Ferrari 308 GTB Quattrovalvole Silver

大好きな1台、フェラーリ308GTB。
この車なら赤、黄色、白なんかがいいと思っていたが、こうしてあらためて見るとシルバーもいい。


Weak in the Knees for a Ferrari 308 GTB QV
http://www.sportscardigest.com/ferrari-308-gtb-qv-profile-photos/





シルバーは陰影が出て形状がわかりやすいので、クレイモデルで形を確認する時にしばしば使われる
くらいだから、この美しいスタイルがシルバーでいっそう際立って見えるのも当たり前か。

ちなみに、クレイモデルに着色してのチェックは、表面にサフェーサーを吹いて仕上げて実際に塗装する
こともあるにはあるが、それだと、やっぱり修正したい…となった時に面倒なことになるので、普通は
塗装したように見える専用のフィルム（ダイノックフィルム：伸縮性もツヤもあって使いやすい）を貼る
ことが多い。製作途中でのプレゼンなどは、このダイノックフィルムを貼ってのぞむことが多い。




一時はかなりお手頃にまで下がっていた308の価格だが、最近特にヨーロッパで上昇していて、程度の
いいものは投機対象にまでなってしまいつつあるようで、どんどん手が届かなくなっているのは悲しいが、
ようやくこの車の価値が世の中に知れ渡ってきたか…という思いもあって、自分はまるっきり関係無いのに
何だか誇らしいような気もして、それはちょっと嬉しく思う。

この車をデザインした元ピニンファリーナのレオナルド・フィオラヴァンティ氏も、手がけた多くの名作の
中でこの車を一番気に入っていたようで “この車は私の心です” と雑誌のインタビューで言っていた。
その彼が長年手元においていた308GTBもシルバー。　そしてその固体は何と今日本に…。






328ではなくて308。GTSではなくてGTB、がいいな…。