ランボルギーニが新しいカウンタックを発表しました。
以前、ミウラの現代版も発表されたことがありましたが、あれは単なるデザインスタディだったようで、
あれと違い今度はちゃんと販売されます。限定台数112台という、ちょっと中途半端に思える台数ですが。

Response
ランボルギーニ『カウンタック』が復活、814馬力ハイブリッド搭載…世界限定112台を生産へ
https://response.jp/article/2021/08/14/348580.html

Car Watch
ランボルギーニ、新型「カウンタック LPI 800-4」世界初公開 限定112台の誕生50周年記念モデル
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1343680.html
↑写真がすごくいっぱいあっていいです。



率直な感想は、悪くない。でも、もっといいものに出来たのではないかな…、そんな気がします。









現行の同社のラインナップと比較すると、オリジナルに敬意を表してというか、イメージを壊さない
ように、あまりうるさい要素を入れないよう、気をつかいながら今風にまとめた、というところかな
と思います。


カウンタック5000QVと。
この画像はCGではないかなと思われますのですが、以降、オリジナルと並べてあるのは全部そうでは
ないかなと思われます。(単体の画像もそうかもしれませんが)


こちらはオリジナルのの初期プロトタイプLP500と。

LP500はシンプルな要素をデリケートに組み合わせ、整理された構成となっていて、今見ても
相変わらず好感が持て、魅力的です。





上の2枚の画像を見ると、奥に小さく見えるオリジナルLP500のサイドビューがやっぱり魅力的に
見えて…、並べないほうが良かったんじゃないか、などと思ったりもします。
新しいほうのサイドのエアインテークは、ここにオーソドックスなNACAダクトを置いても
そこだけ古臭く見えてしまうと思ったのか、こういうことになっているのですが…、これが魅力的か
どうかは何とも言えません。現行のランボルギーニ各車を見ても時々思うことですが、ディティールが
うるさくてやや子供っぽく思えて、この車のここはやはり同じように感じられて、個人的にはあまり
いいとは思えないです。













ヘッドライトはオリジナルと違って固定式。ここはリトラクタブルにしてほしかった…、
という方が多いかもしれません。個人的には固定でも魅力的ならいいと思うのですが、
これはちょっとあっさりし過ぎかな…とは思います。

テールライトも悪くは無いですが、もう少しやりようがあったのではないかな…という気がします。





インテリア。現代のランボルギーニらしくまとめてあり、十分魅力的です。
ただ、こういうものを見ると、オリジナルの、それも初期の頃のずらりとアナログメーターが並んだ
あの雰囲気が(視認性はともかく)懐かしく、ちょっと愛しいようにさえ思えてきます。
















オリジナルの初期プロトタイプ、LP500がやっぱり素晴らしく魅力的…。