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ASPARK OWL ルーフが低い [ASPARK OWL prototype etc]

1637592011774.jpg

上の写真はASPARK OWLの市販版を開発、製造しているイタリアのManifattura Automobili Torino社
(以下MAT)がiLinkedinに投稿したものです。私はそのManifattura Automobili Torino社のアカウントを
フォローしていて、この写真を見て、ああ、やっぱり頭つかえそうになってる…、と思いました。
自分で設計しておいてこんなこと言うのもなんですが…、やっぱりちょっと大柄な方がヘルメットかぶって
乗ったらこうなりますよね、この車。
ルーフトリム(屋根の内張、というか、この車の場合ドアがルーフ側まで回り込んでいるので乗員の頭上は
正確にはドア上面でドアトリムの一部)にあたりますよね。ちょっと技術的な言いかたをすると「干渉する
可能性が高い」ということです。
実際に運転する時はもう少し頭が後ろに行って、その分下がるんでしょうけど、トリムとヘルメットは
こすれるんじゃないかと思います。
これもひとえに全高さ1メートル以下(!)というリクエストに応じて990mmに設定したからなんですが、
本当によくそれをキープしながら市販車に仕立てたものだと思います、イタリアのMAT社。

もちろん、もっとうんと乗員を寝かせた姿勢にすれば頭上に余裕は出来るでしょうが、その姿勢では
運転しにくくてしょうがないのでそうはしませんでした。
設計上はAM95(身長約183cm)がおさまるようにしてあるのですが、アメリカ、イギリス、ドイツ、
さらに高身長の方が多いオランダあたりの方々には結構窮屈かもしれません。
まぁこういう車はそういうのが多いんですけど。


なんてことをMAT社の投稿に付け加えてシェア(引用して再投稿)したら、その投稿にMAT社から
コメントがついて、

  Manifattura Automobili Torino
  hello! the helmet does not touch the roof trim! :)
  Web翻訳:こんにちは!ヘルメットは屋根のトリムに触れません!:)

とのことです。
私がちょっとネガティブにもとれるような書き方したから、気にしたのかなと思い、

  ㈱アッシュインスティテュート 代表
  That's good. [わーい(嬉しい顔)] Did you make the door trim dented like the prototype?
  Web翻訳:それはいいですね。[わーい(嬉しい顔)]  ドアトリムをプロトタイプのようにへこませたんですか?

と、返信しました。 その後コメントは無いですw



プロトタイプのルーフというかドアトリムの上側はこのようになっています。 (設計時のCG)
owl_interior_j_10.jpg

実車の写真ではちょっと確認しにくいですがこんな感じ。
owl_interior_photo_15.jpg

ドアトリムが全体が見えるこの写真のほうがわかりやすいかもしれません。
owl_interior_photo_17.jpg


MAT社の方々がどんな気持ちでこの市販バージョンを開発したのか、どういうところに苦労したのかなど、
いつか色々話してみたいなと思っています。






とりあえず、来年早々日本に入ってくるというので、それが楽しみ…。




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ASPARK OWL リヤウイング有り/無し [ASPARK OWL prototype etc]

01_ASPARK_OWL_production_model_&_prototype.jpg

ASPARK OWLの市販バージョンを開発/製造しているイタリアのMAT(Manifattura Automobili Torino)
がMisano World Circuitで撮影した走行中の写真を見て、この車はやっぱり固定ウイングがあったほうが
良かったかなと思いました。

250247308.jpg

260247308.jpg

市販バージョンはこんな感じでボディのリヤエンド上面が立ち上がり、リヤウイングとなります。
271431282.jpg

これがオリジナルデザインの3DCG
aspark_owl_1_cg_ext_white_06.jpg

リヤウイング信望者というわけではないですし、普通は、デザインとして成立するのなら要素は少ないほうが
良いと思っている私ですが、この車に関してはリヤウイングはあったほうが良かったなと思います。
開発中もどちらにしようか結構迷ったのですが、比較的シンプルなボディ形状に、後方視界のことも考えて
(後にそれは全然意味の無いことになってしまうのですが)ステーが長い大型のリヤウイングをつけた状態で
まとめたデザインです。大型のウイングだけれど、それがあまり主張し過ぎないように、大胆だけれどなじみの
良い形状にと考え、自分としてはうまくまとまったかなと思えたデザインでした。

そういう、ウイングが有る状態で完成したデザインから一部の要素を無くされてしまったら、それはやっぱり
自分としては物足りなく思えてしまうわけです。
格納式にするなら最初からそのつもりでデザインしないと、ということですね。当たり前ですけど。


以降は2017年フランクフルトショーで初公開された時の写真。1枚目と2枚目は特にボディの低さと薄さが
強調されていて好きです。
aspark_owl_4_side_left_06_Car_Design_News.jpg

aspark_owl_4_side_left_07_Car_Design_News.jpg

aspark_owl_5_rear_quater_01_Car_Design_News.jpg

aspark_owl_5_rear_quater_15.jpg



プロトタイプと変わってしまった細かな点がいくつかあって、それは私としては残念なのですが、
それでも来年の早い時期にようやく日本にもこの車が入ってくるとのことですので、それはとても楽しみに
しています。






この車が日本に入ってくるのが楽しみ。ウイングとか細かいことはともかく…w




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ASPARK OWL 1/43 ミニカー [ASPARK OWL prototype etc]


INTER ALLIED(インターアライド)Hi-Story 1/43 ASPARK OWL     2021.04.16 Fri
Hi-Story 2021年7月発売予定新製品をご案内します。
http://www.interallied.co.jp/release/2021/04/9880

上の記事を4月に見つけてすぐに注文しました。発表当初の納期予定は7月だったのですが、
途中8月に延期され、更に延長、納期未定となってちょっと心配しましたが、少し前、9月下旬に
ようやく届きました。

ASPARK_OWL_mini car_01.jpg

ASPARK_OWL_mini car_02.jpg

ASPARK_OWL_mini car_03.jpg

写真で見る限りそれほどいい出来には見えなかったので、それほど期待していなかったのですが、
届いた現物はやっぱりその想像通りのものでした。まあ悪くはないですが、全体的にエッジが
ダルイしディティールに残念なところが散見されます。
例えば、同じ1/43スケールでは出色の出来栄えのMARK43あたりと比べると全てにわたって雑な
作りということになってしまうのですが、それはたいていのこのスケールのものがそうですので、
特にこれが悪いということではないです。単純にそれだけMARK43が繊細極まりなく突出して
優秀ということです。(ここら辺は色々ご意見もあるかと思いますが、海外性も含めて私が入手
した1/43スケールでは総合的にMARK43がベストクォリティです)

ASPARK_OWL_mini car_04.jpg

ASPARK_OWL_mini car_05.jpg

ASPARK_OWL_mini car_06.jpg

それでも、現状ではこの車の唯一のスケールモデル、ミニカーなので、弊社としては入手して
おくべきと思い、3色展開(カーボン、ブルーイッシュシルバーメタリック、レッドメタリック)
の各色1台、計3台を注文しました。そして後日、赤だけもう1台追加注文しました。
何で赤だけ2台にしたのかというと、実家に送るためですw

ASPARK_OWL_mini car_07.jpg

ASPARK_OWL_mini car_08.jpg

ASPARK_OWL_mini car_09.jpg

5月頃だったか、実家の兄から電話が来て、近況報告などをしていて、その中で、そういえば
アウルのミニカーがやっと発売になったんで注文したんだ、なんて話になって、3色あって各色
1台ずつ計3台を注文したと言うと、
兄「何でそんなに買うん?大人が買い?いいなぁ。」みたいに言うので
オレサマ「いやそういうわけじゃなくて…、うちの会社でデザインした車の最初のミニカーだから、
   会社としてはそれを全部揃えておこうと思って…。」
兄「ああ、そっかそっか、なるほどな…。それはわかったけど、俺にも1台くれよう。」
オレサマ「いいよ。何色がいい?」
兄「うーん、赤だな。やっぱこういう車は。」
ということで、その分も追加注文した次第です。

ASPARK_OWL_mini car_10.jpg

ASPARK_OWL_mini car_11.jpg


あまり期待していなかったカーボン柄が予想外にいい雰囲気が出ていて、ちゃんとプリプレグを
オートクレーブで焼いたドライカーボン風に見えて案外いいです。本物の塗装前のボディもこんな
ざらっとしたマット調の見え方です。

ASPARK_OWL_mini car_12.jpg

ASPARK_OWL_mini car_13.jpg


フォーカスしたところ以外がボケたらいい雰囲気になるかなと思ったら…、
カメラが近すぎてボケ過ぎてしまいましたw

ASPARK_OWL_mini car_14.jpg

ASPARK_OWL_mini car_15.jpg

ASPARK_OWL_mini car_16.jpg


他の1/43スケールのミニカーよりもケースが随分大きくて、他のものと一緒の棚に並べられないので
どうしたものかと思案中です。普通の大きさにしといてくれればいいのに…。
黒いプレートにスペックとか色々書かれててうるさいし、何でこういうことにしたのかと…。

ASPARK_OWL_mini car_17.jpg


個人的にはこのプロダクションモデルよりも自分でデザインしたままのプロトタイプのほうが全然
好きなので(普通の方が見たらほとんど違いがわからないくらいの些細な違いともいえるのですが…)
いつか、MARK43あたりに頼んで作ってもらえないかな…などと妄想しています。




机の上に置いてたら妻からも「何でこんなに…?」と言われた…w




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実物見たら写真よりもカッコ良かった [ASPARK OWL prototype etc]

01_aspark_owl_cg_ext_carbon_silver_wheel_01.jpg

会社員時代、新車発表会みたいなのに行ってきた後輩が言った言葉。
「写真で見たときはあんまりいいと思わなかったんですけど、実物見たらカッコ良かったですよ。」
私は「そう、気に入ったんだ。気に入ったの見れて良かったね。」というように返したと思います。
こういうのはよくあることだと思います。実物見たら写真よりもカッコ良かった。

でも、本当にかっこいいものは写真でもかっこいいし、実物見たらさらにカッコいいです。

車って現物は結構大きいから、近くで見ると全体のバランスがわかりにくい。
大きさは迫力となって感覚を狂わせる一因ともなります。
全体を見通すには数メートル以上離れて見ないといけないですし、感覚的にはさらに離れて
10メートル以上離れて見たほうがプロポーションがよくわかっていいんじゃないかなと思います。


上の画像はASPARK OWL開発時のCG。CGですから、CAD画面上で常に数メートル離れて見ている
ような状態で確認しながら作りこめます。Purspective viewで時々カメラのレンズ長に相当する
数値を50mm~100mmくらいの範囲で変えて様子を見ます。
そうやって出来上がったボディにテクスチャーマッピングでカーボン柄をあしらったものをイケヤ
フォーミュラの池谷さんに送ったら、「すごくかっこいいですね!」と言ってくださったのですが、
「でも、黒過ぎてよくわからないです…」と言われたので、レンダリング画像の明度やコントラスト
を調整して綾織のカーボン柄がよくわかるようにしたものを再度送ったのを覚えています。
池谷さん、よくわからないけどカッコいいと言ってくれたようですw

下はスタジオでボディパネルやウインドシールドをシャシーに組付けたアッセンブル状態。
横に立っている柱みたいなのと横棒の組み合わさったものは3次元測定器で、下の黒っぽい床に格子状
の切り込みが入ったものは定盤です。これらが無いと寸法通りにきちんと組むのは難しいです。
02_aspark_owl_carbon_body_01.jpg

発進加速の世界記録を樹立した時の写真。MOTOR TRENDというメディアに掲載されていたものです。
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カーボンボディにシルバーの塗装を施してフランクフルトショーに展示された時の写真。
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上の2枚はCar Design Newsというその筋では有名なサイトに掲載された写真で、この車の特徴である
非常に低い車高とプロポーションがよくわかって、作ったものの意図をくんでくれているようで嬉しく
なります。さすがCar Design Newsという感じです。

06_aspark_owl_5_rear_quater_15.jpg

07_ASPARK_OWL_IAA_Frankfurt_show_2017_fr_800x534_white_shadow.jpg

08_ASPARK_OWL_IAA_Frankfurt_show_2017_fr_800x534_white_shadow.jpg

ここで紹介した写真は全てプロトタイプと言われるもので、市販バージョンとは細部が異なります。
個人的には顔つきもお尻まわりもプロトタイプのオリジナルデザインが良かったのにな…と思えて、
市販版はそこがちょっと残念です。


ASPARK OWL prototype
https://ash-institute.cats.st/works_aspark_owl.htm






実物見たらカッコ良かった…って、だいたい普通そうなんです…。



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ASPARK OWL production model 走行動画 [ASPARK OWL prototype etc]

Aspark-Owl.jpg

ASPARK OWL production model
アスパーク・アウル 市販バージョンの走行動画なのですが、運転しながら解説してて、
その時間が長くて…。
もっと車両自体をたくさん映してくれたらいいのにな…と思ってしまいます。

VIDEO – Aspark Owl, la supercar elettrica con numeri record e 2000 cavalli
https://www.news-sports.it/33861/supercar-elettrica-prestazioni-record.html

動画のURLはこちら
https://youtu.be/FBPCmmys4XI

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もっと見たいな、この車のこういう動画…。







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ASPARK OWLに関する海外と日本の反応 [ASPARK OWL prototype etc]


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昨年2020年12月よりASPARK OWLの販売が開始され、少し前のことになってしまいますが
海外の反応と日本の反応をまとめたサイトがありましたので、それを紹介させていただきます。


【海外の反応】 パンドラの憂鬱                2021/01/06 23:00
海外「ついに日本が参戦か…」 世界最速の日本製スーパーカーの性能が凄過ぎると話題に
http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-3685.html

02_aspark_owl_production_model.jpg


03_aspark_owl_production_model+Vicky_Piria_02.jpg


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ASPARK OWL WITH VICKY PIRIA(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=s-8jUlWn9S0


■ イエーーーース!
  ついに電動のハイパーカーが世界に誕生した! +33 アメリカ


■ 1.72秒で60マイル(約100キロ)は凄過ぎる。 +3 アメリカ


■ この性能で360万ドルならむしろ安くないか? +6 南アフリカ


■ デザインが美しい。
  だけど自分の町には充電スポットがほとんどないからなぁ。
  家から20分以内に設置されれば検討の余地があるが。 +2 イタリア


05_aspark_owl_production_model+Vicky_Piria.jpg


■ なんてクールなデザインなんだ。
  俺は日本人には毎回驚かされてきたけど、
  このハイパーカーも例外ではなかった。 +1 イギリス


■ このパワーで電気自動車だって!? 凄すぎる。
  8万ドルとか10万ドルの価格のモデルが投入されるなら、
  テスラを買うよりいいんじゃないかと思う。 +19 アメリカ


■ 個人的にこのデザインは醜いと思うけどなぁ。 +1 タイ


■ デザインはまるで宝石のようだ。
  そういう意味ではフェラーリに近いね。 +2 イタリア


06_aspark_owl_production_model+Vicky_Piria.jpg


■ 乗ってみたい人いる?
  実際問題この怪物を乗りこなせる人がいるのか?w +4 アメリカ


■ 去年の「Salon Prive*」で見た。
  実際に見ると惚れ惚れするような車だったよ。 +9 イギリス
 (*英国で毎年開催されているクラシック&スーパーカーのイベント)

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09_aspark_owl_production_model_interior.jpg


■ でもどうせ数時間走っただけで、
  最低でも1時間の充電が必要なんでしょ……? +3 アメリカ


■ 2000馬力近かったら、20分くらいしか走らないだろうな。
  バッテリーのサイズはどうなってるんだ? アメリカ

   ■ リチウムイオンバッテリーを積んでて、
     一回の充電で249マイル(約400キロ)走るとの事。 アメリカ


■ ふつくしい。日本人は失敗するって事がほとんどないな。 アメリカ


■ ホイールアーチがかさばってるような感じ。
  だけど全体的にはかなり良いと思った。
  特にフロント周りなんて素晴らしいね。 +3 イギリス


■ 家のガレージにはフェラーリやランボルギーニが20台あるが、
  この車も彼らの仲間に入れてあげたいと思ったよ。
  年間25キロも走らないだろうけれど。 +14 カナダ


■ これは期待はずれの予感がするわ。 +2 モロッコ


■ 凄いけどさ、大多数の人が欲しいのは2万ドルのEV車なんだよ。
  お金持ちのためのオモチャじゃないんだ。 +10 アメリカ

   ■ 「大多数」の為の車じゃないので悪しからず。 +5 オーストラリア


■ 俺はデザインが好かない。
  何て言うか、ちょっと無理矢理感があるんだよ。 +1 イタリア


■ この車のスタイリングはまさに天才的だ。 +11 イギリス


■ ビューティフル。
  しかしワシくらいの年齢になると、
  乗り込むのにも降りるのにも、
  介護が必要になりそうな車じゃのう。 +8 [ほっとした顔]+4 アメリカ


■ トウキョウじゃまともに速度を出せないぞ!? アメリカ


■ 素晴らしい車だと思う。
  だけど超富裕層しか買えない価格だなぁ……。 +3 イギリス


■ 走る毎に価値が失われていく。
  なんて素晴らしい投資先なんだろうか。 +10 アメリカ

   ■ こういう車を買える層は人生を満喫してるんだ。
     お金の心配なんてしていないから。 +37 アメリカ


■ あまりにも高過ぎる。とはいえ、WOW、ゴージャスだ! アメリカ


■ ついに日本がハイパーカー市場に参戦か……。 +3 オーストラリア


■ 2000馬力以上の車って、どうなってんだ……。 +3 イギリス


■ 「マッハGoGoGo」に出てきそうなデザインだな。
  個人的にはかなり気に入った。 +4 アメリカ


■ デザインが本当に美しい。
  だけど値段に見合う性能なのかは疑問だわ。 イタリア


■ 日本には遊び心があるね。
  この車はまさに「怪物」と呼ぶにふさわしい。 +2 アメリカ


■ 400キロのトップスピードに、400キロの航続距離〓[うれしい顔]
  日本はよくこんなとんでもない物を造ったもんだよ。 +2 国籍不明


■ 少なくとも電気自動車の中では、
  今現在世界で最もクールな一台だろうな。 +10 イギリス



リンク先の【海外の反応】 パンドラの憂鬱 ではこの下に日本からの書き込みが続いています。
ネガティブなことも含めて皆さん思い思いのことを書かれています。
良かったらご覧になってみてください。



そしてこちら↓は元々日本国内の自動車に関する話題をまとめたところ。


ドライブまとめ
80年代、90年代の車を中心に自動車に関する話題をまとめます。

夢の自動車、2000馬力、世界最速加速、低騒音、無排気ガス、日本車
2021年01月24日 国産 その他

http://car-room.blog.jp/archives/1078581762.html

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Aspark Owl - the fastest accelerating production car in the world(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=F8VOVIXTXcU


6: 名無しさん@おーぷん 21/01/24(日)17:29:38 ID:vJX
めちゃかっこいいやん
めちゃ欲しいいくらなん?


7: 名無しさん@おーぷん 21/01/24(日)17:31:45 ID:XW5
日本車とは思えないいいデザイン
内装もイタリアの皮とか使ってそう
本当に日本車なのか?

14_aspark_owl_production_model_interior.jpg

8: 名無しさん@おーぷん 21/01/24(日)17:32:46 ID:vJX
億越えの外車みたいなデザインやな


10: 名無しさん@おーぷん 21/01/24(日)17:33:15 ID:sR3
2000馬力て後輪出力なんか?


11: 名無しさん@おーぷん 21/01/24(日)17:33:50 ID:hct
内装はなんか凄そうやな


13: 名無しさん@おーぷん 21/01/24(日)17:38:38 ID:XW5
やっぱいい車は高いな

世界限定50台を350万ユーロ(約4億5000万円)で販売


17: 名無しさん@おーぷん 21/01/24(日)17:42:06 ID:vJX
>>13
デザイン、内装、性能といい車ってやっぱ高いんやな



28: 名無しさん@おーぷん 21/01/24(日)17:48:36 ID:XW5
>>24
2018年時点で結構あったみたいだからもう売り切れてるかもな

和製スーパーEV『OWL』、4億円超で販売へ「商談は20件以上」


31: 名無しさん@おーぷん 21/01/24(日)17:50:12 ID:Gxc
>>28
まじか、、
金持ちのセンスはわからんのお


25: 名無しさん@おーぷん 21/01/24(日)17:45:19 ID:vJX
しかしあまり聞いた事無いメーカーやな
オロチみたいな感じなんか?


26: 名無しさん@おーぷん 21/01/24(日)17:47:26 ID:GmD
買い物行ったら荷物詰めるの?


29: 名無しさん@おーぷん 21/01/24(日)17:49:08 ID:gxA
ケンオクヤマではないんだな


37: 名無しさん@おーぷん 21/01/24(日)17:56:58 ID:vJX
なんか車版リニアみたいな音やな
1-100km/hまで2秒切るんか
https://www.youtube.com/watch?v=-utUN0ams38




匿名ということで皆さん好きなことを書いてくれていますが、スタイリングに関する感想は
海外のほうが多く、しかもおおむね肯定的なコメントが多いような気がします。
日本からのコメントは、やや悲観的なものやあまり本質的ではないところでにぎやかし的な
ものが多くて、ちょっと残念。カッコいいとか美しいとか、自分の中で明確に判断できないから
そういうことでの意見を表明しにくいのかな…と思うのですが、これはずっと以前から思って
いることでもあり、何度かこのブログ本文ややコメントへの返信で書いているのですが…、
日本人がかかえるかなり根深い問題ではないかなと、あらためて思いました。

そういう問題は感じられるのですが、こういうところで見る意見は雑誌やウェブ上で見る、
いわゆるジャーナリストや評論家達が書いたものと違って、無責任で生の声という点では
いいかなとは思います。それを見てどうこう(次のデザインにいくらか反映するか…とか)
ということは無いんですけど、そんな風に感じてくれる方もいるんだな、というように思います。

評論化とかジャーナリストといえば…、これは自分がデザインしたものに限らずなのですが、
評論化、ジャーナリスト、それに元デザイナーという方々も含めて、その意見や感想で、
全然本質的ではないことを書かれたり、どうでもいいようなところをクローズアップしたり、
失礼ながらとんちんかんともいえるようなことを書かれているのを見ると、さすがに残念な
気持ちになります。
この車の魅力はそこじゃないだろう、もっと大事なところ、肝心なところになぜ触れない…
というような気持ちになるわけです。
繰り返しますが自分がデザインしたものでなくてもです。
そういう声や文章を目にすると、この方はこういうことをなりわいとしているにも関わらず、
エンジニアリング的なことはもちろん、スタイリング的な面も何もわかっていないんだな…
と思ってしまいます。そんなふうに残念に思うことが実は少なくないです。
そして、これも先ほど書いた“日本人がかかえるかなり根深い問題”かもしれない、こういう
いわばプロの人達も、この根深い問題の外にいるわけではないのだな…、そう思う残念な
気持ちに輪がかかるわけです。


2017年フランクフルトショーで発表されたASPARK OWL prototype
15_aspark_owl_prototype.jpg


そういう残念な気持ちになることも多いのですが、FacebookやTwitter、LinkedinなどのSNS
の中では、それほど多くはありませんが、こだわったところや苦労したところ、自分の中では
すごくうまくいったと思えるところを、カッコいいとか美しいとか言ってくれる方がいらして、
そういった共感できる意見を見ると、これは普通に素直に嬉しい気持ちになります。SNSとは
いえ、海外の会った事もないほとんど知らない方々ですから、どうもありがとう、知らない人。
みたいな感じです。
また、SNSの中では匿名掲示板に近い感じがするTwitterでは日本の方のツイートでもそういった
ツイートを見ることが多いように思えます。まあ、多いといってもたかがしれてますけど。




新型コロナ第3波、ピークを過ぎて減少傾向続く。いいぞぉ…。





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ASPARK OWL デリバリー準備整う [ASPARK OWL prototype etc]

Aspark_OWL_ready_for_deliveries_01.jpg


ASPARK OWL 市販バージョン、そのデリバリー準備が整ったとのことです。


CAR SCOOPS
Aspark’s 2,012 PS Owl EV Hypercar Ready For Customer Deliveries   2020年9月10日
https://www.carscoops.com/2020/09/asparks-2012-ps-owl-ev-hypercar-ready-for-customer-deliveries/

SILVER CREST Super Car insurance
1,984 HP (1,480 kW) Aspark Owl Entering Production
https://www.zero2turbo.com/2020/09/1984-hp-1480-kw-aspark-owl-entering-production

Авторамблер
Стартовали продажи 2012-сильного гиперкара Aspark Owl
https://autorambler.ru/novosti/startovali-prodazhi-2012-silnogo-giperkara-aspark-owl-11-09-2020.htm?utm_source=rautotw&utm_medium=social&utm_content=rss


上記CAR SCOOPSの記事によると、


日本のアスパーク社は昨年量産仕様を発表したEVハイパーカーOWLのデリバリー準備が
今秋整ったと発表しました。
イタリアのMAT社によって量産車の開発が行われていたOWLは、ミサノワールドサーキットで
夏季に一連のテストに合格し、ミシュランの公道用タイヤを装着した状態で 0~60mph
(0~96km/h)発進加速 1.72秒を達成しました。
OWLの販売価格は290万ユーロ(334万ドル)、アスパーク社によれば世界で最も高速な加速車
であるだけでなく、車高:99 cmは世界で最も低い合法EVハイパーカーということになります。

「アスパークにとって、記録的な速さで達成されたこの成果を最初に発表することは大変名誉な
ことです。私たちがこのプロジェクトを最初に発表したとき、それが可能だとは誰も信じて
いませんでした。長い歴史があるわけではないのは事実ですが、現在、最初の日本発のEV
ハイパーカーが完成し、私たちのビジョン、スキル、エンジニアリング能力が証明されています。
これは、アスパークで私たちが行うことです。箱から出して考え、状況に関係なく、挑戦されて
いない新しい領域を探求します。」とアスパーク社CEOの吉田氏は述べています。

「私たちはフクロウを最初の顧客に提供することを本当に楽しみにしています。彼らはまったく
異なるレベルの運転と加速を体験するでしょう。私達はさらに多くのリソースとエンジニアを
プロジェクトに投入しており、Asparkはこれからも一歩進んで、世界中のお客様に信じられない
ほどの機械と製品を成長させて提供していきます。」

最初の顧客向けの車両が組立ラインから降りる準備ができたので、私達は誰かがこの2,012PS
(1,984 HP)マシンをブガッティやケーニグセグスなどの世界の他のハイパーカーと競い合う
ことを楽しみにしています。


とのことです。
いよいよこの車が顧客の手に渡って走り出すということです。日本でその姿を見れるのは
いつごろになるのか、楽しみに待ちたいと思います。

Aspark_OWL_ready_for_deliveries_02.jpg

Aspark_OWL_ready_for_deliveries_03.jpg

Aspark_OWL_ready_for_deliveries_04.jpg

Aspark_OWL_ready_for_deliveries_05.jpg



ここからは少し前に他のニュースサイトやSNS等で公開されていた画像です。
Aspark_OWL_ready_for_deliveries_06.jpg

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Aspark_OWL_ready_for_deliveries_08.jpg

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Aspark_OWL_ready_for_deliveries_10.jpg

Aspark_OWL_ready_for_deliveries_11.jpg



ここからは今年2月頃に見つけた画像で、イタリア出身の女性レーシングドライバー:
ヴィットーリア・"ヴィッキー"・ピリア(Vittoria "Vicky" Piria, 1993年11月11日)さんを起用した
プロモーション用写真で、動画も製作されていました。
Vicky_Piria+Aspark_Owl_01.jpg

Vicky_Piria+Aspark_Owl_02.jpg

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Vicky_Piria+Aspark_Owl_06.jpg

Vicky_Piria+Aspark_Owl_07.jpg



最後の1枚は、アングルのせいかフロントノーズの低さと薄さが強調されて印象的な一枚。
この車の特徴が良くあらわれていて(量産版でいくつか行われた変更点が気になるには
気になるのですが…)気に入っています。
Aspark_OWL_ready_for_deliveries_12.jpg





猛威を振るう中国武漢発の新型コロナウィルスの第2波も、ここ最近ようやく収束傾向を
示しつつありますが、まだまだ予断を許さない状況ですので、単純に大喜びというわけには
いかないですが、それでもこういうニュースは心が晴れやかになる嬉しいことです。
日本、イタリア、そして世界中が一日も早く安心して行き来出来るようになりますように…。





次は1号車納車のニュース、かな。待ち遠しい…。





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ASPARK OWL 市販バージョン イタリア MATで開発中 [ASPARK OWL prototype etc]

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ASPARK OWL 市販バージョンを開発するMAT(Manifattura Automobili Torino)に関しては
以前にもこのブログでも紹介していますが、

ASPARK OWL 市販バージョン発表 Vlo.1   2019年11月18日
https://ash-institute.blog.ss-blog.jp/2019-11-18



今から2ヶ月近く前の3月13日の日付で同社の社内の様子などが取り上げられている記事を見ました。

Why the final step towards becoming a car manufacturer is the hardest 13 March 2020
https://www.hagerty.com/media/news/why-final-step-towards-becoming-a-car-manufacturer-is-hardest/


まずは平行して開発中というか生産中と思しき新型ストラトスが紹介されています。
前に立つのは同社の Paolo Garella CEO。
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そして ASPARK OWL 市販バージョン。恐らくドバイショーで公開された固体だと思われます。
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また新型ストラトス。
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ここからは野外で撮影された ASPARK OWL 市販バージョン。プロモーション用と思われます。
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このサイトではこの2車以外にも同社が開発した車両がいくつか紹介されていて、
ああこれもそうだったのか…と思うようなものがあって、同社の実績、開発力がうかがい知れます。





中国武漢発の新型コロナウィルスによって、少し前までは予想もしなかったパンデミックが起きて
世界中が甚大な被害をこうむるという、こんなタイミングになってしまったことは何とも残念ですが、
何とかこれを乗り越えて、無事に納車が始まることを願うのみです。
そしてそれほど遠くない将来、日本でこの車を普通に見られるようになってほしいです。
イタリア、日本、そして世界中が一日も早く落ち着けますように…。






イタリア がんばれ!Forza MAT!




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ASPARK OWL prototype インテリア [ASPARK OWL prototype etc]

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ウェブサイトのInteriorのページにASPARK OWL prototypeのインテリア画像を追加しました。

http://ash-institute.cats.st/works_car_design_interior.htm

ASPARK OWL prototypeのページ自体にもあるのですが、Interiorのページがちょっとさみしい
状態でもありましたのでこちらでもご覧いただけるようにしました。


最終案のCG:シェーディング状態のスクリーンショット。
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この後、現物製作用の3Dデータを作成することになります。
表面の各種仕上げ(レザー、ファブリック、塗装等)に応じてオフセット面を作り、裏側の補強、
取り付け用の細工等考えるのですが、これが結構手間のかかる作業で、この車の場合はそうでも
なかったですが、ものによっては…正直げんなりします。



部位ごとのカラー、材質等を示すマテリアルマップ。レザーは見本のチップを貼っておすすめの
順番などを添えてお客様にご覧いただいて選定していただきます。
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インテリアの多くの部位でつかったオフホワイトのレザーですが、これに関して実は色々ありました。
このことはASPARK OWL prototype のページの最下段、
J News Internationalのグラフィックデザイナー/ライター:真栄中美樹さんによるインタビュー記事
の第5回でも触れているのですが、その抜粋をここでも紹介させていただきます。

 第五回「ASPARK Owl」カーデザイナー大津秀夫氏 独占インタビュー


---------------------- 以下インタビュー記事より抜粋 ----------------------

 それから、インテリアに使ったオフホワイトのレザー(本革)を当初国内メーカーで手配していた
のですが、メーカーと、間に入った業者の両方でトラブルが続き、使えなくなり、(最初に選定して
お客様にも承認してもらったものが、良く見たら量が足りなそうなので別のものにしてくれないかと
言われ、何だそりゃ…と思いながら新たにカタログから選定しなおして、お客様からも何とか承認して
もらったものが届いてみたらサンプルと全然違う色で、お客様に確認するまでも無く使えない。
この発注に要した費用は弊社丸かぶり…。何なん?革関係の業者w)、急遽東京の浅草(昔からレザー
の卸問屋が多い)に直接仕入れる覚悟で現金持参で行ったのですが、残念ながら色と量の両面を同時に
満たす現物は見つからず、ある輸入商社でイタリア製のサンプルの中から望ましいものを見つけて
ダメ元で納期を聞くと十分間に合いそうなことがわかり、急遽それをイタリア本国に発注、
本当に間に合う、という“綱渡り”に成功しました。

 当初、納期や何か問題が発生した時の事を考えると、やはり国内メーカーのものが良かろうと思って
そちら方面にあたっていたのですが、国内メーカーの場合、色や風合いに限りが有って選択肢が少ない、
それでも何とか選んで発注すると納期が1~2ヶ月(標準品で在庫があれば別)。それに対してイタリアの
メーカーの場合、色も風合いも国内メーカーの数倍以上の選択肢有り、風合い豊かで質感とても良い、
イタリアからの輸入にもかかわらず納期は最短で1週間強、長くて10日、価格は国内メーカーと同等か
むしろ安い(輸送費を含む、決済はもちろん日本円で国内の銀行口座へ振込みでOK)とはどういう事
なのか? さすがレザーの本場イタリア様、最高じゃないか。

 上記のトラブルが無ければ、そして自分で買い付けに行かなければこういう事は知らないままでした。
このレザーの手配問題はある意味軽い修羅場でしたので、その時は本当に大変でどうなることかと思い
ましたが、自分で動いて実際に目で見てお金も使って得た経験は他では得がたいものでした。今度からは
このイタリアメーカーの見てるだけで楽しくなるようなサンプル帳(発注時に実費でいただいてきた)を
見て、豊かな風合いのステキな色のレザーを注文しようと思っています。

---------------------- 以上インタビュー記事より抜粋 ----------------------

自身や身内(と思える範囲)でコントロールできない不測の事態が次々起こるのは、この種の
プロジェクトでは良くあることといえばそれまでなのですが、本当に神経をすり減らします。
それでもまぁ、これまでに経験した自動車メーカー相手のいくつかの修羅場に比べれば、
この程度のことはかわいいものですが…。



ここからはほぼ完成状態を製作スタジオで撮影したもの。
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ドアトリムのこの部分は私自身結構気に入っているところ。(グレーのラインは他と同色の
オフホワイトのほうが良かったと思いますが)
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メーターグラフィック
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センターパネルのモニターのグラフィック
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このプロジェクト全体がそうだったのですが…、特にこのインテリアの開発は、ジャズの即興演奏とか、
お笑いの一発芸とか(これはちょっと違うか…)、私としてはそういうものに近い感覚の、とにかく
アドリブでその場ですぐに対応しなければいけない、じっくり考える時間がとれない(従来通りの製法
では間に合わなくなることが目に見えている)、絶対的に時間が無い中での作業の連続でアイディア出し
から、この種の経験の全く無いお客様にわかってもらうためのデータ(シェーディング画像等)作成も
結構骨の折れる作業でした。承認していただいたデータから実際にもの作りのためのデータを作成し、
それをもって外注業者と折衝、納期管理し…と、非常にタイトで厳しい作業が続く、全く気の抜けない
日々でした。
最終的には余裕をもって間に合いましたし、当初予想したものよりも見栄えの良いものに出来たように
思えますので結果オーライでいいのですが、作業中、完成のめどがつくまでは心配のし通しでした。

こうして出来上がったインテリアは、オフホワイトをメインカラーに部分的に黒(とグレー)を配した
上品でモダンなもので十分私好みのものに仕上げることが出来ました。あまり好きではないところ
(シートのデザインとかドアトリムのラインの色とか)もありますが、それでも全体的には結構いい
雰囲気のものになりましたので、非常に厳しい状況の中での作業だったにもかかわらず、こんな仕上り
に出来て、正直ほっとしました。





うまくいって良かった、色々心配だったから…。





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ASPARK OWL prototype のページをアップデート [ASPARK OWL prototype etc]


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ASPARK OWL(アウル)のプロトタイプの製作過程をまとめたページをようやくアップしました。
以前より見出しに相当する各過程ごとのバナーというか横長のリンク画像のみ公開していましたが、
ようやく中身の画像を全部アップして、とりあえず画像関係としては一旦完成といたしました。

ASPARK OWL prototype
http://ash-institute.cats.st/works_aspark_owl.htm

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2017年のフランクフルトショーで世界初公開されてから、なるべく早くアップしたいと思いながら…
2年以上たってしまい、そうこうしているうちに昨年、2019年11月のドバイモーターショーで
市販バージョンが公開され、今年の春頃1号車のデリバリー予定ということも発表されました。
このことは以前このブログでもお伝えしています。

ASPARK OWL 市販バージョン発表 Vlo.1
https://ash-institute.blog.ss-blog.jp/2019-11-18

ASPARK OWL 市販バージョン発表 Vol.2
https://ash-institute.blog.ss-blog.jp/2019-11-19


ASPARK OWL prototype のページで表示されている各過程ごとの横長画像をクリックすると
(反応が無い場合はもう一度クリックしてください ※ダブルクリックではありません)
その下にサムネール画像がいくつか表示されます。このサムネール群は、少ないところも
ありますが、多いところでは数十枚になります。
サムネール画像のどれかを選んでクリックすると独立したウインドーで拡大表示されます。
この独立ウインドーの右下にX型の矢印マークが出ている場合はオリジナルサイズよりも小さく
表示されている(ブラウザのウインドーサイズ内で全体表示するため)ことを意味しており、
そのマークをクリックすることによってオリジナルサイズで表示されます。
この独立ウインドーはドラッグして位置をずらしたり、複数開くことも出来ます。
独立ウインドー上でクリックするとその独立ウインドーは閉じます。
最初にクリックした横長画像をもう一度クリックするとサムネール画像群は非表示となります。

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このページに限らずなのですが、弊社のサイトは全般的にスマホでは見づらい構成ですので、
(Google ChromeとFirefoxの検索結果に“ページがモバイル フレンドリーではありません。”と
親切に表示されます)いまどき恐縮なのですがPCでご覧いただくのが望ましいです。

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ページの最後に、J News International のグラフィックデザイナー/ライター:真栄中美樹さん
によるインタビュー記事へのリンクもあります。このインタビュー記事はこの車に関することを
はじめ、イケヤフォーミュラさんとの関わりやこれまでの経験、デザインに対する私の考え方など
多岐にわたる内容となっています。全6回に分かれていて、それぞれの回が結構な長文ですので、
お時間がある暇な時にでもどうぞ。

J News International
https://jnewsinternational.wixsite.com/homepage

J_News_International_1-6.jpg




今後、各画像を拡大表示したときに下側に現れる説明文を加えたり、細かい修正を少しずつ加える
ことになるかもしれませんが、それらはまた追々…ということで。




もうあれから2年もたっているのだな…。





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