プジョーが発表した今年のルマン24時間レースに参戦する車のスペシャルカラーがきれいで
惹かれました。

“ウイングレス”のプジョー9X8、ル・マン24時間向け特別カラーリングを発表 2023年4月18日
https://www.as-web.jp/sports-car/931168?all

プジョー、ル・マン24時間レース用の9X8特別カラーリングを公開。      2023年4月19日
90年代のプジョー905にインスピレーション受けたデザイン
https://jp.motorsport.com/lemans/news/peugeot-reveals-special-livery-for-le-mans-24-hours/10458123/


プジョー9X8といえば、リヤイングの無い独特なデザインで注目されていますが、個人的には
その形にどれだけのメリット、アドバンテージがあるのか疑問だし、他と違っていることを
優先し過ぎというか、大胆な形であることを良しとし過ぎというか…、スタイリングとして
まとめ切れていない、ちょっとえぐい感じが強くて、正直あまり好みではありませんでした。










でも今回のこのカラーリングはいい意味でプジョーらしい、フランスのメーカーらしいしゃれた
感じがしていいなと思います。ちょっとレーシングカーっぽくないともいえるし、耐久レースを
走るとものすごく汚れてしまうんですけど、それでもこういうのはいいなと思います。





















注目したのは上記2つのリンクの2つ目、motorsport.com の記事です。
デザインを行なったのはスペイン人アーティストのJ.Demsky。彼は1990年代初頭に
ル・マンを2度制したプジョー905からインスピレーションを得てデザインを行った(!)
とのこと。
プジョーのデザインディレクター、マティアス・ホッサン氏のコメントは
「プジョー905は90年代のアイコンであり、そのエナジーやクリエイティビティを知らしめ
たかったんだ。J. Demskyはこの情熱とインスピレーションを共有してくれている」
と、ここでも905に言及。
プジョー905といえば、数あるレーシングカーの中で私が最も好きな車の1台であり、
ジャガーXJR14、トヨタTS020などと並んで自分の中でのベスト3です。スタイリングだけで
言えば1番かも…、いや多分1番です。モダンでクリーンでこれだけ別格という感じがします。
カラーリングもカッコ良かった。
今回の9X8のルマン用カラーを見て905との関連は想像しませんでしたが、この色遣いと
モダンなグラフィックはセンスの良さで通ずるものがあるな…と感心しました。

905の最初のバージョン。これが一番好きです。




ジャガーXJR14やメルセデスC291と。


後方にはトヨタなどの各車も。




プジョーは9X8で2022年シーズン中盤からハイパーカークラスに参戦を開始。2023年は
フル参戦となっていて、開幕戦では苦戦しましたが第2戦では5位と7位にはいっています。
まだ往年の905のような強さは見せていませんが、これがルマンを走るところを見たいですし
応援したくなります。
とはいっても、やっぱり日本人としてはトヨタに勝ってほしいですけど…。








今年2023年のル・マン24時間レースは、例年通り(通称)サルト・サーキットで、
6月10〜11日にかけて行われる予定です。
























ウクライナがロシアを追い出して勝利して、全ての領土をとり戻し、
ロシアにきっちり賠償させて、平和を取り戻せるまで応援したいです。

We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.











トヨタ応援してるけど、スタイリングもカラーリングも今ひとつで…。