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ASPARK OWL 市販版のペダル高さ [ASPARK OWL prototype etc]

Aspark_Owl_production_model_01.jpg

ASPARK OWL 市販版の開発と生産を請け負っているイタリアのManifattura Automobili Torino
が最近SNSで投稿した下の写真を見て、ああ、やっぱりペダルがかなり高い位置にレイアウト
されてるんだな…と思いました。シートの座面の形状からそうじゃないかな…とは想像して
いたのですが、最近のレーシングカー(お尻の位置よりもペダルのほうが高い)に近い感じ
なのかもしれないです。

Aspark_Owl_production_model_02.jpg

このやたら低い車高のボディにいろいろ詰め込まなきゃいけない(航続距離のためにバッテリー
たくさん積みたいし、コントローラー類も色々必要、それらの冷却も考えなければならない…)ので、
さぞや苦労したであろうことがしのばれます。

Aspark_Owl_production_model_03.jpg

Aspark_Owl_production_model_04.jpg

ちなみに、最近のレーシングカーのペダル位置がどういうことになっているかというと…、
下の写真のようなことになっています。

mclaren_MP4-17_cutmodel+Kimi.jpg

この写真自体は2002年頃のものと思われますので、もう20年近く前のものですが(ドライバーが
キミ・ライコネンであることと形とカラーリングから、マシンはマクラーレンMP4-17、を再現した
展示用のモックアップ:カットモデルと思われます)、空力のためにF1でハイノーズが当たり前に
なってからというもの、ルマン用のLMPカーなども同じ空力効果を狙ってこれに近いレイアウト
をこぞって採用し、それが主流になり、今でも(ここまで極端でないにしても)お尻よりもかかと
の位置が高いのが普通になっています。

ASPARK OWL の市販版では恐らく空力のためではなくて、こうやってペダルやひざから下の脚を
持ち上げて、その下に作り出したスペースにバッテリーやら何やらを積みたかったのでしょう。
実際のレイアウトデータを見ていないので私の想像ですが。


インテリアは弊社のデザインしたプロトタイプからかなり変わってしまっていて、私としてはちょっと
残念な気持ちもありますが、とにかくこれをちゃんと作り上げてリリースしたという事実が何より
素晴らしいと思います。

ASPARK OWL 市販版のインテリア
Aspark_Owl_production_model_05.jpg

Aspark_Owl_production_model_06.jpg


ASPARK OWL prototype のインテリア
Aspark_Owl_prototype_int_01.jpg

Aspark_Owl_prototype_int_02.jpg

Aspark_Owl_prototype_int_03.jpg


昨年秋に聞いた話では今月、1月頃には市販版が日本に入港するとのことだったのですが、今また
新型コロナの感染者数が爆発的に増えてきて、こういった物流もどうなるのか予測がつきません。





出来ることなら早く日本で見てみたい、市販版…。




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