本田技研工業は3月30日、オープン2シーターの新型軽自動車「S660(エスロクロクマル)」を4月上旬に
発売すると発表。価格は198万円~218万円。 色々あって随分遅れましたが、ようやくです。
注目度が高く、色々なところで取り上げられていますが、↓のCar Watch が詳しく、写真も豊富でいいです。

ホンダ、“心昂ぶるHeart Beat Sport”新型軽自動車「S660」 - Car Watch http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20150330_695122.html

S660│Honda
http://www.honda.co.jp/S660/

S660 スペシャルサイト GATE 660
http://www.honda.co.jp/S660/gate/





軽自動車枠なのであたりまえですが、全体的にコンパクトでモダン、とても良くまとまっていて魅力的。
ダイハツ・コペンがあまりにアレだったんで比べるのもなんですが、あちらよりも100倍いいです。
新車で買えるものの中で欲しいと思える数少ない1台です。





サイドパネルの造形が良くて、リヤフェンダーまわりの形状は軽自動車の寸法でよくこれだけ張り出して
見えるようにしたものだと感心します。リヤコンビライトも含めて魅力的。
ドアのスイッチは目立たないようにドアハンドルのへこみの内側上部に設置されています。

パッケージレイアウトがわかりやすいサイドビュー。 この画像を見ると、エンジン本体をもっと低い位置に
したくなりますが、FF用のものを流用する限りはそうそう理想主義的な設計は出来ないのかな、と想像されます。
トランスミッションの中身は専用設計らしいですが。


ちょっと驚きの電動デバイス、アクティブスポイラー。ダックテール形状で格納時にも意味のある形をしていて
車速に合わせて自動的に上下するほか、インパネに設置されるスイッチで手動操作も可能とのことです。
コストや重量増を考えるとよく採用したものだなと思います。




クリーンでスマート、でとてもいい形のドアミラー。ヘッドライトも素直な形でいいです。



カラーバリエーション。個人的にはやはり白が一番魅力的。



インテリアは2つのグレードでいくつかの箇所がシルバー系とピアノブラックに分かれます。
メーターグラフィックも悪くないです。




ちょっと変わった仕組みのソフトトップ。ダイハツコペンが頑張って電動メタルトップを採用したのと対照的に
手動でそれもかなり割り切ったもの。個人的にはオープンには特に魅力を感じないので、ここはFRPなどの
かたいものにしてほしかったのですが、そういうものは無限ブランドのほうで用意されているようです。



こんなところにもパワーウインドー。









無限ブランドで前後のフェンダーやルーフ、リヤウイングなど色々なパーツが用意されているようです。
無限、『S660』用の各種パーツをリリース - (オートスポーツweb)
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=10&no=64206


もし自分が買うなら…、他はともかくルーフはこのハードタイプにしたいです。
ホイールも純正よりはこちらが好み。でもホイールは他にもっと好みのものがあるかな…。
それから、自分にしては珍しく、リヤウイングもこれはいいなと思います。それほど大型ではありませんが
ちゃんと効きそうないい形をしています。前述の電動リヤスポイラーと共存して更にその効果を増すよう、
きちんと風洞実験も経てデザインされたもので、ウイング本体はドライカーボン製、ウイングステーはアルミ製、
ウイング角度は2段階に調整可能、という無限ブランドの製品らしい説得力のあるもので形自体も魅力的です。






こういうのが支持されるような市場でありますように…。