新規案件、流れてしまったけれど [Web、CG、スケッチ、デジタルモデリング、仕事]
つい最近新規案件が一つ流れてしましました。メールでは“ペンディングになってしまいました”
と伝えられたのですが、事実上なくなったということになると思います。それ自体は残念なことでは
あるのですが、この仕事は私が以前在籍していた会社で後輩だった方がクライアントに私を紹介して
くれたことからはじまった案件で、そのことがとても嬉しかったです。
当時、応募してきた彼を私が面接して入社してもらいました。
でも、残念ながら彼のスキルとポテンシャルに見合った仕事を当時の私はさせてあげられず、
そのことをずっと申し訳なく思っていました。
互いにその会社を退職してからもからはSNSで時々嬉しいコメントをくれたり、年賀状をくれます。
LinkedinとFacebookでもつながってくれています。
彼が私の家に彼女を連れて遊びに来てくれたことがあります。彼女にはちょっと変わったところがあり、
体質なのか車に乗ると眠くなってしまうのだそうです。そうなるとデートが成り立たなくなる。それで
移動はもっぱら電車を使うとのことで、その時も彼の車ではなく二人で電車に乗って最寄り駅まで来て、
そこから歩いてうちまで来てくれました。
うちは駅から決して近くないです。バスは一応通ってはいるのですが朝夕の1日4便くらいしかなくて、
しかも土日は無し(!)という困ったところなのでw タクシーも彼女の理由で使わないとなると
そういうことになるわけです。 不便なとこに住んでてごめんよぉ…。
私は待ち遠しくて猫を抱いてウッドデッキに出て到着を待ちました。目印にしてもらう意味もあります。
うちは小高い丘というか低い山の上にあるので、道中の半分くらいは上り坂です。自転車だと結構きつい
くらいの。そこを駅から二人で小一時間かけて歩いて来てくれました。
私はインスタントコーヒーを入れてリビングにお迎えしました。
で、10分もしたでしょうか、彼女の様子がちょっと…、
彼女には猫アレルギーがあって、その場に猫はいなかったのですが(ビビリばかりでみんな隠れていた)
反応が出てしまったようです。そうなるともう“撤退”するしかありません。
結局うちの滞在時間は15分も無かったように思います。
帰り、下り基調と言えどまた小一時間歩いてもらうのはちょっと…と思ったので、車で送りましょうか?
と言うと、是非お願いします!とのことでしたので、そうしました。
はぁ、短かったなぁw
家の写真は2003年頃のもので、ここに写っている白いほうの車で二人を二宮駅まで送りました。
穏やかで仕事はできて控えめで誠実な彼。女性にやさしい彼。私はそんな彼が大好きです。
下の画像は流れた新規案件の初期の打ち合わせでサンプルとしてご覧いただいたものの一連、その一部。
このパーツごとに分解した画像をクライアントのクライアントがとても気に入ってくれたようで、
話が進むように思われたのですが…、今回は残念な結果になりました。
また来てくれないかな、今度は彼のお子さん達も一緒に…。