SSブログ










クレイ左右反転(2016年7月下旬) IF-02RDS Road version 開発経過 [Ikeya Formula IF-02RDS]

IF-02RDS_R_ver_clay_03_01.jpg

出来上がった車両左側の測定データを車両右側にポイントとして置いていく。
NC切削なら機械任せで容易にできることだが、今回は手作業。
ポイントを置くためにその部分にクレイを盛る。なんだか岩とかにたくさんはりついたフジツボのよう。
IF-02RDS_R_ver_clay_03_02.jpg

ポイントまで荒削り。
IF-02RDS_R_ver_clay_03_03.jpg

一般面の仕上げ削り。
IF-02RDS_R_ver_clay_03_04.jpg

フロントカウルとフロントフェンダー。
IF-02RDS_R_ver_clay_03_05.jpg
IF-02RDS_R_ver_clay_03_06.jpg

ここで、イケヤフォーミュラさんからリクエストのあった、サイドポンツーン下側の造形変更。
ここにエアコンなどのホース類を取りまわしたいのでそのためのスペースを確保して欲しいとのことで、
それ用のふくらみを設ける。
IF-02RDS_R_ver_clay_03_07.jpg

ほぼ形になって、フロントフェンダー左右も合体。
とはいっても、この後の作業を考えて、また分離できるような構造になっている。
IF-02RDS_R_ver_clay_03_08.jpg

フロントウインドーの合せガラス越しに中の合板製のコアが見える。この珍しい光景ももうじき見納め。
クレイモデルなのだが、フロントウインドーはあるしリヤカウルもあるので、なんだかいつもとは違う感覚。
IF-02RDS_R_ver_clay_03_09.jpg
IF-02RDS_R_ver_clay_03_10.jpg
IF-02RDS_R_ver_clay_03_11.jpg
大きな塊としての造形はこれで出来上がり。あとは角Rや穴、凹みなどのディティール処理。



写真は全て、この作業をお願いしている NY Connect の内藤さん撮影。



先にガラスがあるって安心できていいな…。