Ash010 : 2 seater lightweight sports coupe - Exterior Rendering [Web、CG、スケッチ、デジタルモデリング、仕事]
製作していた2シーター小型スポーツクーペ、Ash010のエクステリアのレンダリングができたので
とりあえずここで紹介。この後、車両の大きさがどれくらいのものか、わかりやすくするために
既存の量産車(ロータス・エリーゼ)と並べてレンダリングしたものをアップする予定。
更に少し後に、インテリアやシャシーのレンダリングも出来次第アップしていくつもりだが、
これらは少し時間がかかるかもしれない。
会社のサイトへのアップは高解像度画像で近日中に。
前の記事にも書いたが基本的なサイズは下記の通り。
全長:4025mm 全高:1145mm 全幅:1810mm ホイールベース:2316mm
寸法的にもレイアウト的にも近いのは新型ロードスターで、
(全長:3915mm 全高:1235mm 全幅:1735mm ホイールベース:2310mm)
それよりも 110mm長く、90mm低く、75mm広い。ホイールベースは6mmだけ長い。
ちなみにトヨタ2000GTは、全長:4175mm 全高:1160mm 全幅:1600mm ホイールベース:2330mm。
全幅以外はこちらもかなり近いし、ロングノーズファーストバックのプロポーションから、雰囲気としては
こちらのほうが近いか。
ドアが前後に長いのは乗降時に足さばきが少しでも楽なように。
この大きなドアが開くスペースを抑えるためにヒンジはダブルリンクで。
直列4気筒エンジン縦置きのFR、出来ればトランスアクスルでトルクチューブつき、そんなレイアウトで
コンパクトで軽量、そして何よりスタイリングがシンプルで美しいもの、そういうのがいい。
日本市場のことはある程度無視で。そうしないといつまでたっても思い切りのいいものが出来ないように思うから。
カラーバリエーションとしてはイエロー系がいいかな…。
こんばんはtritonです。
いいですねープロポーションがバランスよくて気持ちいいです。こんな車が購入の選択肢に入る時代が来ればいいのにと願っています。
実車で想像しますとかなりコンパクトでワイド&ローなプロポーションですよね。
それとローノーズで小顔なところがきゅっと引き締まっていて細部に深慮遠謀が感じられ恐れ入ります。
最近までミニマルデザインの考えを良しとしておりましたが、この頃はちょっと違うのでは?それよりももっと心に訴える美しさがあるのではないか、と思うようになりました。
美しいものをデザインし、見てもらう事もデザイナーの大きな役割だと思います。
次の展開楽しみです。
by triton (2015-06-10 17:31)
tritonさん
いつもありがとうございます。
いつもならコンパクトであることにそれ程こだわらずに、プロポーション優先なのですが、
この車は全長4000mm程度を目安として考えました。短くても全高が低ければそこそこ
いいプロポーションに出来るだろうから、実際に形にしてみよう…というのが始まりでした。
顔つきは、分厚い顔やでかい顔はもう沢山ですので(そういうリクエストで作るのは別として)、
そうではない涼しげな顔にしたいなと。
ミニマルデザインはある程度まではいいと思うし共感できるのですが、行き過ぎるとつまらない
ものになりかねませんので、その方向で魅力的なものを作り続けるのはかなり難易度の
高いことではないかと思います。
ちょっと抽象的ですが、ミニマルの一歩手前で優雅さが感じられる造形、
そこに、意味があって凝った造作がなじみ良く組み合わされている、そんなものが
自分としては一番いいかなと思います。
by ash_institute (2015-06-10 23:34)