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Lamborghini Marzal のガルウイングドア [車、カーデザイン、ミニカー]

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IF-02RDSの初期のレイアウトでは、リヤカウルにウインドーグラスがあり(実車では塗装パネルが
ボルトオンではまっている)、リヤクォーターウインドーもあり、そこからつながるエアインテークも
ガイドというかシュラウド的な造形を持っていた。

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ドアはオーソドックスなガルウイングドアも想定していたが、ガススプリングを仕込んだときのドアの変形が
懸念された(ドアにあまり剛性を持たせられない)のと、池谷さんの好みもあってあのタイプになったのだが、
市販バージョンにおいては(保安基準と乗降性の両面で)ドアの開口を少し広げようという話があり、それを
踏まえたうえで、組みつけの難易度を下げたり、商品性などのことも色々考えると、ヒンジ部分にトーション
スプリング/ダンパーを仕込めればルーフにヒンジを持ったオーソドックスなガルウイングのほうがいいかも
しれないなと思えてくる。

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オーソドックスなガルウイングドアなら、ヒンジの根元でなくてもそこからユニバーサルジョイント使って
ロッドを伸ばして、その先の収まりのいいところでスプリングもダンパーも効かせる、ということもできるが、
室内にそういうのがむき出しだとまたうるさいこといわれるか…。

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Lamborghini Marzal の大きなガルウイングはそういう機構だったはず… と思って画像検索したら、
すごいことになってたんだとあらためて知る。

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このスプリングの使い方w ダンパーはどうなっているんだろう…?

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まぁでもそんな細かいことはどうでもいいくらいかっこよくて魅力的。
子供の頃、始めて自分のお金でミニカーを買おうとしたとき、なんていう車かなんて知らずに、
迷った末に選んだのが、この Lamborghini Marzal だったと知るのは結構後になってのこと。

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ちなみに迷った末に買わなかったもう一方の車は(1台がやっとで2台なんてとてもじゃないが買えなかった)、
Ford GT40。それもやっぱり車名を知ったのはかなり後のこと。純粋に形だけ見てその2つがかっこよく思えた。
この時の判断は大人になってからのものとあまり変わらないような気がする。





Lamborghini Marzal オークションにかけられて、今どこにあるんだろう…。


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