クルマ ハエトリグモ…？

お昼前頃インターホンが鳴ったので出た。

ｵﾚｻﾏ「ハイ。」
外の人「あー、ハエトリ クモォオ…。」
ｵﾚｻﾏ「ハイ？」
外の人「あー、あのぉ、ハエトリ、クモォオネ…？」
ｵﾚｻﾏ「ハ、ハエトリグモ？？」
外の人「あー、外のクルマ、ハエトリますけどネ…？」
ｵﾚｻﾏ「え？え？（車にハエトリグモでもくっついてるってか？？）」
外の人「えー、車をね、ハエトリ、ハエトリますけどもネ。」
ｵﾚｻﾏ「あ、あぁ、もしかして車を買い取るって言ってるの？」
外の人「ハイ、そです。」
ｵﾚｻﾏ「あぁ、なるほど…。あのぉ、あなたは外国人の方？」
外の人「そです。」
ｵﾚｻﾏ「せっかくですけど、あれまだ売らないんで…。」
外の人「あー、チラシ入れとくからそのうち電話ください。」
ｵﾚｻﾏ「いやいやいや、電話しませんw」
外の人「そですかぁ。」



うちの車、昼間ずっとカーポートにとめてるから、車の買い取り業者に目をつけられて
いたようです。そういえば少し前からワイパーのところに小さなチラシみたいなのが
ちょいちょい挟まってたな。
窓のカーテンの隙間から、浅黒い中南米系かと思しき彼がダイハツの軽自動車に乗って
帰っていくのが見えました。ひとりでこのあたり色々回ってるんだろうな。

同じ車関係の仕事でも、群馬県の太田市とか静岡県の浜松市とか愛知県あたりで自動車
メーカーの下請けの工場などで働けたら良さそうなもんだけど、そうはいかない何か
理由があるのかな。それともそういうところが合わなくてやめてしまって、それでも
仕事さがして、こういう仕事に就いたのかな…。
インターホンでのやりとりしてる間は何だそれ？と思いましたが…、
彼の乗った車が見えなくなって、しばらくすると何だかちょっとかわいそうな、
申し訳ないような気持ちになって、それは彼の期待に応えられなかったとか、
彼の仕事の成果につながらなかったということも少しだけあるけれど、
それよりも何というか…　漠然とちょっと悲しいような気持ちになった。
日本に来て良かったって思えることあるのかな、来なきゃ良かったって思ってないかな…
そんなことを色々考えてしまった。



※写真は何年か前の9月頃に撮ったもので、まだカーポートも設置していない頃のもの。






















ウクライナがロシアを追い出して勝利して、全ての領土をとり戻し、
ロシアにきっちり賠償させて、平和を取り戻せるまで応援したいです。

We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.









外国から来て、頑張って日本語おぼえたんだろうな…。