RC213V-S | Honda
http://www.rc213v-s.com/index_jp.html

ホンダ、Moto GPマシンの公道仕様「RC213V-S」を2190万円で発売 - Car Watch http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20150611_706546.html

“本田技研工業は6月11日、7月13日よりMoto GP参戦マシン「RC213V」の一般公道仕様「RC213V-S」
の商談受付を開始すると発表した。日本における価格は2190万円。
「RC213V」は、2013年・2014年のMotoGP(FIMロードレース世界選手権)のMotoGPクラスにおいて
2連覇を達成した競技専用マシン。「RC213V-S」では、一般公道仕様としてRC213Vから必要最低限の
変更と追加を行ったとしている。
 販売予定地域は欧州・米国・豪州・日本となり、欧州で18万8000ユーロ(ドイツおける価格)、
オーストラリアで24万4000オーストラリアドル、アメリカで18万4000米ドルに設定。最高出力は
地域によって異なり、欧州仕様は117kW(159PS)/11000rpm、日本仕様は51kW(70PS)/6000rpm。
また、クローズドコース専用キットも別売(アメリカは販売せず)で設定し、欧州仕様も日本仕様も
158kW(215PS)以上/13000rpmの最高出力を発生するとしている。
「RC213V-S」の購入に関しては、7月13日0時(CET:中央欧州時間)から専用サイト
http://www.rc213v-s.com/)の商談エントリー・フォームにて、世界から商談申込の受付をする。”

とのことですが、すごいことになってるんですね。内容もそうですが価格も驚きの2000万円オーバー!
本当にこれを売るんですね…。
しかし、日本仕様の70psって…、何でそこまで下げなきゃいけないんでしょう?何もそこまで落とさ
なくてもいいじゃないですかね。ヨーロッパ仕様と同じじゃダメなんですか?






昨年10月にここで書いたカワサキ(http://ash-institute.blog.so-net.ne.jp/2014-10-04)といい、
ものすごいことになったもんです。

Kawasaki Ninja H2R
http://www.kawasaki.com/Products/2015-Ninja-H2R
http://kawasakiusa.tumblr.com/

こうなるとヤマハ、そしてスズキはどう出るのか…?
スズキはともかく(といったら失礼千万ですが)、ヤマハのデザインはもう乗らなくなって久しい
自分にもスマートで魅力的に思えるモデルが出てくることがあるので(所有したことはないんです
けど)ちょっと期待しています。


溶接ビードまでCGで再現。







このRC213V-S のカラーリング、1984年のNSR500に似たイメージで惹かれます。
サイドカウルの赤いところが日の丸っぽいイメージになっていて、これはこれで悪くないと思うん
ですが、こうするなら、青(ダークブルー)の部分の幅を少し細くして、その上の赤との境目、
白いラインももう少し滑らかにしてタンク上面のラインに近づけるとか角Rを大きくするとかしても
いいんじゃないかな…と、余計なお世話ながら思ってしまいました。

1984年のNSR500といえば、チャンバー4本をエンジンの上に回して燃料タンクをエンジンの下にした
特異なレイアウトで、いい意味で驚かされ、すごくワクワクしたのを覚えています。



すげぇー!これにフレディ・スペンサーが乗ったら一体どういうことになるんだろう?
そう思って雑誌の写真を眺めたものです。


しかし実際は、その特徴的なレイアウトのチャンバーからの熱で吸気温度が上がってしまい、思ったほど
パワーが出なかったり、メンテナンス製の悪さなどから、期待したような戦績は上げられず、ホンダは早々に
これに見切りを付け、翌年以降比較的コンベンショナルな(しかしコンペティブな)レイアウトに
変更してしまい、ガッカリしました。まぁそうやって勝てるようになるんですけど…。
こういう、勝つために真剣に考えた末に出てきた異端なレイアウト、デザイン、それでカッコ良く
見える、そんなのをまた見たいです。




意味がある凝ったデザイン、変わったデザインに惹かれる…。