TESLA Model X 意欲的な EV SUV を発表 [レース、モーターショー、イベント、ニュース、他]
テスラモーターズから発表された新型SUV、モデルX。
テスラ モデルX、市販版を発表…0-96km/h加速3.2秒の俊足SUV | レスポンス http://response.jp/article/2015/10/01/261116.html
米テスラモーターズ、大人7人が乗れる電気自動車のSUV「モデルX」を発売 - Car Watch http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20151001_723754.html
Model X | テスラモーターズジャパン
http://www.teslamotors.com/jp/modelx
車高が高くなった分、モデルSに比べると優雅さが無くなってコロンとした形ですが、日本車などに
ありがちな余計な造作が無くて個人的には好感が持てます。
フロントは普通のドアですが、リヤドアが電動のガルウイングタイプ(テスラではファルコン
ウイングという呼称)で、しかもルーフとサイドウインドーの間でもうひとつ折れるように
なっていて、開閉に必要なスペースが極端に少なく済むようになっています。これは上記テスラ
モーターズジャパンのサイトにある動画で確認できます。ちょっと長いですがその動画を見ると
バックドア(リヤゲート)も電動であることがわかります。
センターピラー(Bピラー)下側にドアが開閉するときの軌跡をコントロールするガイドグルーブ
(カム溝)が見えます。
脱着式のリヤラックを装備。上記テスラモーターズジャパンのサイトにある動画の中では
子供が簡単に取り付けていて、その取り付け作業の容易さ(簡単に差し込んでいるだけ、
のように見えました)をアピールしていました。
シートレイアウトは3列、6人掛けと7人掛け。
インテリア。巨大なタッチパネルの処理はモデルSよりも自然で、全体的にも整理されて
きれいな印象。
ここまでの写真ではわかりにくいのですが、フロントウインドーは前席乗員の真上、
センターピラー(Bピラー)付近まで伸びていて、開放感があっていいだろうけど、
サンバイザーどうするんだろう?と思ったら…無いみたいです。
グラデーションのスモーク処理をしていますが、これで良しなのか、市販バージョンでは
このあたりは変更されるのか…。
上記 レスポンス の記事では
“モデルXは、モーターの性能により、2グレードを用意。中でも、米国仕様の最高峰に位置
するのが、「P90D」グレード。モーターを前後に搭載し、4輪を駆動する4WDとなる。
モーターはフロントが最大出力259hp、最大トルク33.7kgm。リアが最大出力503hp、
最大トルク66.2kgm。
トータルでの最大トルクは98.6kgmを引き出す。0-96km/h加速3.2秒、最高速250km/hと
SUVとして異例のパフォーマンスを実現した。二次電池は、蓄電容量90kWh。1回の充電で、
最大およそ400kmを走行できる。”
とのことですが、同じく Car Watch では
“スペックは、「90D」モデルでは90kWhバッテリーを搭載し、駆動方式は4WDでフロントと
リアのモーター出力は259PS。0-100km/h加速は5.0秒、最高速は250km/hを達成する。
航続距離(EPA推定)は470km。パフォーマンスを高めた「P90D」モデルでは、同じく
90kWhバッテリーを搭載して駆動方式は4WD。0-100km加速は4.0秒(ルーディクラス
スピードアップグレード:3.8秒)で、最高速は250km/hを実現する。航続距離(EPA推定)は
450km。 同社よると、現在「モデルX」の予約件数は2万件以上とし、日本における予約に
ついてはWebサイトにおいて受付中。”
とのことです。(加速性能がちょっと違う)
いずれにしてもハイパフォーマンスグレードでは0-100km/h 4秒を楽に切る、ものすごい
加速性能なようです。標準グレードでも5秒を切るということは、フェラーリ288GTO
(0-100km/h 4.9秒)並みということになりますから、何ともすごいことになったものです。
ただ、高速では加速しないただの重い車、EVですから…。
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