家内の愛車、三菱i アイ ビバーチェ。先日ちょっとした修理をすることになり、点検も合せてディーラーに預け、
その代車としてeKワゴンを借りた。走行10kmのド新車だった。



それで、これさいわいとw 借りたその足で箱根方面へドライブに行ってみた。
その様子は家内がブログで書いています。

その1 ベーカリーアンドテーブル箱根 (Bakery&Table)さんでランチ http://blog.goo.ne.jp/reomama518/e/163f6e547ec09856b257d473a85f3cbd

その2 芦ノ湖スカイライン 山羊さん
http://blog.goo.ne.jp/reomama518/e/8e066151076244df69026efaf99e315a

この車には以前からある興味があったのだが、それはドアトリム(ドアの内張り)のデザイン。
公開された写真で見るになかなか魅力的に見えた。軽自動車としては突出して上質なものに見え、
いつか現物をじっくり見てみたいと思っていた。




インパネとか、他のところはまぁあまり今回は触れずに、走行性能とかにも触れずに、ただドアトリムw



そのドアトリム、現物の印象は… 予想通り、いいものだった。

まずアームレストまわりの膨らみ、へこみ、その豊かで滑らかな造形がいい。
Web上の小さな写真で見て良さそうと思っていたその造形はやっぱり素晴らしいものだった。
その上のパッドふうの造作もとてもいい。上質で高級感のある造形だ。

スイッチまわりのパネルのピアノブラックに塗装された質感もいい。


スピーカーグリルのパンチング風の穴の処理は、機能からすればもっと小さなエリアでいいと思うが、
全体としてスッキリまとめるにはこれがいい落としどころなのだろう。
ドアハンドルもこの写真ではいい感じに見えるが、できればベゼルの断面形状をもう少し周囲になじみやすい
凸形状の緩やかなもの、出来ればフラッシュに近いものにしたほうが良かったかなと思うが、これは何か別の
車種からの流用なのだろうな。
ドアポケットまわりの造形はフロントもリヤもとてもいい。

全ての軽自動車のドアトリムを見たわけではないが、このドアトリムは軽の中では出色の出来だと思う。
造形だけでいえば、小型車やそれ以上の車でもこれよりもへぼいというか残念なものは沢山ある。
アイのドアトリムもこんなだったら良かったのにな…。
部品点数が同じであれば、造作が違っても金型を作る費用も製品単価も組み立て工数もそれほど変わらない。
デザインがいいというのはそのこと自体にお金がかかるわけではないから、こういう優れたデザインは
本当に価値があり、素晴らしいと思う。






ドアトリムのデザインがいいから売れる、なんてことは無いんだろな…。