予想外の悪いことが起きた時 [Web、CG、スケッチ、デジタルモデリング、仕事]
予想外の悪いことが起きた時、笑う癖をつけた話。
ここでいう悪いことというのは、火事で家が燃えて無くなったとか、取引先が倒産して大きな額が
回収不能になったとか、そういった災害級のレベルの話ではなく、もっとスケールの小さな日常的な
ヤツのことです。例えば、作業中のデータを保存しようとした途端ソフトがフリーズしたとかw
もっと小さいことを言えば、3Dモデリングで角部にフィレットかけようとしたら爆裂したような
四方八方にとっちらかったどうしようもない結果になったとかw まぁそんなスケールのごく小さな
レベルの話です。
そういう時、以前なら「ったくもぉ!!」なんて感じで顔にも不愉快さを大きく出してたわけですが、
ある時これはあんまり良くないな…と思いまして、こんな時は笑ってしまおう、うん、そうしよう。
なぜかそう思いまして、次からそういうことが起こるたび、意識して苦笑い、それを続けていると
そのうち微笑になって…、そのうちそれが普通というか癖になりました。
なったからと言って何がどうということはありませんが、心の中で以前よりは平穏を保てるように
なった気がします。あくまで“当社比”ですし、口では「チッ!」とか言いますしw 今でもあるレベル
を超えた理不尽な出来事には“クッソがぁ!” とか普通に心の中で言ってしまうくらい人間が出来て
ないんですけど…w
これは独立して少しした頃だったと思うので、もう15年以上前のことになります。写真はその頃
一緒に暮らしてた猫でクリオというオス猫です。すぐ下の1枚は何だか笑っているように見えて
気に入っています。
以降の写真でおわかりのようによーく仕事のじゃま…じゃなくて手伝いでいい仕事をしてくれて
とても助かりましたw
26年前のある日の夜中、会社帰りに寄ったファミリーマートの前で人間でいうと中学生くらいの猫が
若い(多分高校生)カップルにスリスリしてて、その女の子が「わぁっ、この猫怪我してるぅ!
キズさわっちゃったぁ!」と声を上げて、どうするのかなと思って見ていたらそのまま行ってしまい、
アレレレ…と思いながら私が近づくときれいなかわいい声で泣きながら私にもスリスリしてきました。
見ると脇のあたりからおなかのほうに向けて大きな傷口がパックリ!これはいかんと抱きかかえて
車の助手席に座らせ家に連れて帰りました。翌朝動物病院で診てもらったところ、キズは思ったより浅く、
見た目から想像されるような深刻なものではなく、縫っておけば問題無く回復するでしょうとのことで
ひと安心。確かに本人ずっと平気そうにしてました。その後、その病院を含めて「迷い猫預かってます」
的なチラシをまいたりしたのですが、結局元の飼い主が見つかることは無く、うちで飼うことに。
その後横浜郊外から横浜市のど真ん中、そして大磯への引っ越し…と17年間一緒に暮らしました。
飼った猫達はみんなかわいかったけど、この猫は特別。出来ることならもう一度一緒に暮らしたい…。
そう思う猫は2匹いて、そのうちの1匹です。
向こうに行ったら会いたいと思う猫達、待っててくれるかな…。
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