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Aston Martin Valkyrie AMR Pro [車、カーデザイン、ミニカー]

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昨年8月日本に上陸したAston Martin Valkyrie AMR Pro(アストンマーチン ヴァリキリー
AMR Pro)。最高出力1000PS(!)、レーシングカーの各種レギュレーションに縛られない
究極のサーキット専用モデル、とのうたい文句です。


アストンマーティン・ヴァルキリーAMR Pro
https://www.webcg.net/articles/-/46780

5億円のアストンマーティンは驚きの連続 新型ヴァルキリーAMR Proが日本に上陸! https://www.gqjapan.jp/cars/article/20220806-aston-martin-valkyrie-amr-pro?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=onsite-share&utm_brand=gq-jp&utm_social-type=earned @GQJAPANより


ベースとなったヴァルキリーは、アストンマーティンのロードカーとして2019年に
そのプロトタイプカーが発表されました。車両コンセプトを策定したのはアストン
マーティンとレッドブル傘下のレッドブル・アドバンスド・テクノロジー、その後、
アストンマーティンとマルチマチックが開発する体制に移行しました。

ボディ構造は専用設計のカーボンモノコックを中心とするもので、ボディパネルなど
には全面的にカーボンコンポジットを採用。

エンジンを開発したのは、F1で長い実績を誇るコスワース。Vバンク角65度の6,500cc
12気筒自然吸気エンジンにより1014ps(1000bhp)を発生。
その発生回転数が10500rpm、最高回転数は11100rpmという超高回転型。
ちなみにロードカーのヴァルキリー(AMR Proが付かない)にはハイブリッド・システム
が搭載されていますが、このヴァルキリーAMR Proは軽量であることにプライオリティを
置いた設計のためハイブリッド・システムを採用していません。

スペックは下記のとおりです。

価格 $4,210,000(約5億8,000万円)
レイアウト ミッドシップ、後輪駆動
乗車定員 2名
エンジン V型12気筒 DOHC 48V 自然吸気 6,500cc
     最高出力 1014ps(1000bhp)/10,500rpm(最高回転数 11,100rpm)
     最大トルク 740Nm
トランスミッション 7速 シングルクラッチ シーケンシャル
全長 x 全幅 x 全高 5,004mm x 2,060mm x 1,008mm
ホイールベース 3,147mm
重量 1,1342Kg
0-60 MPH(0-100km/h発進加速)2.5秒
価格 $4,210,000(約5億8,000万円)
販売台数 全世界で40台限定(※すでに完売)

ありがちですが、この車も発表と同時に完売御礼状態です。


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俯瞰気味に見るとフロントフェンダーまわりの特徴がよくわかります。


こんな感じのアングルが全体に形もわかりやすいし、スリークに見えて好きです。
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つくづくすごい車だなぁと思うのですが、1点だけ、ここはちょっと…と思うところは
ヘッドライト。中途半端に小ぶりなものが無造作に埋め込まれていて、カッコ良くも
ないし、ありがたみのようなものも何も感じません。
ひどい言い方ですが、これひとつでぶち壊し…そんな印象を受けます。
もっと小型のユニットを横に並べるなどしてスマートにレイアウト出来そうに思えますし、
仮にこの車を企画している時点ではちょうどいいユニットがまだ無かったというのなら、
サーキット専用車ということで割り切ってデイライトみたいなものとして小さくて薄型の
LEDタイプ簡単に言うとフェラーリFXXみたいなものを置いてくれたほうが良かったな…
と思います。
まぁ、アストンマーチンとしてはそれらと似たイメージになるのは避けたいという気持ち
はあったとは思いますが…。 もっと前(2015年)に出した同じくサーキット専用車の
Vulcan(ヴァルカン:ものすごく好き!FRでロングノーズで超絶カッコイイ!)では
いい感じに小型のライト使ってたのにな…。
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ベースになったヴァリキリー(奥)とヴァルキリー AMR Pro(手前)。
AMR Proでは前後のウイングが大型になっていることがよくわかります。


ここからはベースになったヴァリキリー。
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ヴァルキリーのサイドビューと、上のヴァルキリーAMR Proのサイドビューを比べると
フロントフェンダーやそれにつながるサイドポンツーンに相当する部分、シャークフィン
など、各部が色々違っていることがわかります。
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ものすごく抜けが良さそうで効きそうなリヤディフューザー。意外なことに整流版と思しき
ものはありません。レギュレーションの制約が無ければこういうシンプルな造作できれいに
流せるということでしょうか。














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Valkyrieもすごいと思ったけど、これはまたさらにスゴイ…。




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Praga cars Bohema prototype [車、カーデザイン、ミニカー]

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昨年2022年12月、チェコのプラガ社が発表した車です。
日産 R35 GT-RのVR38DETTを700馬力/725Nmにチューンしてミッドシップに搭載、
価格は1億8,000万円程度、リクエストに応じて様々なカスタマイズ可能、89台の限定販売
とのことです。

Praga Bohema
https://pragaglobal.com/cars/praga-bohema/

作ったのは商用車メーカー! GT-Rのエンジン搭載! 
元F1ドライバーもべた褒めの1億円超ハイパーカー「プラガ・ボヘマ」って何もの?
https://autos.goo.ne.jp/news/webcartop-1020381/
(↑写真がものすごく沢山アップされてていいです)


Mark Harrison : CEO Praga Cars UK(プラガ社の社長:最高経営責任者)
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Juraj Mitro : Chief Designer(チーフデザイナー:主任設計士←多分スタイリストも兼任)
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スペックは下記のとおりです。

 エンジン位置 ミッドシップ
 駆動方式 後輪駆動
 エンジン 日産 VR38DETT 3,799 cc V6 ツインターボ(GT-Rのエンジンをチューン)
 最高出力 700馬力/回転数不明
 最大トルク 725Nm/回転数不明
 変速機 ヒューランド 6速シーケンシャル
 ホイールベース 2,770 mm
 全長 4,510 mm
 全幅 2,000 mm
 全高 1,060 mm
 車両重量 982 kg(軽い!)

付け加えると、カーボンモノコックにカーボンボディ。
ダウンフォースは250km/h走行時トータル900kgを発生。
ちなみに、ベースエンジンのVR38DETTはNISMOチューンで
 最高出量 600馬力/6800rpm
 最大トルク 652Nm/3600-5600rpm
ということです。

あまり知られてはいませんがプラガ社はチェコスロバキアの自動車メーカーで、
その歴史は想像以上に長く100年以上バイクや車を作ってきたのだそうです。
ただ、こんなスーパーカーを作るようなメーカーではありませんでした。
そのプラガ社が2012年に発表したのが下のPraga R1。

Praga R1 front
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Praga R1 rear
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このR1は今回発表されたBohemaよりも一回りコンパクトで、スペックは下記の通りです。

 乗車定員 1-2名
 エンジン位置 ミッドシップ
 駆動方式 後輪駆動
 エンジン ルノーF4R 832 1998cc直列4気筒DOHC
 最高出力 210ps/7250rpm
 最大トルク 220Nm/4500rpm
 変速機 6速セミAT ヒューランドJFR
 ホイールベース 2527mm
 全長 4144mm
 全幅 1800mm
 全高 965mm
 車両重量 592kg
 タイヤ フロント: 200/580R15
     リア: 265/610R16

乗車定員 1-2名 と記載されていますが、リクエストがあればそれっぽいシートみたいな
ものをつける…というつもりなのかもしれませんが、キャビンの大きさから実際には完全
にシングルシーターと思われます。
1号車は2012年に作られ、2013年3月から生産開始、サーキット専用車でした。その後
2016年にロードバージョン:R1Rを発表、販売しました。R1の価格は約1,500万円、
R1Rは少し上がって2,000万円前後だったと思います。内容からすると結構頑張った価格
設定ではないかと思いますが、それは旧東欧というところも効いているのかもしれません。



以下全て Praga Bohema。
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全体的に本格的でかなり凝った作りだと思います。
ただ、顔つき…特にヘッドライト周りの造作はあまり好みではなくて、どうもあまり
良く思えません。丸いヘッドライトユニットを今時使わなくても良さそうなものですが…。

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パッと見ただけでもかなりの部品点数の外装で、これを全部ドライカーボンで作ると
したら…、お安くなどできるはずないだろうなと思わされます。いくら旧東欧といっても。
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こんなところまで、丁寧だな…と思ったのは、このラッゲージスペース。
ボディサイドのリヤタイヤの前なのですが、ここにこんな専用ケースまで作っています。
リッドの裏側も、ラッゲージスペースの中(内側)も全部ドライカーボンと思われます。
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ここにこんな深さのあるケースを置くということは…、サイドラジエーターレイアウトと
思われるのですが、そのラジエーターはどう置かれているのか、そしてツインターボの
インタークーラーは? このあたりはぜひ知りたいと思いますので、シャシーレイアウト
に関する情報を探してみようと思います。



現代のレーシングカーそのもののシートレイアウト。かかとの位置がお尻よりも高くなって
いるであろうことがこのシートの形状と角度からうかがい知れます。
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ものすごい特殊な断面形状のステアリングホイール。太いところがやたら太い!
これきっとすごく考えられてて、手にフィットするような気がするので、握ってみたいな
と思います。
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メーターも操作系もシンプル。
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前作R1からひとまわり大きくなって、パワフルなエンジン積んで本格的なスーパーカー、
それもレーシングカーにかなり近い構成のものとなった新作Bohema(ボヘマ)。
価格は一挙に10倍近くに跳ね上がってしまい、頑張ればなんとか…、なんていうものでは
なくなってしまいましたが、それでも何でも、とにかくこういう企業が存続しているという
こと自体大したものだなと思いますし、こうしてこんな新型車を開発、発表出来るとは、
本当にスゴイ、すばらしいことだと思います。これからも注目していきたいです。













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好みかどうかはおいといて、これはこれですごい…。




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McLaren Solus GT [車、カーデザイン、ミニカー]

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昨年2022年8月に発表され、ちょっといいなと思っていたものです。
ゲームのグランツーリスモSPORTに収録されるバーチャルコンセプトカーとのことで、
その後モックアップと思しきものが作られ、さらにその後、サーキット専用モデルとして
25台が限定生産される予定で、その25台は全て売約済み(!)とのことです。

mclaren Solus GT
https://cars.mclaren.com/jp-ja/mclaren-solus-gt

マクラーレンの仮想スポーツ、840馬力V10搭載で実車化…『ソーラスGT』[詳細写真] https://response.jp/article/2022/08/28/361133.html

バーチャルワールドがそのまま現実に - McLaren Solus GT 誕生。サーキットで、その究極の没入感を https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000095758.html

マクラーレン『ソーラスGT』発表 McLaren "Sorus GT" announced
https://mcm0910.blog.fc2.com/blog-entry-377.html (動画有り)


上記 responce(レスポンス)の記事によれば、マクラーレンオートモーティブは8月19日、
アメリカで開催されるモントレー・カー・ウィーク2022に合わせて、McLaren Solus GT
(マクラーレンソーラスGT)を発表。
ソーラスGTは、ジェット戦闘機を思わせるスライド式キャノピーを採用し、コクピット
キャノピーが前方へスライドし、現れた開口部から乗り込む、まさにジェット戦闘機に搭乗
する感覚という。シングルシートを中央に配したコクピットを採用する。ドライビングシート
はオーナーの体型に合わせて型取りし、FIA認可のレーシングスーツ、ヘルメット、HANS
(ヘッド・アンド・ネック・サポート)を各オーナーに合わせて特注する。
エンジンは5.2リットルのV型10気筒ガソリン自然吸気で最大出力840ps、最大トルク66.3kgm。
最高回転数は1万rpmを超える高回転型。7速シーケンシャルギアボックスを組み合わせる。
少量生産の削り出しコンポーネントを使用し、車重は1000kg以下、発生するダウンフォースは
1200kg以上。0~100km/h加速の目標タイムは2.5秒、最高速は320km/h以上 とのことです。

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見てのとおり、元々架空の車ということで何となくそういうデザイン(やや非現実的)になって
いるな…と思われるところが散見されます。それでも、そういう車の中ではさすがマクラーレン、
ちゃんと現物:実車が作れるように感がられているし、それなりに意味のありそうなディティール
となっています。

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このプランビュー(上面視)が一番ゲームに出てくる車っぽく見えるかと思います。
個人的に好きな白ベースに黒い部分(恐らくカーボン:CFRPを想定)が使われていて、
それだけでもいいしw 本物のレーシングカーのようなスリーくなキャビン/ウインドシールド形状、
あとフロントカウルの形がいいですし、極細横長のライトも好み。もう少しノーズがフロントに
伸びててもいいかなと思いますけど。
全体的にマクラーレンの他の市販車とは少しテイストが違っていて、私の好きなピニンファリーナ
風(上品でモダンでエレガント)に感じられるところがあっていいです。
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この車も発売前に完売、すごいな…。




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新型クラウン2ドアクーペ計画 [車、カーデザイン、ミニカー]

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昨年、2022年7月15日に発表されたトヨタの新型クラウン。驚いたことに4つのボディ
タイプを用意しているとのことで、その第一弾となる「クロスオーバー」が9月1日から
販売されています。残る3つのボディもコンセプトモデルと思しきものが公開されている
のですが…、もうひとつ増えるかもしれない!というスクープを車雑誌のベストカーが
8月に記事にしていました。未確定ですが5番目のボディタイプはクーペとのことです。

私はその記事を最近Webで見まして、クラウンのクーペかぁ…、いいなぁ。と思いました。
子供の頃憧れたクラウン・ハードトップのことを思い出したからです。


bestcarweb.jp                   2022年8月30日 / スクープ
衝撃発表の新型クラウンに第5のボディ「2ドアクーペ」あり!? 2025年登場か!!?
https://bestcarweb.jp/news/scoop/496361?mode=short


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この予想図でも中々いい感じに見えるのですが、本当に出してくれるなら、もっと優雅に
カッコ良くなってほしい…、そう思います。


下の写真は子供の頃の私が憧れたクラウンハードトップ。1971年発売。
たま~に(中古車屋で法外な値段付けたのを)見かけると今でもちょっとキュンとします。

この頃のトヨタのセンチュリーを除く最上級車なのですが、当時のこのクラスの車としては
考えられないような角のとれた造形でとてもとても優雅で上品、モダンでカッコ良く見えました。

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開発を担当したデザインの責任者の方も、ものすごく良いものが出来たという手ごたえが
あったのでしょう、発表会で自信たっぷりにこの車のデザインについて語り、今後のトヨタ
デザインはみんなこうなります!(意訳)くらいのことを言ったそうです。(後年車雑誌の
記事で読みました)

リヤビューもモダンでステキです。
06_Crown_Hardtop_MS60_1971_25.jpg

当時シャレてるとされた(?)レザートップ。子供心に何が良いのかわからず、こんなこと
しないほうがいいと思っていました。すっかり大人になった今もそう思いますが、車自体は
とても良いです。
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そんな、会心の仕事が出来たとデザイン担当者達を喜びに浸らせ、子供の私の心をつかんだ
クラウンハードトップでしたが…、関係者の期待を大きく裏切り、クラウン全体(セダン、
このハードトップ、ワゴンの3つのボディがありました)としての販売実績はパッとしません
でした。そしてライバルの日産グロリア/セドリックに大きく負けてしまい、モデルチェンジ
サイクルも通常よりも短くされてさっさと次の世代のモデルになってしまうという、散々な
結果となりました。
当時の販売価格はゆうに100万円を超え(100万円を超えているのは同社のトヨタ2000GTとか、
いすゞ117クーペくらいしかなかったと思います)、そんな高額な車を買う層はもっとずっと
保守的で、もっとオーソドックスな角ばったデザイン、簡単に言うとキャデラックの小型版
みたいなのが良かったんだと思います。(メルセデス・ベンツなどはまだあまり意識されて
いなかったような気がします)

私が憧れたクラウンハードトップは長いクラウンの歴史の中で数少ない(もう1回あるw)
黒っぽい歴史の悲しみのクラウンでもありました。



ベストカーの予想イラストを見て、これも結構良いけどもうちょっと優雅さみたいなものが
欲しいな…、と思いまして先日の新型プリウスのリヤビュー別案同様、やっつけ気味に作った
のが下の画像です。
09_Lexus_LC_front_base_Prius_face_02_1200x800.jpg

はい、そうです新型プリウスの顔つきをレクサスLC に移植して調整しただけですw
そういう安直な構成なわりには案外いい感じになったかなと自分では思っているのですが、
どうでしょう? こんな感じで出してくれたらマジで欲しいな…、と自分では思います。

10_Lexus_LC_front_1200x800.jpg
こちらの写真がベースにしたレクサスLC。
新型プリウスと並んで今のトヨタ系でいいなと思うデザインです。カローラもいいですね。
スピンドルグリルは好みではないのですが、この車でようやく“モノにした”ように思える、
よくこの形をまとめ上げたものだな…と思います。他のレクサス各車はまとめ切れていない
というか、これのせいで悪い意味でとてもアクの強い顔になってしまっているように思えて、
他にもディティールのうるさいところなどが気になって…少々残念に思います。














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クラウン・クーペ、ステキなデザインで出てくれたらいいな…。



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新型プリウスのリヤビュー [車、カーデザイン、ミニカー]

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11月に発表された新型プリウスがとても良く思えて以前このブログでも取り上げました。

 トヨタ 新型プリウス発表        2022年11月18日
 https://ash-institute.blog.ss-blog.jp/2022-11-18

その時も書いたのですが、この新型プリウスで好みではないところとしてリヤまわりの
ことをあげています。
他は、特にフロントまわりとサイドビューはとても気に入ったのですが、このリヤまわり
だけはどうにも…、どうして素直に水平基調のままサイドに回り込ませてくれなかったんだろう?
個性を持たせようとして無理のある造形なんかしなければいいのに…。 そう思いました。

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それで、今年も無事に仕事納め…ということもあり、ちょっと簡単にCGで作ってみました。
「自然に見えるように、自分好みにまとめたリヤビュー」を。

これが発表された新型プリウス。
PRIUS_5th_04.jpg

そしてこちらが自分好みにまとめたものです。
PRIUS_5th_04_m.jpg

普通でつまらないと思われる方もいると思いますが、個人的には個性をつけるために
不細工にしてしまっては本末転倒もいいとこ、そんなことは絶対にしたくないと常々
思っているので、こういうオーソドックスなまとめ方のほうがずっと好ましく思えます。

あと、以前も書きましたが、インテリアに明るい色調のバリエーションも欲しいです。
発表された資料を見る限り黒っぽいのばっかりで、アクセント的に暗い赤系やシルバー
があしらわれていますが、全体的に暗すぎて…あまり好みではないです。


そういうわずかな気に入らない点はあるにはありますが、それでも新型プリウスは
全体的にはとても魅力的なので、こういう車にはたくさん売れてほしいと思います。
そうして、この車が沢山街中を走るようになって、車のある街の景色というものが
今よりも心地よく見えるようになったらいいなと思います。

リヤまわりのデザインに関しては、気が早いですが、マイナーチェンジででもこうなって
くれたらいいなと思います。先に買ってた人がまた欲しくなって買い替え…なんてこと
だって無い話じゃないと思うんですが…。
もしかして、それを見越しての戦略的デザインだったとしたら…、
ものすごく良いものを作って、一部だけちょっと残念ポイントをあえて入れて販売開始。
マイナーチェンジで満を持してその部分を本来のまとまりの良いものに変え、人気再燃。
前期型買った人でもまた買い替える人続出。結果、モデルライフを通じて大ベストセラー…。
そんな計画だとしたら、まさに「トヨタ恐るべし」でしかないです。














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リヤビューがこうだったらマジで欲しいかも…。



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トヨタ 新型プリウス発表 [車、カーデザイン、ミニカー]

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新型「プリウス」を世界初公開 2022年11月16日
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/38225564.html


かなり良いと思います。今までのプリウスで一番好みです。
特に顔つきとプロポーション、そしてサイドパネルがいいです。

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よくもまあここまで寝かせたフロントウインドシールドでOKもらえたなというくらい
に寝たフロントウインドシールド(フロントガラス)。
乗降性が―とか、頭上クリアランスが―とか、室内空間がー…とかいう声はきっと
あったと思います。ですがそういう声に迎合したりブレたりせずに、それらのことは
他のカテゴリー(ミニバンやSUV)にまかせて、潔く割り切って次世代のプリウスと
して気持ちよく近未来を表現しようと、単純に形としていいものを作った、そういう
事かなと思います。

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リヤまわりは…悪くはないですが、リヤコンビランプを普通にサイドにまわり込ませた
ほうが素直で良かったのではないかと思います。それでも全体的にはとてもいいです。

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リヤフェンダーの張り出し方も自然でいながら量感たっぷりでとてもいいです。
このあたりはマツダ3などもいい感じなのですが、マツダ各車は良くも悪くも
あのサイドパネル全体の抑揚というか、特徴的な造形で個性を持たせようとし過ぎ
な気がして…、個人的にはこちら(新型プリウス)のほうが自然に見えて好みです。
(ついでに言うと、あくまで個人的にはですが、ロードスターのリヤホイール前の
キャラクターラインはとても受け入れられません。あんなことしなければいいのに…)

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それから、これは何という名称なのかわかりませんが、オーバーフェンダーというか、
ホイールアーチにつく黒いフィニッシャー(化粧板)、これが良い効果を生んでいます。
これがあることによって少し離れて見るとタイヤが結構大きく見えます。
ここがボディカラーだとタイヤが(実際のサイズなのですが)小さく見えて、車として
貧弱に見えたと思います。古いコンパクトカーみたいに。
タイヤサイズは運動性能や操縦性、快適性、燃費性能などから総合的に考えて最適と
思われるものにしているのでしょうが、それが見た目として小さくてやや貧弱に見えて
しまう…、ありがちですがデザインスケッチとイメージが大きく異なってしまう…、
そうならないようにうまくカバーしています。
この手のパーツは一部のSUVタイプの車で、タフでごついイメージを演出するために
しばしば採用されていましたが、プリウスのような車でこれをこういう使い方をして、
ゴチャゴチャうるさく見えないギリギリのところでまとめてうまく効果を出せている
なと思います。サムネールなどの小さい写真ではその存在に気がつかないくらいうまく
なじんでいて全体的にバランス良くカッコ良く見えます。

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リヤクォータービューはフロントほどは完成度高くはなく…、特に下の画像のように
俯瞰気味に見た時にちょっとつらい、残念…。
マイナーチェンジでここ変えてくれないかな。(気が早い…)
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後ろはともかく…、総じて非常にシャープでモダン、完成度が高く、かたまりとしての
質感が良質なものに見えます。プリウスのように沢山売る車にこのデザインを採用した
ことに拍手を贈りたいです。
少し前にデビューした新型クラウンよりもデザインのクォリティはこちらのほうが上
だと思います。もっと言えば、今のトヨタのラインナップで一番いいかもしれない。
それくらい魅力的です。
豊田章男社長も「今度のはカッコいいね!」と喜んでいるようですし(先代のプリウス
に関しては、自分はカッコいいとは思わないとはっきり口にしていました)、トヨタの
デザインチーム、いい仕事したなと思います。

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インテリアも今風で十分魅力的です。個人的にはもう少し囲まれ感のある造形のほうが
好きですが、これはこれでいいと思います。ただ、カラーコーディネートとしては上面
以外がオフホワイトやベージュ系の明るい配色のバリエーションも欲しい気はしますが…。

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赤もいいし、シルバーも陰影がよくわかっていいですね。

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以下の3枚は日本国内では来年以降に販売予定のプラグインハイブリッド。北米など海外
ではこちらのプラグインハイブリッドのみを販売する計画だとか。その生産キャパシティ
から国内では遅れての販売開始になるのかと思われます。
一見したところ、普通のハイブリッドとの外観上の違いは無いように見えますがどうなの
でしょうか?

New_Prius_202211_PHEV_01.jpg

New_Prius_202211_PHEV_02.jpg

ルーフにはソーラーセルが埋め込まれているようです。
New_Prius_202211_PHEV_03.jpg



先代型はあまりにアレでしたので…、正直随分がっかりしたのですが、途中で追加された
プラグインハイブリッドでは制約がある中でかなり頑張って各部を修正して質感高めて、
通常版のほうもマイナーチェンジでそのいいところを反映して盛り返そうとしていたように
思います。でもやっぱり、基本的なプロポーションとかはどうしようもないものなので…、
今回のフルモデルチェンジは良いものになって本当に良かったなぁと思います。


イメージカラーと思しきカラーはこのASH(アッシュ)とMUSTERD(マスタード)という
ことなのでしょうか。ASHというとうちの会社名の最初と同じなので、それなりにちょっと
親近感がわかないことも無いのですが、個人的にはもっと薄いほうがいいなと思いますw
MUSTERDのほうも、その名前のとおりカラシ色なのですが、個人的には同じイエロー系
でももっと明るくてレモンイエローに近いほうが好みです。
もし自分が買うとしたら…、プラチナホワイトパールマイカ(?)、スーパーホワイトⅡ、
シルバーメタリックの順かなと思います。
インテリアは今のところやっぱり黒っぽいというか、ダークグレー系しか用意されていない
ようで、ちょっと残念。
New_Prius_202211_Technical_exp_01.jpg

パワートレーンは3種。プラグインハイブリッドシステム(2.0L)とシリーズパラレルハイ
ブリッドシステム(2.0L/1.8L)。どれも十分パワフルです。特にプラグインハイブリッド
システム(2.0L)のほうの 0-100km/hの加速(6.7秒!)がスーパーカー並みですごいです。
New_Prius_202211_Technical_exp_02.jpg

New_Prius_202211_Technical_exp_03.jpg

床下にあえて段差を設け~、というのはゴルフボールのディンプルと同じような効果
を狙ったものかと思います。フラットにつるつるにしておくよりも、小さな乱気流を
意図的に作ることによって大きな乱れを抑え、総合的な空力性能を向上させるという
事なのでしょうね。
New_Prius_202211_Technical_exp_04.jpg

New_Prius_202211_Technical_exp_05.jpg



最初のほうで書いたフロントウインドシールドがものすごく寝てることについて、
ランボルギーニ並みだなこれは、ということで並べてみたのが下の画像です。
上が新型プリウス、下がランボルギーニ・ウラカン。大きさのバランスも大体揃えて
います。こうしてみると本当にフロントガラスの角度はほぼ同じくらいということが
よくわかります。しかも、プリウスのほうがルーフの形状のおかげで余計に寝ている
部分の長さが強調されて長く見えます。
New Prius_&_Lamborghini Huracan.jpg
サイドウインドーのグラフィックスも、下端のラインが前側で跳ね上がるところとか、
全体的にちょっと似ています。


そしてもう一つ比較。
こちらはヘッドライトの構成が似ているフェラーリSF90ストラダーレ。フェラーリの
スペチアーレ(限定生産の特別仕様車)を除くカタログモデルとしては恐らく最高性能、
超高性能車ですw
フェラーリのほうはメインビーム類が上側でその点はプリウスと(多分)逆ですが、
点灯していないときのイメージはかなり近いです。(比較しやすくするためプリウスの
カラーは色相、彩度、明度など調整などしています)
New Prius_&_Ferrari SF90 Stradale.jpg
サイドのフロア側から跳ね上がるキャラクターラインなどもよく似たところがあります。


さあ、こうして見てくると…、新型プリウスにはフェラーリとランボルギーニに通ずる
造形がいい感じに詰め込まれていることがお分かりいただけると思います。トヨタのこと
ですからこれがとんでもない高価格になど絶対ならないと思います。世界一洗練された
ハイブリッドシステムを搭載した最新のプリウス。メカニズムとしても、スタイリング
デザインとしても、これはもうどう考えても、いかなる基準で考えてもバーゲンプライス
ということになるのではないでしょうか?
何だかすっかりトヨタの回し者のようなことを言ってますがw フェラーリっぽいとか
ランボルギーニっぽいとか、そういう事はともかく、この車が日本でも世界でもこれまで
同様に、いやこれまで以上に沢山売れたら、車社会の景色が少し良くなりそうに思います。
そしてそれはすごく嬉しいことです。








Stand wiyh Ukraine_セイタカアワダチソウ+Ash013_360x640.jpg
ポーランドに着弾したロシア製ミサイルはウクライナが迎撃用に発射したものらしい…
という事になってきてはいますが、もとはと言えばロシアがミサイルバンバン打ってる
のが悪いわけで、ウクライナを支援する気持ちに変わりはありません。

ウクライナがロシアを追い出して勝利して、全ての領土をとり戻し、
ロシアにきっちり賠償させて、平和を取り戻せるまで応援したいです。

We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.







新型プリウス、いいデザインになって嬉しい…。

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トヨタ2000GT 前期型と後期型 [車、カーデザイン、ミニカー]


Toyota 2000GT_前期型+後期型_横.jpg


昨日妻とランチに行った帰りにTSUTAYAに寄ったのだが、そこで私が車の本を見ていると
妻が寄ってきて「あそこにトヨタ2000GTのミニチュア売ってるよ。」と言う。

アシェット国産名車プレミアムコレクショントヨタ2000GT.jpg
(↑画像はメルカリか何かの出品物を拝借)

それはテレビでもCMしてる hachette(アシェット)の1/43シリーズで、妻に言われる前に
私も見ていたのだが、私がトヨタ2000GTを大好きなことをよく知っている妻が気をつかって
教えてくれた。

買わなくていいの?という表情の妻に
オレサマ「ああ、あれはおれの好きな後期型じゃなくて前期型だから要らない。」
妻「あぁ、前期型じゃねぇ。」
さも、それじゃあ要らないわね、当たり前ね、みたいな感じで流す妻。
私がトヨタ2000GTを好きなことをよく知っている妻だが、
前期型と後期型の区別など絶対についていないw
それは確かなのだが、こういう返し方をしてくれるところがいい。とても良い。
思わずクスッとするような遊び心のあるやり取りが楽しい。

日々入ってくるウクライナのニュースにつらくなってしまうほどなのだが、
妻のこういうところに少し救われる。


トヨタ2000GT の前期型と後期型の違いについては下の2枚の写真をご覧ください。

トヨタ2000GT 前期型(下の後期型と比較しやすいように写真を左右反転しています)
Toyota 2000GT_前期型_Toyota museum_flip.jpg

トヨタ2000GT 後期型
Toyota 2000GT_後期型_20090228.jpg
いくつかある前期型との違いの中で最もわかりやすいのがヘッドランプみたいに見えるドライビング
ランプの大きさ。後期型はグリルの上下幅に揃えてあってスッキリ上品。涼しげな眼もと。
前期型も好きなのはもちろんなのだが、比べるとどうしても後期型のほうが好み。

で、その後期型の1/43のミニチュアは、ここにあった hachette(アシェット)のものよりも数段繊細
緻密でクォリティの高い(価格も相応にお高いがクォリティがそれを大きく超えている)MARK43製の
ものを既に持っているので、よほどのことが無い限り他のブランドのものは欲しくならずに済んでいます。

妻は多分そのことはわかっていません。妻にしてみれば同じようなのを何台も買うやつ(オレサマのこと)
だから見つけたら教えてあげよう…というような認識のはずなので、今後も今日みたいなことはきっと
あるだろうと思われます。











aspark_owl_Ukraine_color+text_02.jpg
ロシアによるウクライナへの侵攻には、本当に毎日心が痛む。
やり方がひど過ぎる、外道にもほどがある。
ロシアのやり方がまかり通るような世の中にしてはいけないと思います。

ウクライナを全力で応援!
私達はみんなあなた方の味方です。
We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.





妻に感謝。そしてウクライナに平和を…。




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Gordon Murray T.33 [車、カーデザイン、ミニカー]

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Response 2022年1月31日
ゴードン・マレーの新スーパーカー『T.33』、1090kgの軽量ボディに615馬力V12
https://response.jp/article/2022/01/31/353757.html

Octane 2022年2月2日
キャビン内をあえてアナログにした理由は?|ゴードン・マレーの新型T.33を徹底解説!
https://octane.jp/articles/detail/8374

webCG
ゴードン・マレーが新型車「T.33」を発表! 鬼才が手がけた新たなハイパーカーに迫る
https://www.webcg.net/articles/-/45835

今年(2022年)1月27日、イギリスのゴードン・マレー・オートモーティブ(GMA)が前作 T.50 に
続く市販スーパーカー第2弾 T.33 を発表。

T.50 との違いは、マクラーレン時代に作った F1(まぎらわしいが本物のレーシングカーではなくて
こういう名前のロードカーのほう)同様のシートレイアウト、つまり3シーターではなくて、一般的な
2シーターであること、(ハンドル位置は左右選択可)、そして特徴的な空力ファンを装備していない
こと、その代わりにファンより簡便で画期的な新システム「PBLC」が採用されている、とのことです。

ISG付き4リッターV12は最高許容回転数を1,000rpm引き下げ1万1,100rpmとし、最高出力も
615PS/1万0,500rpmと、回転数が引き下げられているのであたり前に下がっています。
そして変速機には3ペダルマニュアルギアシフトに加え、2ペダルのパドルシフト仕様も用意。
このパドルシフトには多額の開発費を投入されたらしいですが、オーダーは数台の実だったらしい
という情報も入ってきています。そしてホイールベースはT.50より35mm延長され、やや“GT”らしい
性格付けがなされているようです。

シートの数は一つ減りましたが製造方法が変わったことなどにより、車両重量はわずかに増えて1090kg。
これでも現代のこの手のスーパーカーとしては十分に軽く、T.33より軽量なハイパーカーといえば、
事実上同社のT.50しかなく、パワーウェイトレシオは 1.77kg/PSとすばらしい数値です。

価格は T.50から100万ポンド近くも下げられましたが、それでも137万ポンド、つまり日本円換算で
2億円を超えますので、T.50よりは安価とはいえ超高価なことにはかわりないです。
そしていつものように発表と同時にほぼ完売とw

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無駄に大きくすることなど絶対にしない、装飾的なデザインもまずやらない、ゴードン・マレーらしい
デザインと言えます。(マクラーレンF1同様、スタイリング:意匠の実務は別の方が担当しています)
個人的には、サイドビュー、サイド気味のフロント及びリヤクォータービュー、それぞれのやや俯瞰
気味のアングルが最も魅力的に見えます。目新しい感じはしませんが素直な形状で好感が持てます。
ややおとなし目にも感じますがそういう点も悪くないです。
単純にスタイリングだけで比較すると、個人的には T.50よりこちらのほうがいいかなと思います。

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ただ、ライト類は…、ヘッドライトもリヤコンビライトももうちょっとやりようがあったんではないか…
そんなふうに感じます。変に凝ってバカっぽいデザインになってしまうよりはずっとマシなのですが、
それでもライト類のデザインによってより魅力的なデザインにすることも出来ただろうに…と思えて
ちょっとそこは残念です。

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インテリアはアナログメーターでかなりそっけない感じ。アナログであること自体はおいておくにしても
もうちょっと盛り上がる雰囲気づくりをしてくれてもいいんじゃないかな…、正直そう思います。
ステアリングのデザインも、え、これでいいの?という感じですし…。

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コスワースが同社のために作ったV12エンジン。マクラーレン時代に作ったロードカーのほうのF1の時は、BMWに頼んで当時BMWの手持ちであった乗用車用のV12をベースに6LのNAエンジンを作りましたが、それよりも小排気量でより高回転、最高出力はほぼ同等。これは何より魅力的です。
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発表したとたんに完売、作れば売れる。すごいな、つくづく…。





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装飾的ではなくて、それでいて美しい [車、カーデザイン、ミニカー]


01_シロアジサシ+ash013.jpg

装飾的でなくて、それでいて美しい。
必要なものしかなくて、それ自体が美しい造形をしている。
こういうことなんだと思う、自分が求めているのは。

更に言えば、比べるものもないほどに…ということになる。
しかしそれは本当に難しいことでもある。

こういう考え方だからいつまでたっても装飾的なデザインは苦手なんだろうな、私は。

でも、クジャクの頭の上の飾りとか、あれはあれでひかれる。
普通のクジャクもいいし、白クジャクも惚れ惚れする。
これは共感というよりも、自分に無い(思いつく事が出来ない)ものへの憧れに近いのかもしれない。
一部の鳥の飾り羽とか美しい長い尾羽とかは非常に心地よく見れるので、自分が装飾的なデザインへ
取り組む時の突破口というか、よりどころのようなものになるかもしれない…、そんなふうに思う。


下の写真は南の島などにいるシロアジサシ。私の大好きな鳥。
02_シロアジサシ_1.jpg

03_シロアジサシ_2.jpg

クジャクの事は普通に幼いころから知っていたが、あの頭の上の装飾を認識したのは大人になってから、
それも結構な年齢になってからだったと思う。
シロアジサシに至ってはそれよりもずっと後、10数年前にその存在を知った。
初めてこの鳥の写真を見た時の印象は
「はぁぁ、何とも美しい鳥がいたもんだな。シンプルに洗練されていて、ここまで美しい…。」
何か非常に共感のようなものを感じたのだが、その時はその理由がよくわからなかった。
今のような認識を持つのは少したってからのこと。そしてかわいいとも思うようになった。

04_ash013_rear_qtr_upper_over-up.jpg

自分で作った車、ASH013の画像(上、下)とシロアジサシの写真を見比べてあらためて思うのは、
白いボディと真っ黒な目…、何となく両者が似たものに思えるという事。
いつものオメデタイ感覚でもあるわけですがw
シロアジサシの画像を初めて見た時に感じた心地よさは、自分が作りたいものに非常に近いものを
見た気がしたからかもしれない。そんなことをあらためて認識します。

05_ash013_front_upper+logo.jpg


装飾的でなくて、それでいて美しい。
必要なものしかなくて、それ自体が美しい造形をしている。
更に言えば、比べるものもないほどに…。
それは本当に難しいことでもある。



※この投稿は8年前、2013年2月8日のものに加筆、修正を加えたものです。
 この2013年の秋、東京モーターショーでIkeya Formul IF-02RDS prototype が発表されました。
 IF-02RDSはここで取り上げたASH013をデザインソースとして開発されたものでした。




8年たっても…というか、8年位ではほとんど気持ちは変わらない…。




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Ferrari Daytona SP3 [車、カーデザイン、ミニカー]

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昨年(2021年)11月21日、フェラーリが発表した新型車、Ferrari DAYTONA SP3。
デイトナSP3はICONAシリーズ(これの前に発表されたのが Monza SP1 と SP2)の第3弾です。
世界限定599台が販売される予定で、すでに売約済みだそうです。いつもながらすごいですね。

Ferrari Daytona SP3 - Ferrari.com
https://www.ferrari.com/ja-JP/auto/ferrari-daytona-sp3

Response  2021年11月22日
フェラーリ史上最強の840馬力、『デイトナSP3』発表…最高速は340km/h以上  2021年11月22日
https://response.jp/article/2021/11/22/351562.html

GENROQ Web  2021/11/22
フェラーリ、Iconaシリーズ最新作「デイトナ SP3」のスタイリングを解き明かす
フェラーリの最新限定モデル「デイトナ SP3」デビュー! スタイリング編
https://motor-fan.jp/genroq/article/14576/

webモーターマガジン  2021-11-21
フェラーリがデイトナSP3を発表。6.5L V12エンジンと330P4の曲線美、そして現代デザインの融合
https://web.motormagazine.co.jp/_ct/17497618


スペックとしては、モノコックやボディパネルは全てカーボンコンポジット製なのは今や当たり前、
肝心なパワーユニットは812コンペティツィオーネに搭載された6.5L V12自然吸気エンジン(!)
をチューンナップして最高出力:840ps/9250rpm、最大トルク:697Nm/7250rpm。もちろん
ミッドシップで7速ギアボックスを介しての後輪駆動。ラ フェラーリのようなハイブリッドではないと。
最高速度は340km/h以上、0→100km/h加速は2.85秒、0→200km/h加速は7.4秒という動力性能。
詳しくは上記各リンク先サイトをご覧ください。

02_Ferrari_Daytona_SP3.jpg

自社の過去の人気モデルをモチーフにして現代的なスタイリングにまとめるという、他社がちょっと
うらやむようなやり方です。フェラーリくらいになると、ずーっとこれでやっていけそうなくらいに
年代ごとに人気モデルがあるわけですし、過去のあるモデルをメインモチーフにして他にもいくつか
の別のモデルの要素も加えて、なんてことも普通に出来てしまいますし、何よりレトロではないという
ところがいいです。

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フロントウインドシールドの形状などから往年の名車、330P3、330P4 などとの共通性が強く感じられ、
キャビンの幅も同じフェラーリのカタログモデルよりもかなりタイトそうです。

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下のプランビューを見た時に、あれ…?と思いました。キャビン後ろ側の"絞り"がどうも、こんなこと
しなくてもいいのに、と思ってしまったのですが、リヤクォータービューをよく見ると、どうやら
ドアの下側はダクト状に穴になっていて、フロントの下面から入った空気をここからも排出するように
なっているようです。
それでも、そのためにこの造形か…と思うと、ちょっと他にやりようが無かったかな…とは思います。

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リヤビューミラーはフェンダーにマウントされ、左右でわずかに位置が違うようです。(左が少し後方)
この位置のほうがドアミラーよりも視認性が良くて合理的です。レーシングカー風のイメージの演出と
いう意味合いもあるのかもしれませんが。



プランビューはちょっと、あれれ?とは思いましたが、過去の同社の名車のモチーフを使いながら、
2019年5月発表の SF90 Stradale や、昨年2021年6月発表の295GTB と通じるようなものを感じて、
この DAYTONA SP3 もかなりいいなと思いました。
フロントクォータービュー、サイドビュー、リヤクォータービュー、どれも良いです。

SF90 Stradale
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295GTB
10_Ferrari 295GTB.jpg

11_Ferrari 295GTB.jpg


リヤの特徴的なルーバーを使った処理はかつてのコンセプトカー、330P5と非常によく似た処理で…、
330P5 は私が最も敬愛するデザイナー、レオナルド・フィオラヴァンティ氏の傑作で、あらゆる車の
中で一番好きかもしれないくらいに大好きなのですが、このルーバー風の処理を DAYTONA SP3 では
フロントのコーナー部にも使っていて、それはちょっとなぁ…と思いました。ボディカラーが赤や黒
などの濃色ならそれほど気になりませんが、これが白系となると…一気にうるさい感じがして個人的
には好きになれないところです。

330P5
12_Ferrari_330_P5_white.jpg

13_Ferrari_330_P5_white_side.jpg

330P5 と 後に転用というか強い要望により強引に作られたAlfaromeo Tipo33 Marcury
14_Ferrari_330P5_&_Alfaromeo_Tipo_33_Marcury_m.jpg

330P5 オリジナルは上記の Alfaromeo Tipo33 Marcury に転用されて無くなるも、後年発見された
330P4のシャシーに日本人K氏の要望でピニンファリーナで再製作され、日本で展示された時の写真。
15_Ferrari_330P5_05.jpg

16_Ferrari_330P5_06.jpg
17_Ferrari_330P5_07.JPG

DAYTONA SP3
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20_Ferrari_Daytona_SP3.jpg

リヤの特徴的なルーバーを使った処理が、DAYTONA SP3と330 P5 とで、とても良く似ていることが
お分かりいただけると思います。
リヤはいいにしても、これをフロントに使ったのはちょっと…、私としては残念に思う点です。



そして更に言うと、白が好きな私としては珍しいことなのですが、この車に関しては白が良くない…。
そう感じました。フロントエンドがプランビューで見て案外たいらというか直線的なことになっていて
SF90 Stradale や、295GTB とは結構イメージが違いますし、ボディパネルの分割線も変に目立ちます。
白だとそういうネガティブな面がよりわかりやすく見えてしまって、これはちょっと…という感じです。

21_Ferrari_Daytona_SP3_white.jpg

22_Ferrari_Daytona_SP3_white.jpg

23_Ferrari_Daytona_SP3_white.jpg

ヘッドライト周りも、すぐ下側にカナード状の黒いパーツが付き、その下にルーバー状のフィンなど、
やりたいことが色々あってまとめるのにちょっと苦労したような、まとめ切れていないような…、
そんな感じに見えます。写真からはフロントのラジエーターグリルのように見えるところはダミーで
ほとんど空気を入れるつもりはないように見えます(多分サイドラジエーター)ので、なおさら、
それならもっとやりようがあったんではないかな…と思えてきます。ボディカラーが赤ならそれほど
気にならなかったのですが、白系だとなんともスッキリ見えなくて残念です。


シートは固定で、ドライビングポジションはペダルの前後位置とステアリングで合わせるようです。
ちょっとスパルタンですね。

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25_Ferrari_Daytona_SP3_interior.jpg



個人的な好みでないところもありますが、DAYTONA SP3、総じてかなり良いと思います。
自然吸気V12のミッドシップというところが他に代えがたい大きな魅力です。
フェラーリのV12自然吸気エンジンのミッドシップ、これこそ本当に最後かもしれません。

あくまで個人的な好みとしては、スタイリングは SF90 Stradale のほうが良かったかなと思います。
SF90 Stradale もドアの下側のキャラクターラインが後半で跳ね上がるところなど好きではないですが
全体的にはかなり良いです。フロントエンドがもう少し、50mmでも低ければもっと良いのですが、
それでも、かなりまとまりが良くてシャープでモダンで、涼しそうなハンサム顔でいいです。

SF90 stradale
26_Ferrari_SF90_stradale_front.jpg

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28_Ferrari_SF90_stradale_white.jpg

29_Ferrari_SF90_stradale_yerrow.jpg








現行フェラーリに魅力的なモデルがあるというのはいい…。




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