motor Show のところは特に多くて、こんなに沢山写真アップしてどうするんだ…?と自分自身で
思ったりしましたが、迷ってばかりいてもしょうがないので、まぁまた後で削除したり差し替えたり
すればいいか、そうだそういうことにしておこう…ということで、なかば見切り発車のような状態
ですが、アップしないままでいるより全然良いだろうと思うことにしました。





また、これも ASPARK OWL Prototype のページと同じですが、今後、各画像を拡大表示したときに
下側に現れる説明文を加えたり、細かい修正を少しずつ加えることになるかもしれませんが、それらに
関する時期は不定期に…ということになります。





以前、製作中にこのブログで書いてきたことは、カテゴリーの中の Ikeya Formula IF-02RDS から
ご覧いただけます。



最後の項目は製作過程ではなく、1号車:プロトタイプと2号車:ロードバージョンの違いを
わかりやすくご覧いただけるよう、近いアングルの両者の写真を並べたものです。
1台ずつ単独で見るとあまり違いがわからないかもしれませんが、こうして並べてみると
違いがお分かりいただけると思います。










沢山写真撮っておいて良かったな…、こういう作業するとあらためてそう思う。