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トヨタ 新型プリウス発表 [車、カーデザイン、ミニカー]

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新型「プリウス」を世界初公開 2022年11月16日
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/38225564.html


かなり良いと思います。今までのプリウスで一番好みです。
特に顔つきとプロポーション、そしてサイドパネルがいいです。

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よくもまあここまで寝かせたフロントウインドシールドでOKもらえたなというくらい
に寝たフロントウインドシールド(フロントガラス)。
乗降性が―とか、頭上クリアランスが―とか、室内空間がー…とかいう声はきっと
あったと思います。ですがそういう声に迎合したりブレたりせずに、それらのことは
他のカテゴリー(ミニバンやSUV)にまかせて、潔く割り切って次世代のプリウスと
して気持ちよく近未来を表現しようと、単純に形としていいものを作った、そういう
事かなと思います。

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リヤまわりは…悪くはないですが、リヤコンビランプを普通にサイドにまわり込ませた
ほうが素直で良かったのではないかと思います。それでも全体的にはとてもいいです。

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リヤフェンダーの張り出し方も自然でいながら量感たっぷりでとてもいいです。
このあたりはマツダ3などもいい感じなのですが、マツダ各車は良くも悪くも
あのサイドパネル全体の抑揚というか、特徴的な造形で個性を持たせようとし過ぎ
な気がして…、個人的にはこちら(新型プリウス)のほうが自然に見えて好みです。
(ついでに言うと、あくまで個人的にはですが、ロードスターのリヤホイール前の
キャラクターラインはとても受け入れられません。あんなことしなければいいのに…)

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それから、これは何という名称なのかわかりませんが、オーバーフェンダーというか、
ホイールアーチにつく黒いフィニッシャー(化粧板)、これが良い効果を生んでいます。
これがあることによって少し離れて見るとタイヤが結構大きく見えます。
ここがボディカラーだとタイヤが(実際のサイズなのですが)小さく見えて、車として
貧弱に見えたと思います。古いコンパクトカーみたいに。
タイヤサイズは運動性能や操縦性、快適性、燃費性能などから総合的に考えて最適と
思われるものにしているのでしょうが、それが見た目として小さくてやや貧弱に見えて
しまう…、ありがちですがデザインスケッチとイメージが大きく異なってしまう…、
そうならないようにうまくカバーしています。
この手のパーツは一部のSUVタイプの車で、タフでごついイメージを演出するために
しばしば採用されていましたが、プリウスのような車でこれをこういう使い方をして、
ゴチャゴチャうるさく見えないギリギリのところでまとめてうまく効果を出せている
なと思います。サムネールなどの小さい写真ではその存在に気がつかないくらいうまく
なじんでいて全体的にバランス良くカッコ良く見えます。

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リヤクォータービューはフロントほどは完成度高くはなく…、特に下の画像のように
俯瞰気味に見た時にちょっとつらい、残念…。
マイナーチェンジでここ変えてくれないかな。(気が早い…)
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後ろはともかく…、総じて非常にシャープでモダン、完成度が高く、かたまりとしての
質感が良質なものに見えます。プリウスのように沢山売る車にこのデザインを採用した
ことに拍手を贈りたいです。
少し前にデビューした新型クラウンよりもデザインのクォリティはこちらのほうが上
だと思います。もっと言えば、今のトヨタのラインナップで一番いいかもしれない。
それくらい魅力的です。
豊田章男社長も「今度のはカッコいいね!」と喜んでいるようですし(先代のプリウス
に関しては、自分はカッコいいとは思わないとはっきり口にしていました)、トヨタの
デザインチーム、いい仕事したなと思います。

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インテリアも今風で十分魅力的です。個人的にはもう少し囲まれ感のある造形のほうが
好きですが、これはこれでいいと思います。ただ、カラーコーディネートとしては上面
以外がオフホワイトやベージュ系の明るい配色のバリエーションも欲しい気はしますが…。

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赤もいいし、シルバーも陰影がよくわかっていいですね。

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以下の3枚は日本国内では来年以降に販売予定のプラグインハイブリッド。北米など海外
ではこちらのプラグインハイブリッドのみを販売する計画だとか。その生産キャパシティ
から国内では遅れての販売開始になるのかと思われます。
一見したところ、普通のハイブリッドとの外観上の違いは無いように見えますがどうなの
でしょうか?

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ルーフにはソーラーセルが埋め込まれているようです。
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先代型はあまりにアレでしたので…、正直随分がっかりしたのですが、途中で追加された
プラグインハイブリッドでは制約がある中でかなり頑張って各部を修正して質感高めて、
通常版のほうもマイナーチェンジでそのいいところを反映して盛り返そうとしていたように
思います。でもやっぱり、基本的なプロポーションとかはどうしようもないものなので…、
今回のフルモデルチェンジは良いものになって本当に良かったなぁと思います。


イメージカラーと思しきカラーはこのASH(アッシュ)とMUSTERD(マスタード)という
ことなのでしょうか。ASHというとうちの会社名の最初と同じなので、それなりにちょっと
親近感がわかないことも無いのですが、個人的にはもっと薄いほうがいいなと思いますw
MUSTERDのほうも、その名前のとおりカラシ色なのですが、個人的には同じイエロー系
でももっと明るくてレモンイエローに近いほうが好みです。
もし自分が買うとしたら…、プラチナホワイトパールマイカ(?)、スーパーホワイトⅡ、
シルバーメタリックの順かなと思います。
インテリアは今のところやっぱり黒っぽいというか、ダークグレー系しか用意されていない
ようで、ちょっと残念。
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パワートレーンは3種。プラグインハイブリッドシステム(2.0L)とシリーズパラレルハイ
ブリッドシステム(2.0L/1.8L)。どれも十分パワフルです。特にプラグインハイブリッド
システム(2.0L)のほうの 0-100km/hの加速(6.7秒!)がスーパーカー並みですごいです。
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床下にあえて段差を設け~、というのはゴルフボールのディンプルと同じような効果
を狙ったものかと思います。フラットにつるつるにしておくよりも、小さな乱気流を
意図的に作ることによって大きな乱れを抑え、総合的な空力性能を向上させるという
事なのでしょうね。
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最初のほうで書いたフロントウインドシールドがものすごく寝てることについて、
ランボルギーニ並みだなこれは、ということで並べてみたのが下の画像です。
上が新型プリウス、下がランボルギーニ・ウラカン。大きさのバランスも大体揃えて
います。こうしてみると本当にフロントガラスの角度はほぼ同じくらいということが
よくわかります。しかも、プリウスのほうがルーフの形状のおかげで余計に寝ている
部分の長さが強調されて長く見えます。
New Prius_&_Lamborghini Huracan.jpg
サイドウインドーのグラフィックスも、下端のラインが前側で跳ね上がるところとか、
全体的にちょっと似ています。


そしてもう一つ比較。
こちらはヘッドライトの構成が似ているフェラーリSF90ストラダーレ。フェラーリの
スペチアーレ(限定生産の特別仕様車)を除くカタログモデルとしては恐らく最高性能、
超高性能車ですw
フェラーリのほうはメインビーム類が上側でその点はプリウスと(多分)逆ですが、
点灯していないときのイメージはかなり近いです。(比較しやすくするためプリウスの
カラーは色相、彩度、明度など調整などしています)
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サイドのフロア側から跳ね上がるキャラクターラインなどもよく似たところがあります。


さあ、こうして見てくると…、新型プリウスにはフェラーリとランボルギーニに通ずる
造形がいい感じに詰め込まれていることがお分かりいただけると思います。トヨタのこと
ですからこれがとんでもない高価格になど絶対ならないと思います。世界一洗練された
ハイブリッドシステムを搭載した最新のプリウス。メカニズムとしても、スタイリング
デザインとしても、これはもうどう考えても、いかなる基準で考えてもバーゲンプライス
ということになるのではないでしょうか?
何だかすっかりトヨタの回し者のようなことを言ってますがw フェラーリっぽいとか
ランボルギーニっぽいとか、そういう事はともかく、この車が日本でも世界でもこれまで
同様に、いやこれまで以上に沢山売れたら、車社会の景色が少し良くなりそうに思います。
そしてそれはすごく嬉しいことです。








Stand wiyh Ukraine_セイタカアワダチソウ+Ash013_360x640.jpg
ポーランドに着弾したロシア製ミサイルはウクライナが迎撃用に発射したものらしい…
という事になってきてはいますが、もとはと言えばロシアがミサイルバンバン打ってる
のが悪いわけで、ウクライナを支援する気持ちに変わりはありません。

ウクライナがロシアを追い出して勝利して、全ての領土をとり戻し、
ロシアにきっちり賠償させて、平和を取り戻せるまで応援したいです。

We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.







新型プリウス、いいデザインになって嬉しい…。

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