SSブログ










20代の頃の冬の思い出のひとつ [日々の出来事、雑感、新年の挨拶、他]

長岡駅前の冬景色.jpg

写真は新潟県長岡市の駅前の雪景色。
ケチャップマヨネーズ さんの たびたび旅日記 2013年12月30日 からお借りしました。
https://kechamayo.jp/news/archives/12876 
    
私がいた頃とは随分変わっていますし、今はまたこの写真と違っているかもしれません。


各地で大寒波や大雪で大変なことになっていまが、この時期になると思い出すことが
あります。20代の前半、まだ社会人になりたての頃のことです。
当時の私はファッション業界(のかたすみ)にいたのですが、会社が運営するお店の
ひとつに私はいました。そのお店は地方都市にはまだめずらしかったデザイナーズ
ブランドなんかも扱うような、そのあたりではちょっとお高目、先端風のお店でした。

ある吹雪の日のことです。店の入り口の軒下でバスを待つ女性が立っていたんですが、
それを見て、当時の店長(20代後半の女性、おしゃれで大変気が強い、わりとすぐ泣く)
が私に、険しい顔しながら、
「あそこに立っていられるとお客様が入りにくいから、大津君言ってどいてもらって。」
えぇぇ… (;´Д`)  と思う私にかまわず彼女は背を向けながら
「ただでさえ、客少ないっていうのに…ったくぅ。」とか言うわけです。

えぇぇ… と思いながらも、命令ですので、「あのぉ、すみませんけど… 」と心苦しい
思いをしながら、そのバス待ちしていた方に軒下から離れたところに行っていただきました。
さぞ嫌な感じだったと思います。本当に申し訳なかったと思います。

その後、何ヶ月かして、その店長は会社(と上司)に不満があって突然退職します。
で、入社して2年目の私がそこの店長を兼務するようにとのお達しがありました。
それもまた、えぇぇ… (;´Д`) ではありますが、しょうがありません。

で、私が店頭にいる日で天気の悪い日や寒い日には、なるべく店の前でバスを待っている
と思しき方には声をかけるようにしました。
「寒いでしょう?どうぞ中でお待ちになられたらいいですよ。あったかいですよ。」
前の店長にやらされてとても嫌だったことの贖罪のような気持ちもあってのことですが、
それと真逆のやり方をしたわけです。この方針転換に(表立って)文句言う人はもう誰も
いません。
声をかけられた方の中には遠慮する人もいましたが、おおむね喜んでくれて、中には
買い物までして行ってくれる人もいました。決してお安くはない品揃えであるにも関わらず。
そのお客様が会計の時に嬉しそうに言ってくださった言葉はよく覚えています。
「初めてここで買い物しました。なんかちょっと気どった感じがして入りにくかったから…。」
あぁ、もったいない…。泣けてくるなぁ。感じ悪いことして本当に申し訳ないことしたなぁ…。
そう思いました。

これは、いい事と悪い事のあった新潟にいた頃の話で、私がそのお店の店長を兼務する
ことになった時は普通に年上の先輩もいて結構やりにくかったですし、私以外は全員女性で
ほぼ毎日のように大小様々なトラブルがあって…、私が事務所スペースで経理的なことを
やっていると、突然ドアを開けて「店長!○○さんが私にこんなこと言うんです…。」
と言いながら泣き出してしまう子達がしばしばいたりして、まいったな…と思いながら話を
聞いて慰めたりしてると別の子が休憩に来て、ドア開けてすぐまた閉めて行ってしまい…、
「大津さんが△△さんを泣かしてたみたい…」なんて話を広めてくれたりしちゃってもう…、
マジでかんべんしてくれ状態。(;´Д`)
他にもやることが山のようにあって、毎日数時間の残業は当たり前、最初の3年間くらいは
ほぼ休みも無いという、後から考えるとよくやってたな…と思うような毎日でした。
















Stand wiyh Ukraine_セイタカアワダチソウ+Ash013_360x640.jpg
ウクライナがロシアを追い出して勝利して、全ての領土をとり戻し、
ロシアにきっちり賠償させて、平和を取り戻せるまで応援したいです。

We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.









ほんとによくあの状況で10年も我慢し続けたもんだ…。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント