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南フランスのリッチマン Vol.5(エクサンプロバンスのお話 その7) [日々の出来事、雑感、新年の挨拶、他]

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南フランス、エクサンプロバンスに仕事で行った時のお話、その7です。

※この時の写真はほとんど撮っていなかったため、ここで使用している画像は
全て画像検索で話の内容に合いそうなものを集めて使わせてもらっています。

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午前中の2組の取材を終え、スタッフは、2交代で昼食をとります。向かうのは、
小さめのお城:オーナーの家です。私達はスタッフの中でも下っ端なので小さいほうの
ダイニング。お客様である記者たちとコーディネーターは立派なメインダイニング。


小さいダイニングにも色々飾ってあります。本物と思しき絵画、写真の入った額やら
トロフィーみたいなものとか色々。
その写真というのがまた…、オーナーとレーサー達、例えばネルソン・ピケとか、
そのあたりから比較的あたらし目の歴代のF1チャンピオン達とのツーショットもいくつか。
当然のようにセナとか、まだ若手だったシューマッハとかと写ってるのもあります。
アップした写真は本田宗一郎氏とセナですが、こういう感じの写真です。

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ヨーロッパではレーサーのスポンサーは企業だけではなく、伝統的に個人のお金持ちが
付いているそうで(もともと企業よりも歴史は古いんでしょう、きっと)モナコあたりの
パーティーなどでは、そういう個人スポンサーにF1ドライバー達がニコニコ顔でお酌を
する姿が見られるそうです。

 スポ ンサー「どう、調子は? ( ̄― ̄) 」
 ドライバー「はぁ、おかげさまで今シーズンはいい線いけると思います。^ー^; 」

なんて感じなんでしょうか? 多分このオーナーもそうなんだろうなと思わせる写真達でした。




で、出てきた料理は、前菜、スープ、メイン、飲み物、デザートと、ひととおりのものです。

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昼にこんな食わんでも…と思いますが、ま、ここはおフランスですから。
食べて(心の中で)ん…、ちゃんといい味付いてて、かなり好みだなぁ。うまいなぁ。
確かにプロバンス風といえば、そういう感じもしますが、ホテルや周辺のレストランで食べた
ものよりずっとなじみやすいというか、フランス料理然としていなくて家庭的というか…、
そんな感じの料理です。私達日本人にとっても安心して食べられる味つけです。

その後、滞在中のお昼は毎日ここで頂くのですが、おいしいのでとても楽しみになりました。
そんな日本人二人の雰囲気を感じ取ったフランス人コーディネーター(40代女性社長)が
訊きます。

コーディネーター社長「お気に召して頂いたかしら、こちらのお料理?^ー^」流暢な英語
オレサマ「はい、そりゃもう。おいしいので、毎回おかわりしたいくらいです。」カタコト英語

実際メカニック氏(無類のパン好き)などは、パンを何個も何個ももらってバクバク、
バクバク食べていました。無類のパン好きですから。

コーディネーター社長「ここの料理は、オーナーがヨーロッパ全土からいいものだけ厳選して
集めて、専属の料理人が毎日食べるオーナーのために考えて作っているのよ。それをこの
イベント用に沢山作ってもらって、こうして出してもらってるの。」

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この説明で、最初から感じていた “なじみやすいおいしさ” の理由が少しわかった気が
しました。ヨーロッパ中からいいものだけ集めれば、そりゃぁいいものが出来るでしょう。
各地で手広くスーパー経営(オーナーの事業のひとつ)するくらいだから、入手先にも困る
ことはないでしょうし。
そして大事なのは、オーナーは毎日食べるんだから、いかにもな高級感全開な感じではなく
こういう味付けでなければいけないんでしょう。なんでもないように見える、この目の前の
野菜炒めみたいなのもそういうコンセプトで出来ているわけね。 なるほど、なるほど…。

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この何年か後に行ったスペイン、バルセロナでも感じたことなのですが…、その時アテンド
してくれたスペイン人のトニー(本当はアンソニー)がおすすめするおいしくて人気という
お店で食べたパエリアの味が、何となくこの時食べていたプロバンス料理のおいしさと通じる
ものがあって、なんでそう感じるんだろうと思ったものでした。トマトソースとか魚介類を
使うところなど共通している点は確かにありますが、それだけではないように思えて…。
本当においしいもの(高級という意味ではない)は世界各地でかなり近い味わいを持つのでは
ないか…という気がして、それは味付けそのもののことではなくて、うまみの持っていき方…
みたいな、これをどう表現していいのかよくわからないのですが、日常的に感じるうまさの
上級強力版とでも言えばいいでしょうか…。
このたいそう立派なまかないを食べさせてもらっている時にはまだ、何となく懐かしいような
気がするけど、日本人にも普通においしく食べれるもんだなぁ…くらいに思うのみでした。



続きは、南フランスのリッチマン Vol.6(エクサンプロバンスのお話 その8)で。




















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ウクライナがロシアを追い出して勝利して、全ての領土をとり戻し、
ロシアにきっちり賠償させて、平和を取り戻せるまで応援したいです。

We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.









こんなに毎日プロバンス料理を食べたのはこの時だけ…。



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