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心の中で凄腕の外注を呼ぶ [Web、CG、スケッチ、デジタルモデリング、仕事]

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かなり前にこのブログの前身だかで同じようなことを書いたのですが、思うことがありまして
また書きます。

仕事に行き詰って困った時、例えば、ただでさえ納期が無い仕事なのに無茶な修正を要求されたり、
追加でどんどんクッソ重いデータが送られてきて、これらもうまくおさめて、細かいことは任せる
のであとはよしなに…、(こういうこと言う人に限って出来上がったもの見て文句言いたがるもの
ですがそれはまた別の話なので今回は割愛)みたいなこと言われて絶句、しばし放心後、
やってられっか、クソがぁー!
なんてことないですか?
私はいい歳をして人間が出来てないので、減ってはきましたが時々ありますw

そうはいっても、その心の中の叫びを口に出したところで何も解決しませんので、
どうするかというと、外注を呼びます、凄腕の。
といっても、心の中での話で、やるのは結局自分なんですけど。

今から自分がやる仕事は、非常に厄介なことになっていて問題解決は極めて困難。
その問題解決のために私は呼ばれた。
そういうことだから、さぁ、頑張って期待に応えよう。

そんなふうに考えると何だかやる気が復活して、わりと気分良くそこからまた作業を進められたり
します。

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これは私がまだこの業界に入って間もない頃、コンセプトカーの製作などでスケジュール
(大体これが最初から無理なものが多い)に遅れが出てくると、当時の上司:開発部の部長が、
実際に凄腕の外注さんを呼んでプロジェクトに投入。外注さん、私達の数人分以上の仕事をひとり
(場合によっては2人)で高いクォリティでやってくれてグングン作業がはかどって、結果ちゃんと
スケジュールに間に合うようにしてくれて…帰っていく。ということが何回かありました。
その期間は数日から数週間以上のことまで、色々なケースがありましたが、
カッコイイなぁ凄腕の外注さん、すごいなぁと思いました。
それから10年以上がたって、独立して、今度は自分が外注として呼ばれるようになって、
あの時のように現場の若い人達になすごいなぁとまで思われたかどうかはわかりませんが、
仕事を終える頃にはそれなりに感謝もしてもらえて…、そんな経験が何回かありました。

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そういう経験があってのことなんですが、案外今でもこの手 “心の中で凄腕の外注を呼ぶ”
作戦は自分の中で有効です。

考え方次第で自分のモチベーションもある程度コントロールできる…、
こともある、とか、ような気がする という話でした。





そうはいっても、本当に物理的に無理なことはあります、普通に…。




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うらん

面白いですね。
自分にスイッチ入れたり、気分転換になりそうですね。
私も自分の中に凄腕助っ人やってみます。
by うらん (2021-07-15 20:46) 

ash_institute

うらんさん、是非やってみてください。あんまり役に立たなかったり、すぐ効果が無くなる場合もありますが、ちょっとでも役に立ったらおなぐさみということで。^ー^;
by ash_institute (2021-07-16 01:04) 

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