BMW 4 Series Gran Coupe

先日関越道でしばらく並走気味に走ったBMW 4 グランクーペ。
抑制のきいた流麗さ、他の車と比べてみるとよくわかる。

ドイツ車の多くがそうであるように、フロントビュー、リヤビューでの縦横比がいいし、
サイドビューのバランスがいい。（個人的にサイドビューはスタイリングで一番気になる）
ディティールにうるさいところはあるがプロポーション自体がいい。魅力的。
クリス・バングル氏がディレクションしていた頃の一連よりずっといい。

ただ、直接的なライバル（と思われる）アウディ A5 スポーツバックと比べると…、
個人的にはアウディがいい。
4シリーズグランクーペはかなりいいが、まだ同じレベルには届いていない。
アウディA5スポーツバックは（普通のA5もそうだが）、デザインの構成要素が少なく、
面構成が繊細で洗練されている。都会的で、美しく、カッコいい。

でも、このBMW4シリーズグランクーペも、その他大勢の車の中に入ると
とてもカッコ良く見え、自分がかつて好きだったBMWが、ようやく少しずつ
帰ってきているのかもしれないと思うと、ちょっと嬉しくなった。




排気音がいいのもBMWのいいところのひとつ。