前々回の続きで、Ash019という車のレンダリング。
この前はレモンイエロー寄りのイエローでしたが今回はライトブルー系。



ブルー系というと、海外の車ではフレンチブルーのアルピーヌA110、A310とか、
アメリカのデイトナ・コブラとか思い浮かびますが、個人的には1970年代の国産車の
流行色であったブルーメタリックを思い出します。ケンとメリーのスカイラン・ハード
トップとか、サニー・クーペとか…。あの頃のものほどメタリックの粒子が粗くなく、
彩度もやや控えめで、色相としてはごくオーソドックスなブルーというかコバルトブルー
系で、ターコイズとかのグリーン系が混じったものではなくて、むしろごくわずかに
パープル系に寄ったくらいのブルーが個人的には好みです。

この種の色の話をすると、「本当の青!」「本当の赤!」などとお客様からキレ気味に
とても解釈に困る指示をいただいてしまったという事例を思い出してしまうのですがw
そういう話はまた別の機会に…。



実車の場合ブルー系は提案してもあまり選ばれることが無いのですが、広告用ビジュアル
の場合、シルバー、白系に次いで有彩色としてはブルー系になることが多いです。
うちあたりの経験上のことですから大したサンプル数とは言えない中での話ですけど。
自動車部品メーカーの性質みたいなものかと思うのですが、無彩色かブルー系が多くて、
他の色は赤系とグリーン系が1回ずつあったくらいです。



実車では赤、シルバー、イエロー、濃いパープル系、ライトブルー、グリーン系など色々
ありましたので、広告用ビジュアルのほうがカラーリングに関しては明らかに保守的な
傾向にあると思います。自動車部品メーカーとしては国内外の複数の自動車メーカーに
自社製品をアピールするためのビジュアルとして、それ自体にあまり強い個性があっても
しょうがないというか、むしろ個性は無いほうが望ましいということなのでしょう。
ただ、アイキャッチというかファーストインプレッションとしては、彩度の高い色は有効
だと思いますので、そういうのがあってのいいのにな…と個人的には思っています。



そういう話はともかく、個人的に好きなブルー系でレンダリングしたのがこれらの画像で、
この車には悪くない…というか結構いいなと思えています。(いつものようにオメデタイw)






この前のイエローと並べてみます。




うーん…、どっちもいいけどどうしてもどちらか選べと言われたら、イエロー…かな。^ー^;

でも、このライトブルーのエクステリアに暖色系のオフホワイトのインテリアを合わせたの、
すごく魅力的なんですよね。それは捨てがたい。
この暖色系(淡いイエロー系)のオフホワイトのことをフェラーリなどではマグノリアという
表記をしていて、そのネーミングセンスがまたいいなと思います。


















ウクライナがロシアを追い出して勝利して、全ての領土をとり戻し、
ロシアにきっちり賠償させて、平和を取り戻せるまで応援したいです。

We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.











ちゃんとインテリアのデータも作ったら、その時はマグノリアでレンダリングしよう。…。