ジョルジョット・ジウジアーロ(Giorgetto Giugiaro)氏がイタルデザインを6月29日付けで辞任した
とのことです。
画像提供:Italdesign GiugiaroImage

Giugiaro Quits Giugiaro: Automotive Design Icon Exits Company http://www.motorauthority.com/news/1098985_giugiaro-quits-giugiaro-automotive-design-icon-exits-company



アルファロメオのジュリアスプリントGTV、デロリアンDMC-12、ロータスエスプリなどのデザイナーとして
世界的に有名なジョルジェット・ジウジアーロ氏、このイタリア人マスターは、彼が育て上げてきた世界屈指の
デザイン会社イタルデザイン·ジウジアーロ社を辞任しました。
世紀のデザイナーなど、数々のタイトル、栄誉、名声に彩られた彼のキャリア。その自動車業界で最も有名な
キャリアにおいて一つのドアが閉じられ、新たな、そして静かな再出発…。
ということで、同社の公式声明としては、76歳となったジウジアーロ氏が自身の個人的な関心に多くの時間を
捧げたいということ、彼の息子ファブリツィオ(50歳)もイタルデザイン社を出て、お父さんのジウジアーロ氏と
行動を共にする。これで、ジウジアーロファミリーのイタルデザイン社への出資は無くなり、同社は完全に
VWグループのアウディ部門所有ということになる、とのことです。



実はもうずっと前からジウジアーロ氏は数百人規模のデザイン会社組織を運営していくのは大変、自分で自由に
デザインできる立場の人がうらやましいと言っていました。まだイタルデザインが業績好調と思われていた頃の
話ですから、冗談半分と言うか自身と会社の成功を謙遜して、軽く自虐的な言い方をしているようにも思われた
のですが、むしろ本音だったのかもしれません。



そのイタルデザイン社がVWグループの参加となったときも驚きとショックは大きかったですし、いつかこういう
ことになるのではないかと思っていましたが、やはり…という感じです。




















ジウジアーロが手がけた沢山のモデルからピックアップしましたが、これでも全然足りないです。
順番はてきとう。個人的にいいなと思うものは複数入っています。 












あぁ、カングーロ入れ忘れてるし…。 ↓のブログにカングーロの画像があります。
ギャラリーアバルト自動車美術館の思い出  2014年8月13日
http://ash-institute.blog.so-net.ne.jp/2014-08-13



イタルデザイン・ジウジアーロ (Italdesign Giugiaro)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%AD

Wikipedia:ジョルジェット・ジウジアーロ(Giorgetto Giugiaro 1938年8月7日 - )
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%AD





ちょっとさみしいけど、組織にしばられない彼らしい作品がまた見れたらいいな…。