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IF-02RDS 3'rd phase Part2 [Ikeya Formula IF-02RDS]


IF-02RDS_3rd_phase_Part2_01.jpg

大まかに形にしてみたものをフロントから確認。作業中はパースのかからない純粋な正面図や
側面図、上面図で行うが、確認する時には普通の肉眼で見るのと近いパースのかかった状態で。
まずはフロントビュー。下が今回の修正版。
IF-02RDS_3rd_phase_Part2_02.jpg


続いてフロントクォータービュー、右側。
IF-02RDS_3rd_phase_Part2_03.jpg


フロントクォータービュー、左側。
IF-02RDS_3rd_phase_Part2_04.jpg


フロントクォータービュー、左側の少し視点を下げたもの。
IF-02RDS_3rd_phase_Part2_05.jpg


今回のフロントエンドを上げた修正で、フロントフェンダー上面の角度がやや緩やかになり、
ヘッドライトのレイアウトは少し楽になる。ヘッドライトの高さは保安基準ギリギリの高さ
(ヘッドライト下端が地上より500mm以上)に設定していて、下端はこれ以上下げられない。
もし仮にスペースに余裕があったとしてもこれ以上げたくはない。
修正前のヘッドライト周りの外形線を修正版のフロントフェンダーに投影して新アウトライン
からサーフェイス上に仮のヘッドライト風オブジェクトを置いて確認。

修正前と比べると、他のことはともかく、フロントエンドのエアインテークとヘッドライトとの
距離が縮まり、その関係は望ましい方向といえる。ヘッドライト後方のスペースも増えるので
使えるユニットの選択肢が増え、何かと都合がいい。このスペースは本当に厳しくて、使用した
ユニットは入手できるもの(Eマーク付き、車検対応品)の中で最も小さなもので、案の定明るさ
的にもギリギリ、見た目的にも決して望ましいものではなかったが、他に選択肢は無かった。
ここにスペースが出来れば、かつてあきらめたいくつかの少し大きなユニットも使える可能性が
出てくる。それに、エアインテークとヘッドライトの距離がこれくらいなら、この間に配置して
いたデイライトはもうここに置く必要はないかもしれない。1号車(オリジナルのプロトタイプ)
の雰囲気はこれに近かったのだが、2号車(ロードバージョン)の開発において、保安基準を満たす
ためにここに間があいてしまい…結果、1号車に比べると間延びして見え、鼻の下を伸ばしたような
感じがして…、それを緩和するためにここにLEDのスリムなデイライトを置いて対処した、という
経緯がある。池谷さんはこれにやや難色を示していらした(あまり好きではないらしい他の車と似た
イメージにならないか心配されていた)ので、ここもずっと気にしていたところのひとつでもあった。
ここが今回の修正でこうなる(望ましい方向に振れる)ことは作業に取り掛かる前からある程度
予想してはいたのだが、何かとやってみないとわからないこともあるので、こうして3Dデータに
してみて実際に目で見て確認することが出来ると安心する。

それはいいのだが…、視点が低くなると、どうしてもエアインテークの下の厚みが増して見えて
(実際そうなのだからしょうがないのだが)、修正前に比べると何だか下あごを出したように思えて、
それはちょっと望ましくない。
現物を見ればそれほど気にならないかもしれないしと思うし、上げたといってもフロントエンドは
まだ十分低いし、これでもいいといえばいいのだが…、それでもここは大事なところなので、少しでも
よりシャープな雰囲気になるようリファインしていきたい。





車両コンセプト的にはネガティブな修正。それでも“結果として良くなった”というようにもっていきたい…。



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