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IF-02RDS 3'rd phase Part4 [Ikeya Formula IF-02RDS]


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4回目。少しいじっては確認。その繰り返し。なかなか確信が持てるほどにはならない。

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シェーディングモードを色々切り替えてみたり、それらを画像処理ソフト上で合成してみたり。
(※修正前の車のAピラーの真下あたりのフロア下に何だかわからない四角いオブジェクトが
見えているが、これは多分トリムしたサーフェィスの削除漏れと思われる。設計や造形に関わる
ようなものではない。)

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基本的に色がつくと見え方が変わって少しだけ現物に近い感覚になるが、変化はわかりにくくなる。
サーフェイスとサーフェイスの境界線などは現物では見えないので完成後はどうでもよくなるのだが、
造形を考えている最中は重要な情報であることは間違いない。当たり前だが。


サイドビューから少しだけ斜めに振って角度をつけた状態も割と好きで確認時によく使う。
この時はあえてパースはつけない。補助的にパースをつけて見ることもするが、変化を見るには
パースはつけないほうが自分にはわかりやすい。
よくできた造形はこういったアングルでとても魅力的に見えたりするが、まとまりが悪かったり
破綻しているところがあるとすごく目立つ、ような気がする、自分としては。
それで、前も後ろも少しだけ振った状態で色々見てみる。

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上下方向にも同じように少しだけ振って、ごくわずかに俯瞰気味にしても見てみる。
私は基本的に俯瞰気味の絵が好きだ。車の全体像が分かって、魅力的な車はさらに魅力的に見える、
そんな気がする。

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色々な角度で見てみて、修正版だけ見れば特に違和感も感じないくらいにはなっているように思える。
そして、そのあと修正前のものを見ると、これ以上ないというほどフロントエンドを低くしていた
ことがよくわかる。よくこれで車検通ったもんだな…、通って良かったな…、などと思ったりする。


これまで触れてこなかったが、リヤエンドも修正を検討している。比較するとボディの切り欠き形状が
違うことがわかると思う。(最後の画像だけ、この部分はどちらも修正版になっている)
これはリヤの方向指示器、いわゆるウインカーのため。使用するリヤコンビライトのウインカー部分の
見え方が保安基準を満たすようにするにはこんな感じにしないといけない。
前回は私の認識不足が理由でこの点がまずかったので、急遽下側にオリジナルデザインの超薄型LED
ウインカーを新規に設計/製作して追加設置して何とか事無きを得たという経緯がある。
だからここも“いつかやりたい修正ポイント”のひとつとして考えていた。
追加したオリジナルのLEDウインカーは幸いなことに見た目は池谷さんのお好みでもあったし(私に気を
つかってそう言ってくださったのかもしれないが)、自分でも悪くないとは思ったのだが、いかんせん
新規でこういうものを作るとばかばかしいほどのコストとなる。この時も左右で安めの中古車が買える
くらいの製作費がかかった。試作をやっていれば普通にそれくらいかかるのはわかるし、それはしょうが
ないのだが、これを車両価格に反映させたら大変なことになるわけだ。使用するリヤコンビライトに予め
含まれているウインカーだけで保安基準が満たせるのならそれにこしたことは無い。
最終的にどうなるかは別にして、こういった要件に配慮した形状をあらかじめ用意しておけば、少なくとも
後悔するような不本意なことにならずに済む。



超薄型のリヤコンビライト、これとてもいい。お気に入りのパーツのひとつ…。



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