リヤカウルインナーパネル成形(2016年10月上旬)IF-02RDS ロードバージョン開発経過 [Ikeya Formula IF-02RDS]
リヤカウルのインナーパネルもドアのインナーパネル同様、いくつかのパーツによって構成される。
実際にはドアのインナーパネルなどと並行して作業は進んでいるのだが、ある程度部位ごとに分けて
まとめたほうが見やすいかと思ってそのようにしている。
リヤエンドのサイドパネルを仮固定してホイールアーチ部を成形。
成形されたリヤカウルインナーパネル。
リヤコンビランプもぴったりおさまって、しっかりマウント。下面のプロテクションも兼ねる。
ホイールアーチ部が追加成形されたリヤエンドサイドパネル。
リヤエンドに付くエンブレムの位置はこんな感じで移動。ほぼ一個分弱。元のへこみは埋める。
1号車ではやや頼りなかったリヤカウル自身の剛性(シャシー剛性ではない。念のため。シャシー剛性は
十分分確保されていたことは言うまでもない)も、インナーパネルをつけることによって、思いのほか
向上した。リヤカウルの後半だけではあるが、一般面と大きな角度をなす面が追加されたのが全体の剛性
向上に大きく効いている。
写真は全て、この作業をお願いしている NY Connect の内藤さん撮影。
剛性が高いのは何かといいもの…。
ドアインナーパネル成形(2016年10月上旬)IF-02RDS ロードバージョン開発経過 [Ikeya Formula IF-02RDS]
ドアのインナーパネルの各パーツが少しずつ成形されていく。
ドアインナーパネルの本体、最も大きな部品となるもの。
ルーフ側に付くパネルと下面のサービスホールをふさぐサービスリッド。
ルーフ側にセットしてみたところ。
その状態で下側から見たところ。
穴が開いたところはインナードアハンドルやキャッチロックなどの取り付けのためのサービスホール。
外から見れば1号車と大きさ以外はそれ程変わらないように見える、2号車のドアアウターパネル。
ドアとフロントカウルをメインの成形型にセットして、キャビンの成形のための準備を行う。
これらのインナーパネルは私の作った設計データには無いもの。全てNY Connect の内藤さんが構想、
造形から型取り、成形までやってくれている。しかも元の設計の悪いところは直しながら。色々な
ことを考えながらものすごい工数を迅速にこなしていただいていることになる。至らないことだらけで
申し訳なく思う。
別の見方をすると、こういう仕事はこういったスキルの高い人がある程度自由にやれるようにして
おかないと効率よく進めることなど出来ないだろうな…とも思う。
写真は全て、この作業をお願いしている NY Connect の内藤さん撮影。
ドアのインナーパネルだけもでもこの部品点数…。