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前後カウル建付け(2016年11月中旬)IF-02RDS ロードバージョン開発経過 [Ikeya Formula IF-02RDS]

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前後カウルは1号車同様こんな感じに大きく前後に開く。
純粋に機能的なことを考えればこれとは違うもっと合理的な方法もあるのだが、やっぱりこの開き方が
印象的でカッコ良く思えるので、ちょっとレイアウト的に苦しいにも関わらずこうした。

フロントフェンダーもセット。
IF-02RDS_R_ver_25_02.jpg

フロントフェンダーの分割線は、フロントフェンダー全体が形状変更されていて大型化していることも
あって1号車から少し修正されている。 とはいえ、多分並べて比較しないと違いはわからないのでは
ないかと思う。
IF-02RDS_R_ver_25_03.jpg

フロントカウルとフロントフェンダーを結合した状態で開閉。
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フロントフェンダーのロワー側の内部。サブフレームとマウントブラケット。まだ位置出しのための
仮組みで、溶接も点付け、仕上げもしていない状態。本溶接は再度イケヤフォーミュラさんできっちり
やっていただくことになる。
IF-02RDS_R_ver_25_05.jpg
ホイールハウス内に空気がたまらないように後方にエアアウトレットが設けられている。
このあたりの構成は1号車と基本的に同じ考え方。


リヤカウルのヒンジステー。この下端部は、ギヤボックスの上に設けたサブフレームに設置されるヒンジに
つながる。この構成は1号車と変わらず、整備性などを考慮したわずかな修正が入るのみ。
IF-02RDS_R_ver_25_06.jpg


3Dデータで設計するようになって、随分色々なことがわかりやすくなって、想像もしなかったとんでもない
ことは起こりにくくなったのだが、それでも現物になってあらためて認識するまずいところとかはポロポロ
出てくる。そういうことがなるべく無いように色々考えて、予想される危険は先回りして対策するように
しないとなのだが、なかなか、そう簡単にはいかない。
だんだん形になってきて、そのこと自体は嬉しいのだが、“ああ、ここはもう少しこうすれば良かったかな…”
とか、思うことも多い。そういうときに自分の能力の低さを痛感する。そしてそんなことがしばしばある。



写真は全て、この作業をお願いしている NY Connect の内藤さん撮影。



だんだん形になってきて、嬉しい気持ちと複雑な気持ちと…。