Lamborghini Ganador concept 2013/04 [車、カーデザイン、ミニカー]
Lamborghini Ganador Supercar Design Study Goes Wedge
http://www.carscoops.com/2013/04/lamborghini-ganador-supercar-design.html
今年2014年3月ジュネーブショーでランボルギーニ・ガヤルドの後継モデル、ウラカンが発表されましたが、
そのほぼ1年前、2013年4月に発表されていたアイディアスケッチ、CG。
ランボルギーニのコンセプトモデルという想定ですが…まぁどうみてもランチア・ストラトス ゼロをデザインモチーフに
したことは明らか。でも、なんとなく全体的なボリューム感はランボルギーニ、それもガヤルドあたりを感じさせます。
フロントフェンダーのあたりはかなりつらいというか、無理があるというか、がんばったというか…、
もうひとつまとまりがつかなかったような感じはしますが、それはオリジナル(?)のストラトス ゼロも
同様といえば同様ですし、そういう点を上回る魅力が他のところ、全体的に出ていればいいかと思います。
その魅力の多くはサイドビューに集中しています。ストラトス ゼロにならった特徴的なサイドパネルのシャープな造形、
これが非常に魅力的で、この点はウラカン(サイドパネルのリヤクォーターウインドー付近の造作がやや残念)よりも
明らかにいいと思います。
なぜ(デザインモチーフにしたストラトス ゼロにならって)ランチアとせずにランボルギーニにしたのかは、
それはやはり、あくまで想像ですけど、今のランチアは悲しいほど残念なことになってしまったから、でしょうか。
全体的なまとまりはさすがに量産車のウラカンのほうが全然上ですけど、こういういろんなアイディアを見れるのは
それだけで楽しいです。
ランチア、このブランドのちゃんとした復活は…、難しいか。
こんにちはtritonです。
本当にストラトス ゼロに似てますね。
こんな事しても許されるのでしょうか?
自分の仕事とは関係ないのですが、車のデザインやアイデアスケッチを見るのは時代の先端が見れるようでいつも気にしていて、刺激を受けています。
また、手描きのスケッチはデザイナーの技量が分かった様で興味深く、線の動きにデザイナーの意思が感じられて、手描きもいいなーと思うこの頃です。
また、CAR STYLINGが発刊されたのもうれしい限りです。
話は変わりますが有名なプロダクトデザイナーさんが50年ほど前の椅子をほぼそのまま新作として発表しました。
インテリアデザイン界は何の反応も無く、新作として賞賛しています。
知らないのか知らない振りをしているのか不思議です。
(実は私も同業のデザイナーさんから教えられました。)
どうしても影響は受けてしまいますが、オリジナリティは大切にしたいと思います。
by triton (2014-08-26 18:10)
tritonさん、いつもありがとうございます。
こういうアイディアスケッチって見るだけでも楽しいですよね。
手描きでセンス良くいい雰囲気にまとめられたスケッチはやっぱり魅力的です。
Car Styling 復刊は私もとてもうれしく思います。なくなってほしくないです。
家具の世界でもそういうことがあるんですか。
50年前のデザインをほぼそのままっていうのはまた何というか、大胆ですね。
まわりが何も言わないのはなぜなんでしょうね?
もう25年位前のことですが、イタリアの家具がとてもかっこよく見えて、
B&B ITALIA の alanda table とか、Saporiti Italia の Wave Sofa など、あこがれました。
これらは今でもいいと思いますし、似たデザインで手ごろなものがあれば欲しいとも思います。
by ash_institute (2014-08-29 03:16)