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ASPARK OWL 市販バージョン発表 Vlo.1 [ASPARK OWL prototype etc]

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ドバイモーターショー2019でASPARK OWL(アスパーク アウル)市販バージョンが発表されました。
この市販バージョンの開発に弊社は関わっていないのですが、プロトタイプを手がけたものとして
ずっと期待と心配をしておりましたので、この車が予定通りドバイモーターショーで発表されたことは
本当に嬉しく、信じられないような気持ちです。


Aspark | Engineering and car manufacturing
https://asparkcompany.com/
アスパーク社の公式サイトです。


ASPARK OWL “The Power is our Nature” on Vimeo
https://vimeo.com/372246227 (1分37秒)
ドバイショーの同社ブースのモニターでも流されていた短めのプロモーション動画。


Aspark OWL Construction video on Vimeo
https://vimeo.com/371345408 (6分43秒)
アスパーク社の吉田社長はじめ、同社の担当者達のコメント、そして市販バージョンの開発を請け負った
イタリアのMAT(Manifattura Automobili Torino)での開発の様子がおさめられたプロモーション動画。
この市販バージョンが“本物”だということがよくわかる、非常に見ごたえのある内容です。


¡Oficial!: El Aspark Owl acelera de 0 a 100 km/h en 1.69 segundos, es real y eléctrico
https://www.autonocion.com/aspark-owl-el-coche-con-la-aceleracion-mas-rapida-del-mundo/
スペイン語サイトですが、公式写真等色々見れますし、各種スペックも丁寧に記載されています。



以下は上記アスパーク社のサイトにある公式写真と同サイトで使われている画像です。
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インテリア。これは弊社がデザインしたものとは全く違うものになりました。
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ここからは塗装ブースとおぼしきところでの作業やシャシーの様子。
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カーボンモノコック、フレーム、シャシー。
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CAD画面等からのイメージ画像、組立作業の様子など。
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MAT(Manifattura Automobili Torino)社のPaolo Garella CEO(左)とアスパーク社の吉田社長(右)
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スタジオでの撮影の様子。
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このプロジェクトを知る誰もが(それはメディア等で知った多くの人達はもちろん、関係者でさえも)
懐疑的であった生産化。それをこの短期間で成し遂げたことは掛け値なしに称賛されることだと思います。
これには市販バージョンの開発をイタリアのMAT(Manifattura Automobili Torino)社に依頼したことが
非常に効果的、すばらしく良いことだったのだろうなと思います。

Manifattura Automobili Torino: MAT
https://www.manifatturaautomobilitorino.it/

Manifattura Automobili Torino - Wikipedia
https://it.wikipedia.org/wiki/Manifattura_Automobili_Torino

Manifattura Automobili Torino - ホーム | フェイスブック - Facebook
https://www.facebook.com/manifatturautomobilitorino/

MAT社は2014年にイタリア、トリノに設立された新しい会社ですが、同社CEOのパオロ・ガレッラ氏は
かつてピニンファリーナに在籍し、ワンオフモデル等製作の中心人物として長く活躍されてきた方で、
製作作業だけでなくプロジェクト全般(企画、開発、マーケティング、セールス等)を取りまとめられる
スペシャリスト兼ゼネラリストとして、この種の業務に精通した方であり、MAT社はこの種の仕事を依頼
するのにまさにうってつけの会社といえます。超高額な高性能少量(100台以下)生産車の開発ということに
関していえば、世界中を見渡してみて、現在考えうる最高のパートナーではないかと思われます。
これがもし、もっと生産台数が少なければ出来そうなところもいくつか出てきますし、もっと多い場合、
例えば1,000台とか数千台規模となるとまた話は違ってきて、そういう規模では価格もこんな超高価格では
なくなって、それを成立させる合理的な製造方法を考えると、同社では難しくなったかもしれません。

デザインに関しては、プロトタイプをデザインした弊社から見ると、どうしても細かいところにまで
目がいってしまって“ここはどうしてこうしてしまったんだろう…?”と思われる点がいくつかありますが、
それでもエクステリアに関してはかなり忠実に再現したいただけたのではないかなと思います。
インテリアに関してはほぼ全面的に見直されて新デザインになっていますので、これはもう好みが違った
ということなのかなと思うのですが、個人的には清潔感とか上品さを意識してデザインしたプロトタイプの
出来がかなり気に入っていたので(但しシートは除く)、その面影がほとんど無いのは寂しくて残念です。

驚いたのは発表されたスペック。特に走行性能は予想を大きく超えた(にわかには信じがたいほどの)
ものでした。この加速性能、最高速度、航続距離…、これらが本当ならまさに衝撃的な内容といえます。
今回の発表までは正直言って、このプロジェクトがうまくいって市販バージョンが出来たとしても、
性能面ではプロトタイプと同等なレベルは望めないだろうな、それで段々うたい文句としてもトーンダウン
していくんじゃないかな…と、失礼ながら思っていましたので、今回発表された各種の数値には驚かされ
ました。失礼な想像をしていてすみませんでした。

わずかばかりの残念さはありますが、少なくともエクステリアに関してはかなり忠実に再現していただけた
ことを素直に喜びたいですし、心からの感謝の気持ちをお伝えしたいです。そして想像を大きく超えた
高性能ぶりと、この短期間でここまでのものに仕上げられたことにただただ称賛を送りたいです。





大変失礼な想像をしていてすみませんでした…。





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