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Gordon Murray T.33 [車、カーデザイン、ミニカー]

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Response 2022年1月31日
ゴードン・マレーの新スーパーカー『T.33』、1090kgの軽量ボディに615馬力V12
https://response.jp/article/2022/01/31/353757.html

Octane 2022年2月2日
キャビン内をあえてアナログにした理由は?|ゴードン・マレーの新型T.33を徹底解説!
https://octane.jp/articles/detail/8374

webCG
ゴードン・マレーが新型車「T.33」を発表! 鬼才が手がけた新たなハイパーカーに迫る
https://www.webcg.net/articles/-/45835

今年(2022年)1月27日、イギリスのゴードン・マレー・オートモーティブ(GMA)が前作 T.50 に
続く市販スーパーカー第2弾 T.33 を発表。

T.50 との違いは、マクラーレン時代に作った F1(まぎらわしいが本物のレーシングカーではなくて
こういう名前のロードカーのほう)同様のシートレイアウト、つまり3シーターではなくて、一般的な
2シーターであること、(ハンドル位置は左右選択可)、そして特徴的な空力ファンを装備していない
こと、その代わりにファンより簡便で画期的な新システム「PBLC」が採用されている、とのことです。

ISG付き4リッターV12は最高許容回転数を1,000rpm引き下げ1万1,100rpmとし、最高出力も
615PS/1万0,500rpmと、回転数が引き下げられているのであたり前に下がっています。
そして変速機には3ペダルマニュアルギアシフトに加え、2ペダルのパドルシフト仕様も用意。
このパドルシフトには多額の開発費を投入されたらしいですが、オーダーは数台の実だったらしい
という情報も入ってきています。そしてホイールベースはT.50より35mm延長され、やや“GT”らしい
性格付けがなされているようです。

シートの数は一つ減りましたが製造方法が変わったことなどにより、車両重量はわずかに増えて1090kg。
これでも現代のこの手のスーパーカーとしては十分に軽く、T.33より軽量なハイパーカーといえば、
事実上同社のT.50しかなく、パワーウェイトレシオは 1.77kg/PSとすばらしい数値です。

価格は T.50から100万ポンド近くも下げられましたが、それでも137万ポンド、つまり日本円換算で
2億円を超えますので、T.50よりは安価とはいえ超高価なことにはかわりないです。
そしていつものように発表と同時にほぼ完売とw

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無駄に大きくすることなど絶対にしない、装飾的なデザインもまずやらない、ゴードン・マレーらしい
デザインと言えます。(マクラーレンF1同様、スタイリング:意匠の実務は別の方が担当しています)
個人的には、サイドビュー、サイド気味のフロント及びリヤクォータービュー、それぞれのやや俯瞰
気味のアングルが最も魅力的に見えます。目新しい感じはしませんが素直な形状で好感が持てます。
ややおとなし目にも感じますがそういう点も悪くないです。
単純にスタイリングだけで比較すると、個人的には T.50よりこちらのほうがいいかなと思います。

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ただ、ライト類は…、ヘッドライトもリヤコンビライトももうちょっとやりようがあったんではないか…
そんなふうに感じます。変に凝ってバカっぽいデザインになってしまうよりはずっとマシなのですが、
それでもライト類のデザインによってより魅力的なデザインにすることも出来ただろうに…と思えて
ちょっとそこは残念です。

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インテリアはアナログメーターでかなりそっけない感じ。アナログであること自体はおいておくにしても
もうちょっと盛り上がる雰囲気づくりをしてくれてもいいんじゃないかな…、正直そう思います。
ステアリングのデザインも、え、これでいいの?という感じですし…。

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コスワースが同社のために作ったV12エンジン。マクラーレン時代に作ったロードカーのほうのF1の時は、BMWに頼んで当時BMWの手持ちであった乗用車用のV12をベースに6LのNAエンジンを作りましたが、それよりも小排気量でより高回転、最高出力はほぼ同等。これは何より魅力的です。
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発表したとたんに完売、作れば売れる。すごいな、つくづく…。





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