Audi Prologue Coupe Concept is Ingolstadt's S-Class Coupe
http://www.carscoops.com/2014/11/audi-prologue-coupe-concept-is.html

アウディ、デザイン新時代に向けたショーカー「Audi prologue」を発表 【 F1-Gate.com 】
http://f1-gate.com/audi/prologue_25664.html




いい意味で今のアウディらしい端正なプロポーション。
相変わらずフロントグリルは必要以上に大きいが、ずいぶんこなれてきたし見るほうも慣れてきた。


このフロントグリル、スリムなヘッドライトなどは、偶然かもしれないが先日取り上げたアストン
マーチンの新型ラゴンダにも通ずる。何か関連があるのかな?

サイドビューがいい。このまま4ドア、5ドア化もうまくまとめられそうだ。



リヤフェンダーの上というかショルダーラインの“棚”状の造形がとてもいい。
リヤデッキへのつながりもきわめてスムーズ。



おやっと思ったのはリヤウインドーの形状。両サイドが普通と逆に曲がっている。へこんでいる。
空理気的に意味がありそうだし(なだらかにリヤエンドにつながるいわゆるファーストバックはリヤに
リフトを生じやすく、ノッチのあるリヤデッキがあるほうが抑えが効く)、形としてもいい意味で
個性になる。過去には似たような処理の車もいくつかあったが最近はあまり見なかった手法。
それをきれいにうまくまとめていて魅力的。
またこういうディティールにフォロワーが出てきそうだ。



インテリアもスッキリ洗練されている。あっさりしすぎのように思う方もいるかもしれないが、
洗練されたモダンファニチャーのようで心地よさそうだ。
アウディのインテリアはどうもこれまであまり惹かれるものがなかった、というか、ひどい言い方を
すると夢も希望も無いようないつものアウディ調か…と思わされるものが多かった。(VW各車は
もっとそう思う)だが、これはちょっと期待したい。きっとこのインテリアはエクステリア以上に
量産車では普通というか、現行車に近いものになるのではないかと思うが、それでも楽しみだ。



日本メーカーのそれなりに偉い立場の方々がこの車を見て“新しくない”とか“古い”とか、また言う
かもしれないが、そこで日常行われている、妙に凝ったグラフィカルなデザインで個性や新しさや
(上品とは思えない)高級感を演出した“市場が求める新デザイン”なんてことを続けていたら、
いつまでたっても追いつけない。








トレンドリーダーでなくてもいいけど、デザインが良くて人気、みたいなのがいいな…。