クレイ左右反転(2016年7月下旬) IF-02RDS Road version 開発経過 [Ikeya Formula IF-02RDS]
出来上がった車両左側の測定データを車両右側にポイントとして置いていく。
NC切削なら機械任せで容易にできることだが、今回は手作業。
ポイントを置くためにその部分にクレイを盛る。なんだか岩とかにたくさんはりついたフジツボのよう。
ポイントまで荒削り。
一般面の仕上げ削り。
フロントカウルとフロントフェンダー。
ここで、イケヤフォーミュラさんからリクエストのあった、サイドポンツーン下側の造形変更。
ここにエアコンなどのホース類を取りまわしたいのでそのためのスペースを確保して欲しいとのことで、
それ用のふくらみを設ける。
ほぼ形になって、フロントフェンダー左右も合体。
とはいっても、この後の作業を考えて、また分離できるような構造になっている。
フロントウインドーの合せガラス越しに中の合板製のコアが見える。この珍しい光景ももうじき見納め。
クレイモデルなのだが、フロントウインドーはあるしリヤカウルもあるので、なんだかいつもとは違う感覚。
大きな塊としての造形はこれで出来上がり。あとは角Rや穴、凹みなどのディティール処理。
写真は全て、この作業をお願いしている NY Connect の内藤さん撮影。
先にガラスがあるって安心できていいな…。